あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2018年1月1日(月)【マレーシア】スレンバンまで

New Year's Day

昨夜は1時半頃ホテルに戻って寝たわりにはまあ普通の時間に起きられたと思う。

街を歩いていてもたま~に見掛けるこのやまぶき色の自転車。

自転車シェアリング。やってみたいけれど単純に東南アジアの大都市で自転車乗るの怖い。危なそうで。

パサールスニ駅の、いつもいる猫。ごはんをもらい慣れていて、とても人懐っこい。

LRTでどこかへ行こうかと思って駅の入り口まで行きかけたものの、そんなには時間がないことに気づき引き返す。

さっきの子が女性からごはんを貰っていた。

チャイナタウンへ。

アーケードのあるペタリン通りまで行く前に左折、名前のない裏路地を行くとTun Tan Cheng Lock通りとの角にそのロティチャナイ屋さんはある。

牛肉粉の「新九如」の隣。

まずはテタレッ。

そしてロティチャナイ。

ここのカレーが本当に好み。味の濃さもちょうどよくて大好き。

ロティチャナイのたね。

食べ終わって店を出ると、ムスリムのお母さんたちもロティチャナイをオーダーしていた。

「Restoran Halim」、以前も一度来たことがあった。

お隣の「新九如」。ここでも以前食べたことがある。

ここからは街歩き。

ここのホーカー毎度気になるんだけれど、まだ行ったことないなあ。

廟に気づいた。

間口は狭いけれど奥行きは結構ありそう。

「仙四師爺宮 Sin Sze Si Ya Temple」。

4柱の神様が祀られているのかと思ったら、仙師爺さんと四師爺さんという二人の神様が祀られているらしい。KL最古の廟とも書いてある。建立したのはKLの歴史によく名前の挙がる錫鉱山の大富豪葉亜来(ヤップ・アロイ)だそう。

参考記事

zh.wikipedia.org

入ってみるとやはり広い。ショップハウス街は内側がぽっかり空いていることが結構ある。その裏庭は部外者はなかなか見る機会がないけれど、廟だったり、駐車場になっていたりすると入れる。

新年のためか普段からこうなのかとても賑わっていた。

お堂の前の祠に近づいたら上からパラパラ何かが降ってくる。

飾りだと思ったら渦巻線香だった。灰がパラパラ落ちてくる。

祈りの光景が大好きだ。タイでも寺院や祠の前を通り過ぎる時に老若男女問わずそっと手を合わせていく光景を見掛けるとその日が輝きを増す気がする。

通りに戻る。

セントラルマーケット脇、Jl. Hang Kasturiを通り抜ける。

観光客に人気の通りだけれど整備されてしまっていてショップハウスを眺めて歩くような楽しみはもうないなあ・・・。

うわぁ、メイソウでもない何かがあるよ。

この辺でもうチャイナタウンは終わり。(私の中の区分。)

クロックタワーと噴水のあるMedan Pasarに来た。

いつ来ても南アジア系の人たちがセルフィーではしゃいでいる。

【2023.05.08追記】今思えば近くにリトルインディアがあるので自然なことだった。

この広場にあるホテルに以前泊まったことがある。もう2013年のことか・・・昔話だね。

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その脇を抜けるとクラン川沿いにマスジッドジャメMasjid Jamek用ビューポイントがあった。

あちら独立広場方面。

今までこんな風にマスジッドジャメを見晴らしたことあったかな?と思って過去の画像を見返してみたら、以前はこの辺に街路樹がもっとあったみたいだ。

マスジッドジャメ駅下。結構な回数KLには来ているけれど、ここから先は未知の世界だったりする。

LRT、Jl. Tun Perakと交差するLebuh Ampang。

そのLebuh Ampangへ行ってみた。

おっとリトルインディア。

今まで私がリトルインディアと認識し行ったことがあるのはKLセントラル駅近くのブリックフィールズだけ。

大好きな雰囲気。ただひたすらに懐かしい雰囲気。

何度かインドに行った後こうしてリトルインディアを見ると、横の細い路地の売店の佇まいは遠いoriginを忠実に再現していると思う。

秩序立ったバンガロールあたりなら、マレーシアやシンガポールのリトルインディアで既に十分疑似体験できていたんだなと今更思う。

でもこの通りは短くて、すぐに無機質オフィス通りにぶつかってしまったので、引き返す。

何気なく迷い込んだLebuh Ampangだけれど、この後路線バスを使うにあたりこの地名はとても役に立った。どういう区域分けかはわからないけれど、ここより北のエリアでは、このLebuh Ampang行きというバスを何本も見かけた。ちょっと離れた辺りからチャイナタウンに戻ろうとするなら、このバスに乗れば確実にこの辺には帰ってこられることが保証された。(実際翌日何度か使った。)

Lebuh Ampangをもう一度。

大通りに戻る。

Menara OCBCOCBCタワー)。

この辺は金融街で、隣にはCIMBのビルもある。CIMBビルには巨大なマスコットのタコさんが乗っかっていたんだけれど、今はもういない。(余談ですが、CIMBはマレーシアのCommerce International Merchant Bankという銀行だけれど、ネット上では「Cina India Melayu Bank、マレーシアを象徴する銀行Yeah!」なんて言ってるMemeを独立記念日近くになるとよく見かけます。ってOCBC関係ないし・・・。)

そのOCBCの手前の細い路地Jl. Melayuがまたパサール。

フルーツ屋台で、ミントの浮かんだレモン水が目に留まって買った。

そんなに甘くなくて美味しい。ささやかな涼を楽しむ。

あっ、BNEここにも来たんけ!

参考記事

ja.wikipedia.org

ムラユ通りだけれどここもリトルインディア要素いっぱい。

そして横道へ入ればインディアモスク(Masjid India)へ。

マスジッドインディアに来ました。

この先ローカル感満載!そのまま進んで行きたいけれど今日は午前中しかここを歩けない。

KLタワーが見える。

戻ろうと振り返ったら、さっき通ってきたマーケットにはなかなか立派なファサードがあった。

一軒のTシャツ屋さんで黒にゃんこにメロメロに。

RM10の激安メモリ。安物買いの銭失いだった。

誰?落書きしたのは!

さて、マスジッドジャメに戻ってきました。

髪や肌が見える観光客向けの衣装。マスジッドジャメは赤なのね。

モスクの別棟に暮らしの気配。Adorable。

KLの起源であり、歴史と暮らしを見つめてきた二つの川の交わるところ。

マスジッドジャメ脇の建物は、似たデザインで二棟に分かれているけれどどちらも気合いの入った古めかしさ。

廃墟・・・なのかな?

にゃんこたちはのびのびと。

一応地図には建物名があるけれど・・・。

おっと!マジで?

知らなかった。ゴンバック川に架かる歩行者用の橋、いつできたんだろう。前からあった・・・っけ・・・?これで独立広場側にあっという間に出られる。

マスジッドジャメの白亜のドーム。

橋を渡る。

橋の一番盛り上がった部分に来るとマスジッドジャメもさらによく見える。

橋を渡った。

広場の向こうにセランゴールクラブの建物。

昨日のカウントダウンの後片付け中の模様。

まだ車両通行止めが解除されていなかったのでいつもと違った感じでBangunan Sultan Abdul Samad(スルタンアブドゥルサマドビルディング)を見る。

いつ見ても美しいなあ。この建物で初めて「ムガール様式」という言葉を知った気がする。

カウントダウンマラソンがあったらしい。

みんながこぞって写真を撮る「I♥KL」のオブジェ。

この建物もよく見たらきれいだなあ、シティギャラリーだそう。

こちらはテクスタイル美術館。

Lebuh Pasar Besar。あれー?

以前ここには古いショップハウスが並んでいたんだけどなあ・・・。

川の両脇のショップハウスは取り壊されまたは塗り直され、橋は広げられてこの「Kuala Lumpur(泥の川の交わるところ)」を眺めるポイントになっていた。

あの壁も真っ白に・・・。

川岸も、遊歩道になるのかな?

下流側を振り返ると、こちらもまた遊歩道ができているようだった。

Medan Pasar前に戻ってきてほっとする。

セントラルマーケット方面は混んでいるので避ける。

ここはさっき訪れた廟の裏口だ。

旅人の勝手な感傷と願望だけれど、このたたずまいはいつまでもいつまでも残って欲しいなあ・・・。

昨夜FBで突然気づいた。JBのK君が親戚を訪ねKLに来ていることを。即座に会うことになった。今日はなんでもキンララという駅の近くにいるらしい。

というわけで、物凄い思い込みのままパサールスニ駅からLRTのPutra Heights行きに乗った。

私もその席立ちたい。

彼女はすぐに降り、KLセントラル駅以降は車内もガラガラだったので心置きなくかじりつき。

TMタワーが見える。もうすぐケリンチ(Kerinchi)駅。

白いモスクはここらしい。

あんまり駅は気にしてなかったのでどこなのかは覚えてません。(多分これがKerinchi駅。)

(多分KL Gateway University駅。)

私のLRTの印象は、路線が自由自在にクネクネしているなということ。

あれに見えるはTenaga Nasional(国営の電力会社)のビル。

タマンジャヤ駅と、その奥にCelcomの新しい本社社屋。

(多分アジアジャヤ駅。)

この湖はTasik Aman。

Taman Paramount駅。

遠い昔ここに来たことがあった・・・。

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どこか地方から出てきてKLで働く人の多くは、こういうところに借りたり、こういうところに一軒家やタウンハウスを求めたりするんだろうなあ・・・。

Taman Bahagia駅。

Taman乱発で、なんか日本でいうニュータウンの「~台」とかそういう感じ。

クラナジャヤ駅。

ほんとくねくねし過ぎだと思う。

車両基地があるらしいLembah Subang駅。

島式ホームだったりドームつき対面式ホームだったり忙しい。駅によって出口がころころ変わり過ぎる気がする。

 

攻めのデザイン、Evolve Concept Mallというらしい。

大KL圏はどんどん広がっていく。

で、この辺で多分ミスに気づいたんだろう。この先数駅分写真がない。

目指すKinraraという場所はこのクラナジャヤ線ではなくスリペタリン線の駅で、パサールスニからではなくマスジッドジャメから乗らなければならなかったのだ。

気を取り直してTaipan駅。

人口密度が低くなり、高級そうな住宅地開発中!といった感じ。

はい、終点プトラハイツ Putera Heights駅に着きました。

引き返すよりここからスリペタリン線に乗り換えた方が早そうだった。途中下車してタクシーだったら10分ちょっとで着いたようだけれど、不案内な場所では危険と判断。K君もゆっくりでいいというので安全牌。

目指す駅はKinrara BK5。

こちら沿線もタウンハウスいっぱい。

工場がいっぱいあったり、AEONがあったりと栄えている土地だった。でも途中の写真がごっそり消えている。さっきリトルインディアで買った大容量メモリが思いっきり不良品で、この後夕方ホテルのPCでバックアップしようとしたら画像がたっぷり消えてしまったのだ。WiFiにつながれていないこの時間帯の分はGoogleフォトにバックアップされていなかったようだ、残念。
【2019.01.03追記】・・・と思ったら。1年の時を経てなぜか急に、最近新しく買ったスマホにいろいろ移行作業をしていたらその時消えたはずの画像が浮かんできたのだ。不思議!!

というわけで以下赤字は復活写真たち。

乗車。

Puchong Perdana駅前のモスク。

近づくとフローティングモスクだった。

この辺りは全体的にPuchongというエリアらしい。新興の街の趣。ちょっと古くなったショップハウス、工場、モールが整然と並んでいる。

でかイオン。

復活画像ここまで。

Kinrara BK5駅到着。

K君が待っていてくれた。

久々だなぁ若者よ!3年半以上ぶり。しかも日本語めっちゃうまくなっていて、ほぼ日本語で会話ができた。たった3年で!!バハサに英語にマンダリンに福建語に、キミは一体何ヶ国語話せるようになるのか・・・。

シンガポールで働くK君は明日から仕事ということで今日中にJBに帰らないといけないので、帰り道沿いのスレンバンに行ってもらうことにした。そこからなら私は電車でKLに戻れる。

なんとプチョンにはパビリオン2ができるらしいですよ。

南北ハイウェイを南下。途中で雨が降ってきた。

視界が悪いほどの大雨になり対向車線では事故現場2回目撃。関西でいうところの「脇見渋滞」が発生するのか、事故のたびにこっちの車線も渋滞した。

この先iPhoneの写真はバックアップなし。

再会してから約50㎞、ヌグリスンビラン州スレンバンに到着。K君はいつもググって自分も行ったことないけれど人気のお店を探して連れていってくれたものだった。今回もスレンバン名物の麺料理「老鼠粉」のお店に。

ここ。「Yi Poh Noodles(本店)」。

午後遅いのによく混んでいた。

スープとドライがあるそうだ。

Wheat Grassジュースにした。Kくんが、これはサラワクから来たものだという。
【2021.05.10追記】確かに今まで飲んだこの緑汁はいつもサラワクだったかも・・・。

そしてこちら、私が選んだドライ。叉焼と甘い醤油ダレで美味しい。でも老鼠粉ってもっとぶちぶち短い麺だと思っていたんだけどなぁ。

K君が写真撮るならこうしなきゃ、と。

K君の方は内臓入りスープ版。

なんだかおいしそうだったのでエノキの天ぷらも。これがカレー粉味で美味しかった。

この後もう一軒、「芙蓉焼包城(Empayar Seremban Siew Pow)」という、スレンバン名物焼包だけでこんな大きなお店構えちゃいました、というお店に連れていってもらい焼包を買って食べたけれど、この間iPhoneWiFiにつながることはなく、画像なし・・・。


テザリングもマメにしようと誓った新年でした。

【2019.01.03追記】が、こちらの画像も復活。

郊外の山の中にある、お城のようなお店でした。

K君にはKTMのスレンバン駅まで送ってもらった。次に会う時までにはヨメを見つけておくんだよ、とBBA的お節介でお別れ。

KTMプリペイドカードを持っていたのでそのままホームへ入る。

ちょうど入線してきた列車があったが逆のタンピン行きだった。

階段を渡って上りホームへ。

今まで何度も通り掛かった駅だけれど、乗車するのは初めてだ。

現在16:20、やったちょうどのがあるじゃん!と思ってよく見たら14:20・・・どう解釈すればいいのだろう。

結局20分後くらいに1本KL方面行きが来たので乗った。そこから約1時間半、最初は座れなかったけれど途中たくさん人が降りた駅があり、座ってKLセントラルまでうとうと旅。写真は何枚か撮ったけれどみんな消えてしまった・・・。
KTMプリペイドカードの残高が足りず、ゲート前で精算できるのかと思ったら、一旦ゲートを出てチャージしてこいと言われる。これじゃ出放題じゃないか・・・性善説。大人しくチャージして、戻ってタッチ。

こちらも復活画像。

さて、戻って少し部屋で休んだらまた我がホームチャイナタウンへ。(この時ホテルのPCでバックアップを取ろうとした画像がごっそり壊れてしまう。)

また停電してる。

ワンタンミーの老舗「冠記」に入った。

いつもめっちゃ混んでいるけれど、雨のためか元日のためかすいていた。

中国茶は売り切れとのことでさとうきびジュース。でもそんなに激甘でもなく。

前回スープで失敗したので(美味しかったけれど)、今回はドライで。お客さんもだいたいドライを頼んでいる。そして美味しかった。

そのままHang Lekir通りを突き当たりまで。この辺には夜は楽し気な屋台がいっぱいあって、でもだいたい食後に来てしまうため食べたことがなかった。

それになんとなく、大勢で食べる系の料理が多いような気もする。

その中で「薄餅」のお店に目が留まった。

2本で1パックとのことで、オーダーし席に着く。

さっと茹でた野菜を包んだ春巻き、いわゆるポピアの一種だと思う。そういえばタイでもこういうのをポピアというと最近知った。

ちょっとしたスナックとしてちょうどよかった。他の席も空いているのに敢えて相席にしてきた華人のおばちゃんから「美味しいか?」と乱暴な感じで訊かれて困惑する。

チャイナタウンの昔からある愛想の少ないお姉さんのフルーツ屋台で赤ドラゴンフルーツ、ビタミン補給。

バンコクの元同僚Kさんから今何してるとLINEが来たので送った画像by LINEカメラ。

早目に就寝。

■Stay:Hotel GEO