あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

ムグンファ号とKTX-山川、古都慶州日帰り旅(+ちょっとだけ海雲台)

※店舗・価格等の情報は訪問当時のものですのでご注意下さい。

2024年1月27日(土)

 

朝7時起床。7時でもまだ暗い。程良く暖かい部屋で窓際の冷気が心地良い。

松島(ソンド)方面の高台と斜面の町。

釜山駅に見えたナイトステイ編成。

眼下のヨンジュ洞バス停。土曜日のオフィス街の朝は遅い。

出掛ける支度をして2階のレストランへ行ってみた。東横インお馴染みの朝食ブッフェは釜山でも健在。内容はだいたいわかっていても、ついどんなローカルメニューがあるかなと覗いてしまう。

こちらはオデン。

お粥もあった。

キムチ類も豊富。

結局いただいてしまう。(ただし、外のご飯が大容量の韓国ではできるだけ胃は空けておいた方が良い・・・。)

凛とした冬の空気の中、中央大路を釜山駅へ向かう。

釜山駅近くのチャイナタウン。

朝早く、まだ静か。

蘭州牛肉麵。日本でも一時期ブームがあったな。

釜山駅から地下鉄1号線で出発。

釜田界隈と釜田市場

釜田(プジョン)駅到着。初めて降り立つ駅はどこだってワクワクする。

広い構内、地上を目指し歩く。

釜田駅の地上に出た。

典型的大都市の郊外というかベッドタウン感。

このビルなかなか凄い。オフィス?アパート(マンション)?ベランダはないけど内側にあるかもしれないし、わからない・・・。

足元には商業施設。

国鉄(韓国鉄道公社)の釜田駅方面へ向かって路地に入る。

駅前には、釜田市場という大きな市場があるらしい。屋台が休んでいる。市場の気配がする。

平屋の長屋状の店舗が見えてきた。最初ここが釜田市場かと思ったが、まだ手前だった。

午前8時過ぎ。市場の町の朝は早い。

揚げ物のお店。

こちらは仏具屋さん。

大通りに出ると、プジョンシジャンと書かれた大きな建物が現れた。ここが釜田市場だ。

釜田市場

釜田市場

地図を見ると相当大規模だ。今日は通り過ぎるだけだが、いつかここで半日くらい過ごしてみたい・・・。

外側も市場。

釜田市場

屋内も市場。

釜田市場

アワビたち!

ここも傾斜地なのか。途中鮮魚市場へ下りていくスロープがあった。

なんでもあるぞ。豊かな市場だ・・・。



釜田市場



あちらは鉄道の釜田駅方面へ出る出口だ。

またこの魚だ。デカくて模様も怖い。

ここも坂道だった。振り返るとだいぶ下っていた。

表へ出た。

市場の周囲を囲む店頭。

交差点を渡り振り返る。市場の建物はこんな外観だった。

釜田駅!

そして、KORAIL(韓国の国鉄)釜田駅!

釜田駅入り口

駅の近くにあった銭湯。後ろのアパート(マンション)の方が絶対に後で来ただろうという位置付け。

釜山 釜田 銭湯の煙突

反対側にも銭湯・・・と思ってよく見るとモーテルだった。

エスカレーターで駅構内へ。「のりば」!

外を見ると、釜田駅は広い。機関車が一台走っていた。

今日私が乗るのは「ムグンファ号」だ。知る人ぞ知るムグンファ号・・・「水曜どうでしょう」好きの方ならお馴染みの韓国の在来特急。この列車は釜山駅から出ておらず、ここ釜田が始発駅だった。

待合室でひとまず待機。

近郊列車には自動ゲートがあるようだが、長距離特急はプリントアウトのチケットやスマホで購入した画面を用意して直接列車に乗り込んでいいそうだ。

これは私のクソデカチケット。ネットで予約しコンビニのプリントサービスを利用した際、うっかりA4いっぱいにプリントしてしまった。

ちなみに、予約はKORAILのページから日本語で簡単にできた。あまりに簡単すぎて何か間違えていないか心配になった。

https://www.letskorail.com/ebizbf/EbizbfForeign_pr16100.do

KORAIL ムグンファ号予約

日付、駅と列車種別を選択、次に列車を選択・・・と指示通り進んでいけば特に何も支障はない。最後にクレカで支払いをするだけ。

釜田から慶州まで6,800ウォン。カードの引き落とし額は768円だった。安い・・・!

ただし座席はランダムで指定され、希望の座席指定をするような画面は出なかった。1号車5番は幸い窓際だったが、始発駅の時点で周囲の自分と近い若い番号の席の一人旅乗客は全員窓際だったので、もしかしたら窓際から割り当てられていくのかもしれない。(推測です。)

ムグンファ号

特急のムグンファ号・ITXは5・6番線だそうだ。

外を見ると、もうムグンファ号(左)は入線していた。(というか元からそこにいたのかもしれない。)

ムグンファ号を間近で見たくて、出発15分前に開場と知らずホームへ下りていってしまった。(奥の自動改札は近郊列車用。)

ご対面!パンガプスムニダ~!お隣にもKORAILカラーのもう一編成が停まっている。

釜山 釜田駅のムグンファ号

トンヘ行き。この列車で間違いなさそうだ。

ホームの自販機にキティちゃんを見つけた。

誰もいないホームで存分に堪能していたら、駅員さんというか職員さんに話し掛けられた。事情を知らない外国人がまだ当分出ない列車を寒いホームで待っていると思われたか。チケットを見せると、身振りも込めて「15分前になったら開く」と教えてくれた。わかったことが嬉しくてマスクの中でニヤニヤしてしまう。

さて、待合室に戻りコンビニでおにぎりを買った。おにぎりというか・・・「三角キムパ」と書いてありますね。全州式ビビンパ味らしい。

さて、そろそろ15分前と思いホームに近寄ってみたら入れなくなっていた。

あ、書いてあるじゃん。気づかなかった。

出発15分前、乗車開始。

自分の席は1号車の5番。2列目の右側窓際の席だった。良かった・・・通路側じゃ味気なさすぎる。

北上する1号車は機関車のすぐ後ろ、先頭車だったのだが、ホームが左側にも関わらず左側のドアが開かない駅があり、下車の際は後ろの車両から出るよう掲示されていた。

発車間近でも隣には誰も来なかった。

クソデカチケットと三角キムパ。隣に誰か来る前にいただいてしまおうかと包装をちょっと開いた瞬間、韓国海苔がパラリと散った。このまま開けたら膝やシートを海苔だらけにしてしまうと思い開封は諦めた。

ムグンファ号の小さな旅

朝の光の中、出発。ディーゼル機関車の加速音が心地良い。

ちなみに、ムグンファ1682号の停車駅は以下の通り。

ムグンファ1682号 時刻表

しばらく続く、大都市近郊の風景。

近郊列車の駅をいくつか停車せず通過する。

日本でいえば団地のような、画一的な集合住宅の群れを見る。本当によく見る。日本でいうマンションだが、韓国ではアパートというそうだ。日本よりだいぶ小さい国土面積、しかも大部分が山がちな地形、でも人口は5,000万人を超える・・・それはもう都市部では集合住宅を造らざるを得なくなりますね。

よく見ると「現代」と書いてある。他に「LOTTE」なんかも見た。

しばらくして、一目瞭然の「栄えてます!」という都市が見えてきた。

かなりの高層だがどうやらこちらもアパートのようだ。

駅前の人口密度が凄過ぎる!9:16着のセンタム駅。センタムって日本語の案内でもカタカナだし、どういう意味なのだろうと思ったが、Wikipedia先生によるとラテン語由来。センタムシティという、約35万坪にも及ぶ総合開発地区だそうだ。

日本語ありがたい。

センタム駅を過ぎてしばらくすると長いトンネルに入ってしまった。

そのまま新海雲台駅。ビーチリゾートのいわゆる海雲台からはだいぶ離れた山側にある。この新海雲台駅辺りから先は以前は線路はもっと海際を走っていたそうだが、2013年に現在の山側に移設されてしまったのだそうだ。同時に複線化・電化も進んだそう。

海雲台を過ぎた辺りの比較的新しそうな住宅街。

松亭(ソンジョン)・オシリアという二駅を通過した。

地図を見ると松亭の辺りは海水浴場があり、旧線ももう少し海近くにあったらしい。

オシリア駅通過時に見えたロッテワールドアドベンチャー(だそうだ)。

大都市圏を抜けたらしい光景になった。

太陽がこっちからなので、いろいろ反射してしまいうまく撮れない。

と思っているとまた町だ。

9:34、機張(キジャン)駅停車。駅前に現代のアパート。地図を見ると駅から山にかけて絶賛開発され中な感じ。

私は地方在来線らしい車窓を求む。ただ、進行方向左側はずっと市街地だったようだ。(他の乗客がいるので見ていないしカメラも向けていない。)

一瞬だけ海が見晴らせる区間があったので、進行方向右側の席になって良かった。この東海南部線は以前の旧線はもっとたびたび海沿いを走っていたそうなので、移設されてしまい残念・・・。(トンネルも多いし。)

なんだろう、非常に既視感ある風景だ・・・。この先トンネルが多くなった。

9:54、広い構内を持つ駅。

南倉(ナムチャン)駅。ここはもう蔚山市だった。

あれはもしや・・・旧線跡?トンネルは埋められてしまっていた。

この先もトンネル多め、蔚山市の郊外を都市部を避けて走る格好に。

海の方遠くに見える蔚山市はだいぶ栄えた工業都市だった。

日本でも、新幹線で福山辺りを走っている時にこんな風に工場遠景が見えますね。

ここも線路の多い太和江駅。長いタンク車がいたりして、工業都市感を覚える。

今停まってきた駅の名前ともなった、太和江。対岸にも聳えるアパート群。

河川敷が整備され、朝の散歩を楽しむ人々が見えた。

冬枯れの河川敷が広いのなんの。

その河川敷の隣、ひときわ大きい駐車場と工場の建屋。

ドドン!ヒョンデ(ヒュンダイ)の工場だった。

少なくともこちら側の車窓に映る蔚山市はずっと工業都市だった。ただ、地方都市感もしっかりある。

10:20、北蔚山駅停車。

ここで隣の列の方が下車。私も降りる準備をする。

さらば、蔚山。

もうすぐ下車という頃になってはじめて、車窓のある光景に気づいた。こんもりとした盛り土。あれはお墓ではないか・・・!!

誤解を恐れずに言えば私はお墓が大好きだ。一度気づくと次々と目に入ってくる。

ただ、この形式はかつて行われた土葬時代の姿だそうだ。現在は火葬ののちに都市型のお墓(納骨堂など)に納められるという。

あまりのありがたさにマスクの中で口を開けて感動していた。

ちなみに韓国、外ではマスクをしている人がややいる程度だが列車の車内ではマスク着用率が高かった。

さっきまでは全然気づかなかったのに。それともやっぱり、都市部では珍しい姿なのか。より地方都市へ来たということか。

とは言うものの、北蔚山から次の慶州までは山がちで、トンネルを出ている時間の方が少なかった。

唐突に、開発開始!とでもいうようなアパート群が見えてきた。新慶州駅だ。(新慶州駅という名前だと思い込んで来たが、現在は正式にこちらが慶州駅だった。)

1両目の前方ドアが開いたのかは確かめないまま、他の人と一緒に後ろ側のドアから降りた。

そういえば一度も車内探索に行かなかった。混んでいたし、何より緊張していた。

新駅、慶州駅。屋根が幾何学的。

隣のホームにも何やら特急が入ってきた。車体には「SRT」と書いてある。KORAILとは違う運営会社の特急らしい。

では、駅を出ましょう。

バスで慶州市街地へ

ちょっと古い資料だと「新慶州駅」と書いてある慶州駅。新しい上にKTX(高速鉄道)も停車する駅だけに構内広々と立派。

駅を出て、慶州市へ踏み出す第一歩。駅前はがらーんとしていた。アパートも建設が進んでいるが、空が広く高い。

新しい慶州駅は山に挟まれた谷にある。トンネルとトンネルの間。そして慶州市街地から遠い。

駅名にも「新」はついていない。こちらが現在の慶州駅。

KTX慶州駅

駅から出て右側へ進むと、市内へ向かうバス停がある。

こちらのブログさんでバスの番号を予習していた。(ありがとうございます。)

参考記事

ameblo.jp

 

バス停へ到着。さてバスを確認・・・と思っていたところに、乗るべきバス筆頭の50番が来てしまった。

50番に乗ることはわかっていても具体的にどのバス停で降りるかは決めていないしわからない。乗車の列にいる間に路線図を撮影した。

先頭確保。

車窓を楽しみたいが、さっき撮った路線図とGoogleマップを追わねばならないし忙しいったらない。

慶州駅と市街地の間は未開発の郊外の風景。

そんな郊外(時々新興住宅地)を走り抜け、あの橋を渡ると慶州市中心部と呼んで差し支えなさそう。

そこから先は慎重に地図と車内アナウンスを比べて、中央市場というバス停で下車した。

50番バスを見送る。

慶州の中央市場

東南アジアの行き慣れた国ではすっかり忘れていた緊張感がハンパないが、逆に嬉しいしありがたい。無事に辿り着けただけで自分に感動してしまい、昔の懐かしい感情を思い出す。

混み合うバス停。

そしてとにかく嬉しくなってしまったのがこの中央市場界隈の佇まい。歩道の両側に並ぶお父さんお母さん方の出店。東南アジアで大好きだった光景がここに!

しばらく闇雲に行ったり来たりしてしまった。

絵になる愛らしさ。

慶州 中央市場近く

本当に素晴らしい活気だった。乾いた寒空の下、熱気と勢い!

道路の反対側には建物型の市場が見える。

あちら側も賑わってますなぁ。

横断し、アーケード状になっているところを歩いた。

ハンドクラフトのような生活雑貨。

あれは・・・ポン菓子の機械?

先日NHKの「世界ふれあい街歩き」慶州回でも、ポン菓子のおじさんが登場していた。

やっぱりタチウオ。

豊かな市場だ。こんな市場が近所にあったらと思うと羨ましくてならない。

ガラ・・・?

慶州中央市場と書かれていた。やっぱり市場だった。どうして中に入らなかったのかと悔やむが、この日慶州へ来た目的は別にあったので、多少は先を急がねばならない。

後ろ髪引かれる思いで中央市場を後にする。

さて、旧慶州駅の方へ歩みを進める。こんな瓦屋根を見ると、いにしえの町慶州を感じたりする。

ごく典型的な韓国の市街地の風景。この時点で旧慶州駅へ行くか、先に古墳群の方へ行くか考えあぐねていた。

でも途中でこんなゲートが見えた。

この先には多くの古墳を擁し、慶州の世界遺産の一角をなす歴史的地区がある。旧駅舎より先に行ってみることにする。

地図には「Bonghwang-ro」とある。歩道のところどころに彫刻が立っていた。

古墳群のそばでも日常はありますね。

通りは終わり、いよいよ古墳群のエリア。

新羅古墳情報館。塀の向こうに見えた「ようこそ」の文字が嬉しい。

慶州路東里・路西里古墳群

まず到着したのは、この辺りの地名路西洞にちなんだ名前の慶州路西里古墳群と、道を挟んで向かいの路東里古墳群というエリア。

釜山ナビさんの記事で復習。

参考記事

www.tabi.kr

 

路西里と路東里の間の道を歩く。早速見えてきたのは路東里古墳群の中の巨大な「鳳凰台」。韓国のWikipedia先生によれば路東里古墳群には古墳が4基あり、その中の一基だが、巨大だ。

路東里古墳群の中の巨大な「鳳凰台」

参考記事

ko.wikipedia.org

 

古墳の前(?)には石碑が立っていることが多かった。見えづらいが「鳳凰臺」と書いてある。

路東里古墳群の中の巨大な「鳳凰台」

新羅古墳情報館の入り口はここだった。

眼を転じ、路西里古墳群にお邪魔する。広大な土地に大きな古墳が点在しており、壮大過ぎて一瞬クラクラした。韓国のWikipedia先生によるとこちらには7基の古墳があるそうだ。

路西里古墳群

意外にも観光客がほとんどおらず、数組ちらほら歩いているばかり。あとは地元の人らしき人が通り抜けていくばかりなのを意外に思った。(でも実はこの先別の古墳群の方が観光地となっており、周辺も飲食店やお店が多数、観光客が大勢いた。)

路西里古墳群

人のまばらな中、冬枯れの古墳公園の空気を胸いっぱいに吸い込んだ。緑の季節はさぞや綺麗だろうな。

路西里古墳群

誰が置いたか・・・。

路西里古墳群

路西里古墳群

路西里古墳群

人が少ないせいかカササギたちがのびのびと飛び交っていた。見上げると巣があちこちに見えた。

路西里古墳群

路西里古墳群

路西里古墳群

路西里古墳群を後にする。

交通量の多い大通りを、信号のある交差点を探して渡る。

大陵苑一円の古墳群

若い観光客が行き交う通りに来た。現代的にアレンジされたと思われる可愛らしい韓服を着た若い女の子たちが何人も見えた。

先ほどの路西里・路東里古墳群とは太宗(デジョン)路という大通りを挟んだ南側に広がるのが大陵苑という広大なエリアで、どうやらこちらが観光地だった。

観光客の通りも眺めてみたかったがそれは戻り足にということで、まずは大陵苑に入ってみる。

大陵苑自体の入場は無料。(飲食は禁止なので、食べ歩きしながら入ろうとしている人たちは警備員さんに止められていた。)

大陵苑

古墳内部が公開されている「天馬塚(チョンマチョン)」に入る時だけ有料だそうだ。入った門のすぐそばにあったのに、どうも私は天馬塚の入り口には気づかなかったようだ・・・。

こちらも巨大な古墳だらけだったが、ひときわ大きかったその名も皇南大塚(ファンナムテチョン)。

天気は良いが寒いのでお濠には氷が張っていた。何℃かは心が折れるので見ていなかった。でも日差しのお陰かそんなに寒くは感じなかったな・・・。

皇南大塚(ファンナムテチョン)

広大な苑内には23基もの古墳があるそうだ。

塀の向こうに韓屋らしき瓦屋根が見えた。後で行ってみよう。

竹が根を下ろした古墳。時の流れよ。

あちこちにいるカササギ。可愛らしいが鳴き声はなかなか騒がしい。

カササギ

古墳古墳here, there, everywhere。

大陵苑

一生分の韓国の古墳を見た気がするが、慶州市内にも古墳群は他にもあるそうだし、そういえば釜山近くの金海にも伽耶の古墳群があるそうだし、他の古墳群も見てみたくなる。

参考記事

japan.hani.co.kr

 

大樹の根差した古墳。

大陵苑

塀と門に守られた古墳が見えてきた。

大陵苑

味鄒王陵(ミチュワンヌン)、新羅の第13代の王様味鄒王の墳墓だそう。

味鄒王陵(ミチュワンヌン)、新羅の第13代の王様味鄒王の墳墓

風化してしまってはいたが、この色彩よ。

味鄒王陵(ミチュワンヌン)、新羅の第13代の王様味鄒王の墳墓

味鄒王に拝謁。

味鄒王陵(ミチュワンヌン)、新羅の第13代の王様味鄒王の墳墓

大陵苑を出たら駐車場だった。ここから右手に韓屋通りを戻るか、さらに先へ進むかちょっと迷う。(足がね・・・)

瞻星台

先へ進むことにした。結構車通りの多い道をなんとか渡ると、再び古墳群が待っていた。

地図だと慶州東部歴史地区と書いてあるが、もののサイトにはここも大陵苑の一部と書いてあったり位置付けがよくわからなかった。とにかくこの一帯全部が古墳地帯だった。

珍しくパノラマ撮影。

このエリアは公園になっているようで、空にカイトが揚がる市民憩いの場となっているようだった。

入り口付近にタマムシの像、奥にはタマムシの顔出しパネル、写ってはいないが近くにタマムシの電気自動車も停まっていた。

タマムシ公園

検索したら慶州の古墳からタマムシの羽で装飾された馬具が出土したというニュース。日本に玉虫厨子があるように、王様装飾に使われる高貴な昆虫だ。

参考記事

www.donga.com

 

電線に邪魔されることなくカイトを楽しむ人々。

カイトやしゃぼん玉を売る屋台もいくつか出ていた。

右手に古墳群を見ながら先へ進む。

冬枯れの枝にカイトが引っかかり花が咲く。

来たかったのはここ、瞻星台(チョムソンデ)。

瞻星台(チョムソンデ)

なんとも親しみ深い形をしているが、東洋に現存する最古の天文台と言われる建造物で、国宝だ。建造は7世紀頃と推定されているそうだ。

瞻星台(チョムソンデ)

瞻星台(チョムソンデ)


目的を果たし、また古墳群を見ながら来た道を戻る。

行く手に韓屋街。行かねば・・・。

と、思いつつ相当足が疲れたのでベンチで休むことにした。のどかな凧揚げの様子を眺めながら(タマムシもいる)、さっき車内で食べそびれた三角キムパをいただいた。

皇南洞(ファンナムドン)の韓屋街を覗く

大陵苑のある一体は皇南洞(ファンナムドン)というそうだ。大陵苑の縁に沿って、韓屋街を歩いていく。

皇南洞(ファンナムドン)

地図で見ても、韓屋の黒い瓦屋根の街並みが地域一帯に広がっているのがわかる。

韓屋街、やっぱり見上げてしまう飾り瓦。

何か、寺院か宮殿かという建物が現れた。

崇敬殿

ここは崇敬殿といい、新羅の王様のうち何代かの方々が祀られているとのことだった。(Wikipedia先生によれば13・30・56(最後の新羅王)代だそうだ。)仏教でたとえれば菩提寺ということになると思う。

頭上でまたカササギが鳴いた。巣のそばで怒っていたのかもしれない。

「福」の字の飾り瓦。

よく見ると新しそうな韓屋も結構あった。

至る所縦列駐車。あまり大きくない国土に山がちな地形、そして国産車を持ち自家用車の普及した社会・・・慢性的に駐車帯不足。こうして歩いていても駐車スペースを探し彷徨う車がとても多かった。

このお宅はもう手放されてしまったか・・・煙突はオンドル?

すぐそばに古墳。

韓屋をそのまま利用、韓屋をアレンジ、新築韓屋、韓屋をイメージ・・・様々な要素でこの街はできていた。

門の上にオンギ(甕)が・・・。

こちらは主が去ってしまったのだろうか。リノベを待っているのだろうか。

こちらは新しく生まれ変わろうとしているお宅。

もしかして新築・・・?日本でいう宮大工さんのような、韓屋大工さんがいるんだろう。

非常におしゃれに現代風に転生を果たした韓屋が多かった。

つい先日NHKの「世界ふれあい街歩き」で慶州を訪れていた。自分の歩いた道も、見上げた古墳も登場していたが、やはりこの古い町は新しくした建物が多いと思った。

参考記事

www.nhk.jp

 

もちろん否定はしていない。この風景も大変好ましい。

大通りのファンリダン(皇理団)ギルに戻った。クリスマスの余韻が主張する。

皇南洞(ファンナムドン)

が、名残惜しいのでまた少し路地に入った。

行列のお店が見える。

塀に絵が。

伝統の石塀を模したアート塀。

屋根の上のあれは・・・!?

空いてしまった土地もある。

それでは、皇南洞(ファンナムドン)を離れます。

大陵苑のすぐ向かいには仏教寺院があった。

法蔵寺と書いてあった。

大雄殿。

法蔵寺を過ぎると、先ほど横を通り過ぎた路東里古墳群が裏手に広がっていた。

道路の向こう側にも、先ほど歩いてきた大陵苑の続きの古墳地帯がしばらく続いていた。

巨大な梵鐘。「新羅大鐘」というらしい。実物は国宝で、国立博物館にあるそうだ。こちらは複製とのこと。

新羅大鐘

あの建物はチョクセム遺跡発掘館というらしい。

その先にもまだ続く古墳。

皇南パン

綺麗な店舗の脇を通りかかった。「千年約束 慶州神味」に황남빵の文字。これは・・・!

慶州情報を調べている間に何度か見かけた、慶州名物「慶州パン」の元祖のお店「皇南(ファンナム)パン」さん。

薄皮のあんこ饅頭のようなお菓子らしい皇南パン。一人旅に一箱は買えない。だが食べたい・・・!

店頭で応対してくれた優しいお母さんは、私の拙い「二個下さい」をわかってくれた。(Where are you from?と聞かれた。英語で大丈夫だったようです・・・。)箱詰めを待って並んでいた皇南パンから2個袋に入れてくれた。

できたてで温かい。待ちきれず歩きながら一ついただいた。あまり甘くなくて、あんこの味が素朴で美味しい。皮は厚くなく、ちょっと固めで香ばしい。

皇南パンさんのところから路地へ入り、慶州の一般的現代街並みを眺めて旧慶州駅まで向かった。

車道・歩道共に整備されていた。観光都市の矜持。

なんだかちょっと懐かしみのある建物。

横路地に猫たち!もっと近づきたかったが、日常生活の路地だったので遠慮した。

慶州で猫

日本でいう看板建築っぽさのある店舗。

旧慶州駅へ続く大通りへ戻った。

道すがら、美容院のサイン。昨日からどうも気になっている。

韓国 美容室のサイン

旧駅前大通り。

見えてきた。

「旧」慶州駅

旅程を考えている時に慶州という文字を見て真っ先に頭に浮かんだのは、韓国ドラマに時々登場していた慶州駅だったが、まさか最近廃駅(郊外に移転)となっていたとは・・・。

旧慶州駅

「応答せよ1998」でドクソンたちが修学旅行で降り立ったのもここ慶州駅だったし、「二十五、二十一」でも重要な場面で登場していたが、2021年にその歴史に幕を下ろしていた。

旧慶州駅

駅前に、三層の石塔と石像。石塔は新羅時代のもの、古墳の傍らから出土したらしい。石像の方は謂れがわからなかった。

城東市場(ソンドンシジャン)

旧慶州駅前の交差点を渡ったら、市場が始まっていた。

城東市場(ソンドンシジャン)

露店の市場の間に建物の入り口が見えた。入ってみると、なんてこったい素敵な市場だ。

私が入った入り口からの路地がたまたまそうなのか、伝統餅菓子のお店が並んでいた。炊飯器から湯気が上がり、蒸されたお米の香りも漂っている。



その先には、精肉、鮮魚。

タコさん!

ドジョウ満杯。

市場内の大通り的な通りに出た。天井に新羅の王様と王妃様らしきキャラクター。

この通りにもお餅屋さん。

山盛り並ぶ総菜、キムチ。

先ほど中央市場でも見た、ポン菓子。

この路地にはトッポギや練り物がいただける屋台風のお店が並んでいた。とても心惹かれたが、先ほど皇南パンを食べていたためお腹がすいていない・・・。

これはお菓子!?芸術性高い。

シッケの大鍋。

そのまま出口へ出ると、外にも果物や野菜の屋台が並んでいた。

また戻る。

ずっと気になっている美容院のサイン。

旧慶州駅方面の出口へ出た。そこも坂道になっていて、振り返ると市場を見下ろす形になった。

新慶州駅へ戻る

さて、市場前のバス停でバス番号を吟味に吟味・・・していたら、狙った番号の一つ51番がすぐ来たために、乗車。「KTX」と書いてある番号にさえ乗ればどんなルートでも最終的には新慶州駅に着けると思っていたので、来る時ほどの緊張はなかった。

慶州に来て最初に降り立った中央市場の前を再び通った。

活気のある市場だったなぁ。

この川を渡れば慶州市街地は終わり。

郊外らしく、立ち並ぶアパート群。

そして農地。

新慶州駅の手前、広大な土地に壮大なインターチェンジ。

そしてそのふんだんに広がる大地にどんどん建設されるアパート群。どうも韓国に来るとシムシティを思い出してしまう。

新慶州駅、今はもう「新」が取れたKTX慶州駅が見えてきた。

無事到着。ありがとうございました。

新・KTX・慶州駅

さて、慶州駅に戻れた。

駅前の広場に小さな古墳・・・これは本物?レプリカ?

将来の発展を見越してか、駅前の敷地は広大。そして向こうにもう発生が始まっている住宅街。ほんとシムシティ。

往路はムグンファ号で来たが、復路はKTXで釜山まで帰る。慌ただしいのは辛いので少し余裕をもって、15:19発。

券売機はあったが現金使用不可で有人窓口で買うしかなかった。だが窓口の駅員さんは流暢な英語で応対してくれ、問題なく切符が買えた。約30分乗車の高速鉄道で運賃が11,000ウォン・・・なんだか申し訳なくなるが、韓国では国の方針で公共交通機関の運賃は安く抑えられているそうだ。

駅に着いてほっとしたのか、忘れていた食欲が戻ってきた。

駅舎内に何軒かあるレストランの一つ「ビョルチェバン」に入ることにする。午後3時前というおかしな時間帯なのですいている。

ユッケジャン定食をいただいた。

プサンナビさんにも掲載されていた。

参考記事

www.pusannavi.com

 

他にも、キソヤ(木曽家?)という日本食のお店が入っていたのにはちょっと驚いた。「木曽川渓谷水を使用」って書いてあった。

KTX31号は3番線からの発車。

ホームに来たらちょうどSRTが出発していくところだった。SRT・・・と書いてはみるもののよくわかっていない。運営は株式会社SR、KORAILとは違う会社だそう。だがSRTの独自路線はちょっとしかなく、大部分はこのようにKORAIL路線に乗り入れているそう。

慶州駅を出るとすぐトンネル。谷間に造られた駅だった。

慶州駅

反対側もトンネル。

向こうのホームのKTXの車両?も去って行った。

KTXの乗車口ははっきりと表示があったのだが、私のチケットには「KTX-산천」と書いてあり、このうっすらとした表示が乗車口だったようだ。산천(サンチョンSancheon)は漢字では「山川」だそうだ。

轟音と共に通過していったSRT。

我らがKTX山川、到着せり。

KTX山川

KTX-山川で釜山へ帰る

乗車。指定席は窓際だった。終点までもう一駅、車内はほぼ満員に見えた。

このテーブルは良いと思った。倒してもバタンとならない。前の席の人に衝撃が行かない。

たった30分の乗車だし、緊張しているし、通路側に座っている人もいるし、旅の計画を立てていた時は車内探検もしないものだなどと思っていたができなかった。

トンネルがち、山がちな風景が時々開ける。

ただただ車窓を眺めて約30分、KTX-山川はゆっくりと釜山駅へ到着した。

いつも一方からしか見ていなかった釜山駅、裏手というか海側はこんな風になっていたんだな。

下車。

ありがとう、KTX-山川。ちょっとくたびれた感のある車両だった。

釜山駅東側のウォーターフロント

久しぶりの釜山駅コンコース。ターミナル駅の旅情を感じる。

初めて駅裏というか駅東というか、釜山港側を見てみると大開発も大開発といった具合。どうやら釜山港フェリーターミナルまでペデストリアンデッキができているらしかった。

外に出てみた。まず広がる自由な空間。単なる駅構内の広場に留まらない。わんこを散歩させている人も結構いた。

いち早く進出したビルが一棟目立っている。

周囲はまだまだこれから開発といった様相。

工事現場見学もできちゃう。

ペデストリアンデッキというかブリッジというか、空中回廊を海の方へ少し歩く。釜山駅裏もしくは東の駅脇を幅広幹線道路が走っている。

ブリッジは途中ビカビカに照り輝く建物へ伸びていた。これはLe Collectiveという滞在型アパートメント(?)らしい。Agodaでも予約できる。

向こうにもまだ何かできている。

建物と建物の間に見えた遠くの斜面の町。とても釜山。とても韓国。

釜山 斜面の街

釜山の国際フェリーターミナルが見えた。

関釜フェリーとパンスターフェリーが停泊中。いつか船旅で釜山へ来たい!

あちらは松島(ソンド)方面。

釜山駅へ戻る。ペデストリアンデッキには動く歩道も設置されていた。

発作的海雲台

慶州からスムーズに戻って来られたので、日没まで時間があった。さてどうしようと考えた時、結構近場の有名な観光地なのにまだこれまで海雲台へ行ったことがないことを思い出した。

でも地下鉄だと40分くらい変わらない景色で移動しないといけないため、バスで行ってみることにした。

Google先生が教えてくれた1001番バスで海雲台へ。でも釜山から海雲台へ至る釜山の大動脈を走るバスはどれもめちゃめちゃ混んでいた。

このバスもとても混んでいて、ようやく座れるようになったのはスヨン(水営)辺り。

新しいビルが多い中で年季の入った建物を見かけると嬉しい。

海雲台の方角にはこれまた新しそうな街が。

シャチのオブジェのある水営橋を渡る。

おお、TRUMP WORLD CENTUMだって。いわゆるひとつのトランプタワー。釜山にあるんだ!

今朝ムグンファ号でも通過した地下鉄のセンタムシティ駅からBEXCO駅の辺りにかけては広大な総合開発地区。アパート林立。スケールの大きい新興住宅地。

海雲台ビーチ

海雲台バス停到着、下車を果たす。

あれは地下鉄の海雲台駅らしい。かっこいい。

海雲台駅からビーチまでは広い大通りがまっすぐに伸びている。

海雲台

大通りはめっちゃライトアップ。画像検索やストビューを見てもこのような電飾は見えないので、今の時期(冬、もしくはクリスマスの余韻)だけ?

・・・と思って調べたところ、「海雲台光祭り」というイベントだったそうだ。

参考記事

www.busanbiyori.com

 

大通りの両脇には新しい建物が並ぶ。

「ゲームセンター」・・・日本語表記を見ると毎度ちょっとびっくりしてしまう。

横路地の向こう、少し古めのビルが見える。

路上にも電飾。ライトアップ前提。

市場のような横路地発見。後で行ってみよう。

射的のお店。通年縁日状態。

もう1月も下旬。(そういえばタイもこの時期までクリスマスの飾りつけは街に残っていた。そして突如春節に切り替わるのだ。)

暮れなずむ海雲台ビーチへ出た。

大勢の人が集まっている。こちらも海雲台光祭りの一環で、砂浜にイルミネーションが設置されているようだ。

海雲台

誰もが幸せそうに見える。あまりに平和な光景に心に元気がチャージされたような感覚を覚えた。こんな温かい雰囲気の中で一人孤独の海を漂うのもいいものだ。

海雲台

沖には女神?女性らしき像。遠眼鏡で海を見守っているよう。

眼を左側に転じる。こちらにもイルミネーション、沖にはもう一体女性像があるようだ。

海雲台

ゆるく湾曲する海雲台ビーチ。ビーチを囲む陸地部分には、やはり斜面まできっちりと住宅地。

高層建築群。またもやSimCityのビルを思い出す。(似てる。)

なんだかひたすらに平和のオーラを心に吸収し、満足してビーチを離れた。

海雲台伝統市場

さて、先ほどビーチに向かう道すがら見かけた市場の路地へ行ってみる。

海産物や海鮮料理のお店が並ぶ。

ここも屋内型の市場があり、その脇の通りが賑わっているのだった。

大量のこんにゃく畑を目撃。オリヒロさんの箱もそのまま。

そりゃあ海鮮料理もいただきたいが、この手のお店は一人ではキツいでしょう。(韓国に限らず。)

おや、あのエビの名は・・・まぁいいか。

飲食店路地を最後まで行ってしまったので、また引き返す。

大行列だなぁ。何かお菓子?パン?系だった。

先ほど通りかかった入り口から、人ごみを避け屋内市場の方を通り抜けて帰った。夜の市場は静かだった。

ソン・ソックssi。

コン・ユssi(反射)。

海雲台駅より、地下鉄で釜山中心街へ戻る。

西面でデジクッパ

途中寝ぼけて水営(スヨン)駅で下車してしまう痛恨のミス。せっかく座ってたのにもったいない・・・。

はるばる西面(ソミョン)駅へ戻ってきた。

若者がスマホを向けていたのでちらっと見遣ると、流川楓じゃないか。(韓国名はソ・テウン君のようだ。)誕生日だそうだ。おめでとう!

そろそろ痛む足を引きずり市場から離れた路地へ行ってみたが、またシジミスープ屋さんにフラれてしまった。(翌日無事南浦で本願を果たします。)

初めてこっち側に来たけれど、観光地とは違う繁華街感があった。

痛む足を引きずりもと来た道を戻り、西面駅構内を横切る。

またスラムダンクではないか。

釜山に来ると毎回どころか連日来ている気がする、西面。

また屋台のトッポギと迷っている・・・。

だがしかし、やはりデジクッパは外せない。Netflixの「スープの国」でも釜山人の血管にはデジクッパが流れているとおっしゃってましたしね。

今回はこちらのお店「浦項デジクッパ」さんへ。

早速!

副菜はこの通りセルフでいただき放題。(この辺りのお店共通のスタイル。)特にアミの塩辛がデジクッパに溶け込むと抜群に美味しい。

朝日放送にて紹介済みだそうです。

大満足でお宿へ帰る。

西面駅、階段脇スペースのお店が開いていた。

中央駅ではなく釜山駅から帰る。

昨日歩いてきた坂道。どうも坂道を見ると、この土地に暮らす人の暮らしというものを考えてしまう。自分の知らない、関わることのない人生の営みが現在進行形でこの坂道を上り下りしているというような感覚。

今夜も釜山港方面を眺めつつ、就寝態勢。

就寝前に、Honey Pear Beer From Sang Juなる大変飲みやすいフルーツビールと、れんこんまるごとのチップ。

それから、先ほど西面の二木の菓子みたいなお店で買ったミニ薬菓。

薬菓はとても食べてみたかった。でも甘いものをあまりに多く摂取すると胃がやられるため躊躇していた。これは小さくて、そして美味しい~!!たまらないシナモン風味のしっとりクッキーといった趣。ハマってしまった。

■Stay:東横イン釜山中央駅 Toyoko Inn Busan Jungang Station

 

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