2013年1月22日(火)
- ラーキンバスターミナルへ
- マラッカ再訪
- マラッカ到着、安宿チェックイン
- 多民族・多宗教のハーモニーストリート
- ジョンカーストリートとJl. Tun Tan Cheng Lock
- マラッカ夕刻
- Ikan Bakar Parameswara
- マラッカの夜更け、リバーサイド
ラーキンバスターミナルへ
独房で目覚める朝。
さて、今日は1泊分の荷物だけ持って出かける。部屋は確かチェックアウトしなかったんだと思う。もったいないけど荷物を持って歩くのは億劫だった。
クイーンストリートバスターミナル。
毎度おなじみJB Express(星柔快車)。
JB Ekspresで国境へ。
コーズウェイを越える。
国境ここ!
一旦下車しイミグレ通過、そのまままた後続のJB Expressに乗りラーキンバスターミナルへ。
ラーキン到着。
ラーキン茶トラ。
こちらもラーキン猫。
奥のフードコートでロティトゥロー(卵)を食べた。
朝食はロティチャナイがいい。
マラッカ行きのバスはいくつかある。
今日はここ。INTERNATIONAL EXPRESS(國際快車)。
マラッカ再訪
出発。
バトゥパハもいいなぁ・・・。
一昨日バタムっ子に貰ったお菓子を持ってきていた。
サービスエリアに日通さんがいる。
高速を出ますよ。
途中通りかかった市場「PASAR BESAR MELAKA」。こんなところあるんだねー。
マラッカ到着、安宿チェックイン
さて、マラッカセントラルバスターミナルに到着。
シンガポール行きの出発時刻をメモ。
気まぐれにタピオカドリンクを飲む。(今日本で大ブームになっているのはなぜ?)
さて、歴史的地区に向かいましょう。
前回はどえらく混んでいたけれど、今回はそうでもない。
さて。チェックインしますよ。Monkey Guest House。その後一度閉じてリノベし、今はMonkey Motel & Cafeという名前に変わっているみたいだ。
長期バックパッカー対応。
確かこの時妥協してShared Bathroomの部屋にしてしまったんだけれど、そんなことが耐えられたのはこの時までかな・・・。
小さな窓から見るJl. Hang Kasturi。
宿の廊下。
なお宿の隣は空き地だった。
多民族・多宗教のハーモニーストリート
では、外に出てみましょう。
Jl. Tukang Besiにある三多廟 Sam Toh Tong。
コミカルな獅子。
「東南アジアの華人廟と文化交渉」(二階堂善弘著)によるとこの廟は1795年創建の主神大伯公(正殿に註生娘娘・華陀仙師を併祀)、関帝・媽祖・観音を祀り三多とは財・寿・児の3つが多いことだそう。
通りの名前のTukang Besiは鉄細工師、鉄技師とでも訳すのかな・・・。辻から先はJl. Tukang Emasに名前が変わるみたいだ。こちらは金細工師。かつてここは町工場通りだったようだ。
猫が多くて嬉しい。
しかも人を怖がらない。大事にされている。
猫や犬が平和な街はいいね。
Jl. Tukang Emas。
スリ・ポヤタ・ヴィナヤガル・ムーティSri Poyyatha Vinayagar Moorthi寺院。
そのヒンドゥー教寺院の隣にカンポンクリンモスク Masjid Kampung Kling。
また辻から先名前が変わる。Jl. Tokong。トコンは「華人廟」「仏教寺院」を指す言葉。このようにこの通りにはヒンドゥー教寺院・イスラム教のモスク・華人廟が並び「ハーモニーストリート」と呼ばれる所以になっている。
Jl. Tokongの名の通りこの通りには大きい廟・寺院がいくつか並んでいて、神具屋さんもある。店先に並ぶ真っ赤な天官賜福神台。正直欲しい。
ナショジオの「In Search Of The Straits Born With Julian Davison」はシンガポール、マラッカ、ペナン、プーケットで取材されていて、海峡華人やプラナカンについてわかりやすく(美しく)まとめられた秀作だと思う。
その中でも紹介されていた青雲亭寺院(チェンフーテン寺院)。
あの塔は二度と故郷(中国大陸)には帰るまいという決意のために建てたもので、渡ってきた船のマストと同じ高さだ・・・とその番組で言っていた。
パイナップルは縁起物。
イスラム教社会では不遇な生き物であるわんこも華人寺院は安息の地。
青雲亭寺院の斜向かいには香林寺Xiang Lin Si Temple。
広いお堂は涼しい。
香林寺の2階にも自由に上がれる。3つの宗教施設が並ぶこのHarmony Streetを俯瞰することができる。
この眺めが好きでこれまでもその後も何度か上がらせてもらっている。
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新年を祝う牌楼が出ていた。
商店が並ぶ。
ココナッツをまぶしたクエ(お菓子)。
廣福宮 Guang Yu Kong。
シンガポールの信者さんのようだ。
何柱もの神様が見える。
Jl. Tukang Emasがこの一帯のメイン通りジョンカーストリートJonker Street(Jl. Hang Jebat)にぶつかる。
ジョンカーストリートとJl. Tun Tan Cheng Lock
ジョンカーストリートに並ぶショップハウス。
天徳宮 Thian Teck Keong。
世界遺産登録後にできた記念公園。銅像はボディビル界のスター、郷土の偉人。
この和記鶏飯、今は行列が隣のお店の前までずーっと続く。(というかマラッカのライスボールチキンライス全店がそんな感じに・・・。)
ジョンカーストリートの入り口にあったこのお店、「街で一番おいしいお茶」・・・現在はもう移転しかた名前が変わったか、と思う。
ジョンカーストリートに比べたら静かなJl. Tun Tan Cheng Lock。
味わい深いショップハウスが並ぶ。ただし車通りは結構多い。
この丸窓はフォトジェニックだ。
再びジョンカーストリート。
「Jonker86美食店」。ここで一息。
ワンタンミー食べました。
福建會館Hokkien Huay Kuan。
覗き込んだら足マッサージを勧められた。
歩き疲れていたし、廟内は涼しいしで1時間受けた。
観光客が時々覗き込んでいく。
ジョンカーストリートの入り口に大きく構えたお店「三叔公 San Shu Gong」。カフェや土産物が併設している。
そこでオーダー、ドリアンチェンドル。
OPEN。
ドリアンと黒糖は合うのだ。それもグラムラカというヤシ糖。
Jl. Tukang Besiの入り口にあるギャラリー、オランウータンハウス。以前っこでTシャツを買った。
マラッカ夕刻
ホテルに戻り休み、もう一度外に出たのは19時半。ランタンに灯が入るホテル前の通り。
また猫が来た。いい町だ。
(*ФωФ*)クワッ
夕暮れハーモニーストリート。
ホテルの前でDianaが来てくれるのを待つ。
灯点し頃のショップハウス街、美しい。
Dianaは夕方の渋滞にはまり遅れた。
Ikan Bakar Parameswara
仕事が終わって、Dianaは家族を連れて来てくれた。夕食に連れてきてくれたのはここ「Ikan Bakar Parameswara」。
川の河口のような細長い入り江に面していた。
お転婆ターシャにまた会えた。
お母さんたちが魚と調理法を選んでくれる。
おねだり猫は半オープンレストランの華。
テーブルの上で誘惑するオタオタとナシルマ。
フルーツ盛り合わせ。
エビが来た。
カラマリも来た。
ナシルマを一個開けてくれた。
イカンゴレン、スイートチリ仕立て。
孔雀蛤。
イカンバカール。みんなで突っついて食べる。
お転婆ターシャはどうしても船に乗りたい。
ご馳走をいただいた猫。
また会えて本当に良かった。どうもありがとう!この時もDiana一家とはまたきっと会えると信じてたからあまりお別れという感じはしなかった。
マラッカの夜更け、リバーサイド
ホテルに送ってもらってから、部屋に戻りがたくまた少し夜の街を歩く。
涼しい夜に作業をしているお肉屋さん。
ジョンカーストリートも平日の夜はこんな感じだった。最近は週末しか行ったことがないので平日はどうかわからない。
できたばかりだったハードロックカフェ。それもチャイナタウンのド入り口に・・・世界遺産に登録されたからってこの方向性はいかがなものかと思うけれどよその国のことなのでまあいいんじゃない?とも思う。
マラッカ側もキラキラ。
日付が変わる頃のオランダ広場。さすがに静かだ。
カンチル君たち。
Lorong Hang Jebat。この辺のお店は裏手が川に面している。
そのうちの一軒「PORT CAFE」。
裏に出て川沿いの席に座った。
最初に来た頃とは見違えるようなウォーターフロント。
1本で切り上げてLorong Hang Jebatを川の少し上流側へ。
通りの終わった辺りでJl. Kampung Pantaiの変則ロータリーにぶつかる。アーチにSELAMAT DATANG KE LITTELE INDIA MELAKAとある通り、この先はインド系のお店が多い。
戻りはバスも通る大通りJl. Laksamana。
歴史地区の入り口で世界遺産登録を主張する。
ホテルそばまで戻ってきたら少し離れた宿で欧米人が外で飲んでいた。
先程の三多廟。もう扉は閉まっていた。
深夜のハーモニーストリート。
ホテル前ににゃんこ。
日付も変わって街は静か。
■Stay:Monkey Guest House(現 Monkey Motel & Cafe)
(2019.08.05作成)
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