あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2018年12月9日(日)Y姉さんとマラッカへ

またiPhoneの写真が一部消えているみたい。LRTでマスジッドジャメ駅から南へ、Bandar Tasik Selatan駅とつながっている南バスターミナル(TBS)へ。チケットを買い、何か食べようと思ったらお店は開いておらず、そうこうしているうちに乗車時刻。

バスはなかなか定刻通りには入線せず、出発はだいたい遅れる。

そんなわけでマラッカ行きのバス。

マラッカ空港。

マラッカ市内ではちょっと渋滞した。

マラッカセントラルバスターミナル到着。

建物の端っこで降ろされ、タクシーの客引きを抜けて屋内へ。

そしてGrabを呼ぶ。今回は一人じゃないので無理しないことにした。

この広いターミナルで一般車と落ち合うのは難しいけれど、マレーシアではアルファベットでtextできるからいいのだ。

とりあえずジョンカーストリートへ。

私は確かオランダ広場辺りを指定していたのだけれど、渋滞を避けるためジョンカーストリートの裏でいいかと言われた。もちろん、異論なし。

なので今まで通ったことない道を通る。

降りたところにいたセレブシェフ、Martin Yanさん。

Jl. Kubuに面したJonker Stの出口というか裏口。こんなアーチあったっけ?あったか・・・2010って書いてあるし。

ハーモニーストリートとの二又近くにあった観音堂

こちらジョンカーストリートのステージ。夜はカラオケやってたりする。

ジョンカーストリートをぶらぶら。

こんなピンクで可愛いショップハウスあったっけ?

商機と見てかリノベしているお店も多いね。

パラソル很可愛。

世界遺産記念広場。

カンポンクリンモスクが見える。

ワトソンズも馴染んでる。

ほんと垢抜けっぷりは日進月歩やな。

わーっ!

そして相変わらずの交通量の多さね。

お昼にしよう。お馴染み古城鶏飯粒。

お初にマラッカに来たらやっぱりこれでしょう。タウゲ(もやし)も一緒にね。

チキンも来た。

ふわふわ!

さて、再び街歩き。

通りの口のあのお店は相変わらずのとんでも行列である。

マラッカ川を渡りオランダ広場へ。

車が多くて渡れないったらない。タイみたいに意思表示したら停まってくれる・・・ってもんでもないしなぁ。

あれ、鄭和文化記念館ここに移転した?別のかな?

(ブレたけど)セントポールの丘を登る。

石垣が・・・珊瑚だ!

ザビエル様、2週間ぶりにまた来ました。

セントポール寺院。

マラッカ海峡は霞んでる。

寺院跡内部、また何事かになってる。

墓碑が置かれたこの場所も賑やかになったものだね。

裏手に階段があるのに気付いたのは初めてかも。

寺院跡の一番奥。このメッシュの下は何があるのか読まなかったな、ググっても見つけられないや。

その裏手の階段を下りてみた。

お墓がある・・・こんなところにお墓を持てるなんて、植民地時代の頃からの所有者だろうか?(お墓自体は新しいけれど。)

猫がいる。

あそこにもいる。

墓守猫。

さっき上から見えた猫は爆睡している。

降りていくとファモサ(砦)の脇に出るようだ。

ファモサ、人いっぱい。

この辺りは歴史的、文化的で公的な建物が集まっている。

オランダ広場側(表側)へ回る。

馬車までいるのか。

それにしても派手だ・・・このクオリティと統一感、きっと堅い胴元がいるんだろうけれど、権利関係まできっちりしているとは思えないんだが・・・。

丘の麓をぐるっと。

マラッカ川の手前。こんなところあったっけ?発掘作業中だろうか。

モスクのようなデザインの観光案内所。

再びチャイナタウン(というかプラナカンエリアというか)に戻ってきた。

ごった返すジョンカー通りは避けて、隣のJl. Tun Tan Cheng Lock。

覗く横路地。

チャンバラする子供たち。

健在だ、昔泊まったホテルプリ。

その向かい、プラナカンの大豪邸。

夏草や・・・。

商売っ気のない、手の加えられていないショップハウスはご覧の通り結構古い。漆喰は剥がれ壁から草や若木が生えている。

でもそんな時間色の壁が好きだ。

手を入れたショップハウスも嫌いじゃないけれど。

それにしてもどこの通りも駐車帯があって車が写り込んでしまうのが残念だな。人の暮らしや営みもまた景観の一部と思わねば。

通りが終わり、隣のジョンカー通りに映る。

ジョンカワクでジョンカワーク。いろいろ可愛い。

Ancient itemsが機械翻訳されたか・・・。

さて、だいぶ歩いたので可愛らしいカフェで一休みする。

いやーオシャレ。タイにも通じることだけれど。

カフェの名前は「miyakori」。ところどころにひらがなもあり、偶然じゃなく日本語から来ているそうで、オーナーさんが日本通だそうだけれど、この日お店にいたスタッフさんでは細かい語源まではわからなかった。

これは映えますわ!

カップの後ろ側にも。

Y姉さんが選んだのはバタフライピーのお茶。添えられているのはレモン。もちろんリトマス試験紙遊びですわ。

レモンの酸で赤くなりました。

いや~いい。

さて、十分涼んだところでまた街歩き。カフェのすぐそばにあった崇徳堂という廟は狭い間口に反して奥行きがかなりあったらしい。

廟の入り口にいたにゃんこは人懐っこかった。

(↓ミャンマーで300円で買ったブルミーズなパンツ。)

次はJl. Tokongを歩きましょう。

このお菓子屋さんではよく店頭で焼きあがったばかりのパイナップルケーキを見る。

辻の小さな廟、廣福宮。

ギャラリーのような雑貨屋さんも多い。

ニョニャサンダルを売るお店。

こちらはマラッカ名物のヤシ糖Gula Melakaのお店。

あちらが竃。Y姉さんがここでお土産にいくつか買っていた。

(カタカナも見えるな・・・。)

ここは隠れ家然としたバーだった。ファランさんたちに好まれそうな佇まい。

香林寺に入る。

廟の中は涼しい。

二階へ。

トコン通りを見渡せるここのバルコニーが私は好きだ。

お向かいは青雲亭。

マラッカをマラッカたらしめる赤甍の海。

青雲亭にもうもうとたちこめる煙は線香かはたまた聚宝炉か。

聳える2本の塔は二度と中国大陸には戻らないという決意を示すべく掲げた船のマストだとナショジオの番組では言っていた。

お隣のマレー家屋。

 

涼し気香林寺を後にしてはす向かいの青雲亭へ。

前回もよくわからなかった、新しい気がするお寺・・・なのかプライベートな同族廟か何かなのか。地図にはない。

廟が集まる通り、神具仏具のお店も多い。

一軒のギャラリーに一目惚れしてしまった。立体的に作られた伝統家屋、額縁のような箱に入ってそのまま飾っておける。

特にこちら、七宝焼きのような素材でできたショップハウス。1枚購入した。

クレカも使えてよかった。今も自宅に飾ってある。お店の人が見送ってくれたためお店の外観写真は撮りづらく、店名もわからないけれど、Vintage Eleven Villaというホテルの隣だった。

アートなお店は多い。

その名(Jl. Tokong)の通り廟の多いこの通りにあって宗教的にハーモニアスなこの通りを形作る要素の一つ、カンポンクリンモスク。

神棚が並ぶ風景。宗教が原則タブーな中国大陸本土ほどもう消えかけてしまっている習わしとのことだ・・・。

ハーモニーのもう一つの音色、マラッカ最古のヒンドゥー寺院。

Jl. Hang Kastriにも以前泊まった。あのコインランドリーの隣。

三多廟。

お向かいのお店も可愛い。

通りの出口には有名なアーティストのギャラリー、オランウータンハウス。

そこからまっすぐ川へ出た。

拿督公とわんわん。
【2023.07.04追記】いや、これは土地公じゃなかったかな。

この短い路地は何時頃からかインスタ映えポイントとなっている。

川に出た。また一段とウォールアートが増えたな。

そんな川を望むオープンバーの一つ「JONKER PARROT CAFE」で一休み。

あ、対岸に赤ちゃんを抱っこしたお父さん。

さっき買った額縁を開けてみる。

絵葉書も買った。

買ってよかったなぁ。

また少しぶらぶらする。

聖フランシス・ザビエル教会。

川沿いに上流へ。

Jl. Kampung Pantaiにぶつかった。

横路地を覗きながら。

また川に出た。

橋を渡った先はKg. Jawa。

「Line Clear」という人気のレストラン。

今渡ってきた橋はめっちゃカラフルだった。

上流へ向かって歩く。川岸、カラフルだなぁ・・・。

「桃園」とある。マレー舞踊の絵もある。マレーシアらしい。

端っこは京劇モチーフ。

あの一帯も賑わっている。

Jambatan Pasar(Market Bridge)という歩道橋。

魚がいる。

こんだけ群れているのは、ボラかな?

マラッカ海峡が描かれたあのショップは「The Straits Werks and Cafe」というそうで、Googleレビューを見ると食べ物と散髪(ひげ剃りも)の感想が書いてある。

ああ、これがカンポンフルモスク Masjid Kampung Hulu!

名前だけはこれまでなんども随所で見てきたマラッカ最古のモスク。初めて近くまで来た。

周囲にも古いショップハウス。

さて、ここでまたGrabを召喚。海の方へ。

信号待ちで見えた猫。

お、ここはJl. Tun Tan Cheng Lockの裏手。

 

車は埋め立て地を行く。

セントポールの丘一帯が見える。

小島に渡る橋。Wikipedia先生によればPulau Melakaは人工島。

コンド造ってるのかな?

そんなに古くはないはずなのにもう古びてきているマレーシア新興商業地あるある。

到着!Masjid Selat Melaka (Malacca Straits Mosque)。ここへ来るのは二度目だ。

ミナレットの存在感よ。

横に回る。

満ち潮になったら海に浮かぶように見えるかな?

人口の磯はちと味気ないけれど。

では、そろそろバスターミナルに帰りましょう。

にゃーん。

一路、バスターミナルへ。

市街地近くにこんな緑が多いところがあるんだな・・・もしかしてブキッチナの脇かな?

ああそうみたいだ、華人のお墓が見える。

古いためか痛々しい姿になっているものもある。

到着。

ロティボーイみたいなお店発見。

おやつにひとつ。

アベンジャーズバスだった。

私たちの他にもう一組日本人二人連れが乗っていた。わりとそばだったのでつい声を潜めて話してしまう。

出発。

日は暮れて行き、レストランには灯りが入って・・・。

マラッカ空港の管制塔。

さて、高速に入りここからが大変だった。ただでさえ日曜夜の渋滞に加え途中大きな事故もあった。

車内は消灯され、みんな寝ていてとても静か。一度電話が来たがこの静かな中だし日本人もそばにいることだし出られずじまいだった。

8時になるというのにこの有り様。

もう9時だってのに(同上)。

やっとTBSに着いたものの、ターミナル構内に入るにもまた渋滞・・・。

バスを降りたのは21:40でした。

そこからLRTでマスジットジャメ駅に帰ってきたのは22時過ぎ。

もう夜も遅いのでチャイナタウンに行くのも躊躇われ、閉店間際のバーガーキングで夕飯にした。

■Stay:Cosmo Hotel Kuala Lumpur