あの日、海の向こうで

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【釜山最終日】影島ヒンヨウル文化村

2023年1月22日(日)

恒例、東横インの朝ごはん

釜山最終日の朝。

せっかく東横インに泊まっているので、朝食がどんなものか偵察へ。うずらの卵の醬油煮とチーズクリームトッポギ。

チョレギサラダとトトリムク(ドングリよせ)。

お粥にキムチとたくあん。とても韓国色が強くて良いバイキングでした。

最終日は曇り空。

チェックアウトし、荷物を預けて外へ出る。

東横インさん、今回もお世話になりました。

釜山駅前の広場を横切る。

路線バスに挑戦

初めての(マウルバスではない)路線バス。多少緊張は走るが、交通電子マネーカードをタッチすれば良いし、Googleマップを見ながら、また車内アナウンスで停留所名を聴きながら乗れば問題なし。

目的地へ向かうバスはこちらのポータルサイトさん情報を丸呑みし、82番・85番・508番のいずれかをただただ待った。

参考記事

www.konest.com

 

何台かのバスが通り過ぎて行く。

お目当ての番号のバス(85番)が来て、乗車。

交通量の多い幹線道路だが、日曜の朝早いためかスイスイ。

ちょっと顔を下げていたらものの10分もしないうちにもうロッテモールに差し掛かった。

南浦の交差点を左折。

影島大橋を渡ります。

島ですが、釜山本土と地続きかというくらい特に違いはない。至近距離だから当然ですね。

無事「ヒンヨウルムンファマウル」も聞こえ、ヒンヨウル文化村バス停で下車。

ヒンヨウル文化村

海の方へ向かって歩く。

日本でもそうなように、市中心部とは違う海風に曝された雰囲気を感じる。

海端へと路地を入り、まず気になったものがひとつ。

影島 お供え物

猫のごはんにしてはバラエティに富んでいるし、何か水が掛けられているような様子もある。タイでは精霊へのお供え物を楽しんだ。韓国にも同様の風習があるのかな?

細い路地をなおも海へ。

影島に来た目的は、断崖絶壁に築かれた戦争避難者の村を観光再開発した「ヒンヨウル文化村」。

ウォールアートやオブジェなど、町おこしがなされている。

集落を巡る路地は狭い。

崖伝いの、細長い集落。

甘川洞と同じく建物の外壁は塗り直され、今風のお店もちらほら。だが、冬だからか旧正月だからか観光客はとても少ない。観光サイトでは夏は大混雑と書いてあったのだけれど。

またあのお供え物(?)だ!

やっぱり水が掛けられているようだ。

ヒンヨウル文化村

ヒンヨウル文化村

沖を望む。入り組んでいる釜山とはいえ影島のこの辺りはもう外海といって差し支えなさそう。時化ると大変そうだ。

この集落の地番表示がかわいい。

公衆トイレなどの用意もされているが、ここもまた暮らしの場。

あちらは松島(ソンド)方面。

ヒンヨウル文化村

集落の突端近くまで来た。振り返ると断崖の村の様子が見渡せる。

ヒンヨウル文化村

ここから海端まで長い階段が続いている。

海際まで降りた。あのトンネルの先もっと突端方面へ見どころは続いているようだったが、トンネルで映え写真を撮っている女の子たちもいたし、お邪魔しちゃいけないのでスルー。昔と比べてコンプリート欲も無くなったものだ・・・。

しばらく海際の遊歩道を歩く。

日本の古い集落をこんな風にカスタマイズされたら泣いちゃうかもしれないが、外国で見るのは好きだ。それにここは避難民の方々が苦労して暮らした地であり負の側面もあるのだから、明るく綺麗に再開発するのは大切なことだ。それでいて海風にさらされてしっかり風合いも出ているし。

東南アジアの公園でよく見る足ツボ押し地面がここにも。

下に降りてしまうと、集落の様子がよく見えなくなってしまった。

お向かいの松島(岬というか半島)に海上ケーブルカーがあるのが見えた。

石碑。

そろそろ村の入り口付近。急な階段を苦しみつつ上る。

さっき村に入った時は真ん中あたりだったので、さっき歩いていない道を補完する。

ハルモニのレリーフ。年長者を大切にする韓国で、ハルモニは大事にされる田舎や故郷、温かみの象徴な気がする。ドラマでもおばあちゃんは重要な役割でよく出てくる。

あれに見えるは南港大橋。

ヒンヨウル文化村

残念ながら猫は見かけなかったが、大切にしてくれる人がいるようだ。

まただ!

あそこにも!まるでバリのチャナンみたい・・・。

2024.03.08追記

ヒンヨウル文化村、翌年再訪できました。

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さて、ヒンヨウル文化村を離れ釜山駅方面へ戻らねばならない。

バス停。停留所名は合っているが、よく同じ停留所でもルートによって別の場所にあったりするから油断できない。何番のバスがあと何分という掲示板もあるが、これかと思ったバスが通り過ぎてしまったりして、心細い。なお、目指した番号は南浦行きのバス。先述のポータルサイトさんのアドバイスに従い7番・70番・508番。

場所はこちら。

とはいえ、ちゃんとバスには乗れるもので。乗車。

南浦駅前で下車、地下鉄に乗り換える。

日本食の食べ放題屋さんだ。

南浦駅。

草梁界隈を少しだけ歩く(草梁伝統市場はお休み)

一つ手前の草梁駅で下車した。

開発されたろうに、発展しなかったらしき地下街が釜山駅の方まで長く続いていた。寂しげ。

戦時中なのだ。

かなり釜山駅に近い出口を出ると、オフィス街といった趣。日曜なせいもあってか人通りがほとんどない。

しかも旧正月休みのようだ。

お坊さんの衣装屋さん。

このオブジェまで来るともう草梁市場は近い。

あ、また韓国ドラマでよく見るお祝いの金風呂敷。

昨日も見た草梁市場のゲート、奥の建物はこんな感じだったのね。

残念!市場はお休みだった・・・。

ズッキーニ干してある。

盥もある。

電光サインだけはくるくる回る。

市場を出る。

百済病院の裏手。

お父さん方は囲碁かな?

この辺り本当に♨マークが多い。

濟州家のアワビ粥(再)

この辺で辛うじて開いていた食堂に入ろうと思ったが、念のため見たレビューがなかなか酷すぎてやめちゃった。ということで釜山ラストめしは、以前も入った濟州家。

これだけでソジュが飲めます。

ウニとアワビのスープ。本当は海鮮スープを頼んだつもりだったが・・・すれ違いが生じました。

濟州家

旅のおわり

荷物をピックアップして、さよなら釜山駅。

さよならチャイナタウン。

乗り換え。

ウジュやぁ~💛またね!

この辺の町歩きもしてみたいな。沙上駅周辺。

空港線の沙上駅。最後このスタンドで食べたかったのに閉まってる・・・。

うなぎ・・・?(ヌタウナギ・・・?)

空港到着。

疲れていたのか、空港の写真はこれだけ。そろそろ体調が崩れ始めていたらしい。全然記憶がない・・・。

搭乗。

関空では外国人の導線と日本人の導線が途中混線して出るのに時間がかかった。

そして帰宅して夜遅く・・・大変な嘔吐と下痢!ただの疲れか食べ過ぎか、それともノロか・・・。1週間苦しみました。考えてみればこれまで海外で生の海産物なんか食べたことなかったのではないか(日本食レストラン除く)。久々の海外で油断してしまったらしい・・・お陰で旅の直後は思い出を振り返ることもできず、猛省しています。涙
でも、今年中にはまた行きますよ!

■Flight:BX122 PUS-KIX

 

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