あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2016年11月26日(土)【プラカノン運河】静かな運河のボートトリップ

いつバンコクとお別れすることになってもいいように、1日1日を大事に過ごすことにした。シンガポールの時はここを疎かにしてしまったもんな・・・。などと思いつつ洗濯機を回しながらGoogle先生と相談してみると、キュレーションサイトのこんなページを発見。
15バーツで大満足! BTSプラカノン駅から行く、バンコクミニ運河トリップ!(ギャザリー)
【2021.01.11追記】上記はリンク切れ。その後キュレーションサイトってのが批判と規制の対象になり、こういうサイトは全部なくなってしまいましたね。

マジで!?というわけで、駆け足でプラカノン駅下車、そのままスクンビット通りをオンヌット方向に早足で歩く。

プラカノン駅から先、初めて歩いたけれどローカル色強いんだなあ。

運河が近い気配。

プラカノンPierに到着。

待っている人より係員(?)の方が多い。

終点までは15バーツ(多分)。

船着き場にゃんこ。

手前の屋台で水やおやつを買っていたら係員(?)のおいちゃんが「出発するぞ」的に呼びに来た。

10時発に乗ったのは私1人だった。マジか!

おやつと水。

オートだと白飛び気味なほど凄く陽射しの強い時間帯。

でも幌の下で川風に吹かれれば快適。

ペッチャブリーの方のセーンセープ運河と違い、こっちは随分と蛇行している。その分景色がおもしろい。

何より貸し切りなんですもの・・・撮り放題ですがな。

右岸に見えたお寺、Wat Tai。

初めてボートとすれ違った。作業員さんかな?

ズームレンズ持ってくるんだった・・・。

またお寺の塔が見えてきた。

つくづく座る場所を間違えたなあ。まさにポールポジションってやかましいわ!

でも停船しないので席を移れない。

Wat Mahabut。

鳩に餌やり・・・タンブンかな?

バンコクとは思えない静かさ。

小さな廟。

何かの積み下ろし。

陸上の道路のように「ソイ」があって、ちゃんと行き先表示があるのがおもしろい。

ライフジャケットがないので、あんなのとぶつかったら大変。

(っていうかこの水質じゃジャケット着てたって大変だけど・・・。)

あちこちにこんな仕掛けが沈めてある。

陸上のバイクさながら、ボートが生活の足。

カンポンアイルを思い出す・・・。

ほんものかと思ったら、彫像屋さんだった。

凄い規模のお寺が見えてきた。

Wat Yang Royal Templeと書いてあり、王様と王妃様の写真が飾られていた。王家由来の大きなお寺らしい。


こりゃすごい!

またお寺の塔が。

Wat Thong Nai。

大都会バンコクの片隅の素朴な生活感・・・萌える!

あの「ソイ」にはHua Makと書いてある。後で終点に着いたら行こうと思っていたところ。(でもあまりの暑さに既に諦めた。)

遂に初めての乗客!と思ったけれどお荷物のお届け依頼だった。

ここでおやつタイム。

あの人は、イスラム教のハッジの帽子をかぶっている・・・。

そして、ちらっと左手に見えたモスクのミナレット

やがて見えてきた、可愛らしいモスク。

Al-Kubaro Mosque。


実は今日この運河を走る一番の動機となったのは、川岸にモスクが見られることだった。

おやつその2、ルークチンプラー(フィッシュボール)。

わんわん。

Wat Pak Bo。

また正統派の廟が。

あの「ソイ」はオンヌットの方向へ延びているのかな。

多少ドブ臭い運河だけれど、住み慣れた人には涼しくて快適なの・・・かな。

そしてまたミナレットが。

Masjid Aliatisorm。

夕刻ここをボートで通り過ぎてちょうどアザーンが聴こえたりしたらなんて素敵だろうと思う。

このモスクが見えれば終点は近い。

終点手前の大きな寺院Wat Kachonsiri。

終点、シーナカリン通り下のPier。

見事に何もない。

10時半到着、ちょうど30分の心地良い船旅だった。

おいちゃんに次のプラカノン行きを聞くと11時だと人差し指2本で教えてくれた。

Hua Makへ行こうとしたけれどもう一度川風に吹かれたくなってやめた。11時に乗ることにした。

シーナカリン通りを挟んで左側の道へ行ったら植木屋さんしかなかった。

もうこの先は何もない。

引き返す。

1軒だけあった食堂に入った。

クイティオ屋台セットが見えたので、バミーナームをオーダーした。

気だるそうにテレビを見ていた若い女の子3人が立ち上がり、3人がかりでバミーの用意。

出てきたバミーは今までのどことも違う感じで、野菜も結構入っていて美味しそうだった。実際具とスープは美味しかった。

でも、食べたら土埃の味がする。最初野菜の洗浄が足りないのかと思ったけれど、どうやら麺だ。麺がカビ臭いのだ。

残念ながら麺は全部残してしまった・・・。見た目美味しそうだしお姉ちゃんたちも可愛かっただけに残念すぎる。

またジェティに戻ってきて、近くの歩道を歩いてみた。

青い花が咲いていた。豆の花みたい。もしかしてこれがバタフライピーかな?

タイでは食材によく見る色。

小魚が跳ねていた。

ジェティにしゃがんで、しばし川面を眺める。

あ、ジャンボタニシの卵!

11時ちょうど、今度は私の他に1人女性を乗せて出発。

先程の風景をおさらいして帰る。

あれは「庭」かな・・・?

帰路は、徐々に乗客が増えていった。

鳥籠いっぱい。

さっきの廟。

洗濯日和。

今度はこのモスクで2人の女性が乗った。ムスリムの女性だった。

釣り人。

わんわん。

屋台かな?

大きな王家のお寺。

お店かな?

先程のWat Mahabut、やっぱりあそこはタンブンの場所だったみたいだ。

たくさんの鳩もタンブンを期待して待機。

ボートは急にスピードを上げて、モーターが甲高く唸った。

プラカノンに戻ってきた。

帰りもほぼ30分、片道15バーツの素朴な、でも心安らぐ船旅でした。

駅へ帰る。

駅までの道すがら、猫がいっぱい。

シャッター音で起きた。

この子は肉球を触っても起きなかった。

強い陽射しの中歩いたので午後は家でゆっくり。夜はストレスを払拭しようとがむしゃらに泳ぎ、この週末やらなきゃいけなかったことも無事終わったので、安心して休みます。