あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2017年9月27日(水)【インド】さらばプネー

まだ暗いうちにチェックアウトしたらブラックコーヒーをもらった。

空港への車は昨日のうちに予約していた。チェックアウトの際のスタッフさんもとても親切だった・・・けれど、今日現在、現金で支払ったのにクレジットカードのデポジットがキャンセルされずにいる。一度電話したけれどアップデートを待ってと言われたきり。メールで助けを求めてみたところ。
【2019.07.01追記】電話で聞いてみたりもしたけれど、決済までに消えてました。お騒がせしました。

しばらく、Talegaon-Chakan通りを東へ。

灯りにきゅんとなる。

ブレたけれど、こちらゴミをあさるブタさんたち。

多分ここで空港へ南下するR60に右折したかな。

そう、この可愛らしいお寺!私が今まで東南アジア(やバンガロール)で見てきたゴープラムと違う。

雁かな・・・?

こんなに街がadorableだと思ったのは久々かもしれない。

ちょっとした繁華街に。

なんて可愛らしい祠!!

何枚でも撮ります、この街、この通りを次また走れる保証なんかないから。(一人の時じゃなきゃできないが・・・。)

ポツンと光る灯りにきゅんきゅんする。

これもお寺・・・か?祠・・・?

一旦途切れて、ここからが空港まで最後の街場。

牛さん。

お寺・・・かな?

あれもそうかな?

おおーっ、わんわんと牛、カラスまでとまっている風景。

あれもお寺・・・?

わんわんもしゃがみ。

もーもーもしゃがみ。後ろのあの塔も可愛い。

あれっ、もしやモスクではなかろうか?

・・・インドってストリートビューないのね・・・。でも「Masjid」で市内を検索したら思いのほかたくさんあってびっくりした。

色彩には乏しく感じたけれど、朝もやの中のドライブは楽しかった。

相変わらず信号のない交差点でのガチ勝負は怖いわ。

バス停・・・?

あらかわいい。

安全に送ってもらい、空港到着。朝とはいえたっぷり1時間かかった。修学旅行?小学生くらいの大集団がいた。あの子たちより先に入ろう・・・。

チェックインカウンターで荷物を預けたあとセキュリティゲートへ。今回復路は荷物はバンコクまで行くと言われた。往路は違ったので、緊張が走る・・・けど信じるしかない。

セキュリティを抜けた先で電光掲示板に自分の便がなく困惑していると、エアインディアは上の階だと言われる。

よくわからないけれどエアインディアの表示も小さくあったので待つ。

ほっとして、売店でサモサ的なのとチャイを買う。

バンコクまでは何時間?などとお店の人が聞いてくる。英語の国って素晴らしい。

余裕こいていたら、放送もないのに(多分なかったと思う、気にしてたから・・・)なんとなく赤い搭乗券を持った人たちが外に出ていくので慌ててサモサをかっこんだ。辛い!(チャイも熱い!)

朝陽に包まれるプネー空港。

離陸。緑多きプネーにさよなら。またいつか来る日があるだろうか・・・って今のところ毎月行かなきゃいけないような事態に陥っているんだけれどどうなることやら。
【2021.04.24追記】さすがにそんなことにはならなかった。

全員強制ベジ。

カレーはなかなかいけました。イドゥリはなんかカビ臭かったけど・・・。

あと、必ずついてくる小さなひしゃげたタマリンドキャンディーみたいなのは美味しい。

眼下の地形が楽しい。

ん?

なんか凄いなあ、広大な湖だなと思いプネーとデリーを結ぶ直線上にありそうな湖を調べたらこれが一番近そうだ。


Gandhi Sagarってどういう意味だろうと追いGoogleしたら、なんとダムだとの説明が。さすがインド・・・規模がケタ違い。

私の見立てが間違っていなければ近くに小さいのがもう一つ。

かと思えば赤茶けた大地。

また極端に荒涼として見えるなあ。

高度が下がり、大都市圏の気配。

デリーにもこんな大きな川があるのね。地図を見るとYamuna川だろうか。ニューデリーを反時計回りに旋回したっぽい。

高架列車の駅や駅間の列車もよく見えた。

あのババロアみたいなのはなんだろう・・・?

ロータステンプルというお寺でした。(バハーイー教という宗教のお寺とのこと。)

この辺、緑に囲まれて住める人々ってのは・・・凄いんだろうなぁ。

わーい沖止め好き♡

機体をじっくり観察、こっそり撮影。(場所によっては怒られるからね・・・。)

バスで移動。

先頭に乗っていたんだけれど、他国の他の空港ではありそうな速度制限や停止のルールがここではあまり関係ないようだった。センターラインも余裕のはみ出し。

バスを降りたところで国際線トランジットの人は待つように言われた。

私だけだった。

トランジット者専用のイミグレを抜けたので早かった。トランジット専用通路でショートカット。

こっちは国民用イミグレかな?相変わらずの混みっぷり。

インドらしいデザイン。

この先、トランジット者用のセキュリティが長いのなんの・・・先にももう一つあり、搭乗券で振り分けられていてなぜだろうと思ったのだけれど、どうやらトランジットの時間に余裕がある人は手前の混んだところに押し込まれていた模様。

私たちの並ぶ足元で金属探知機充電中。

セキュリティをなんとか通過し、免税店エリア。

出発ロビー。

どうでもいいことだけれど・・・北インドってイケメン多くない!?

国内線と同じく、2階にフードコートがあった。

どちらも良さげだったんだけど、準備中。

そこで入ったのがこちら。

このお店、プネーへ行く前の国内線フードコートにもあった。タイのカオゲーンみたいに食べたいものを指さすのかと思い、なんとなく注文しづらそうでスルーしてしまったけれど、そんなことはなかった。

決まったメニューが食べられるお店だった。

「Flavours of South India」という名前で、カルナータカ州やケララ州など南インドの地方のターリがいただけるようだった。

トッピングはご自由に。

上から順番に、また来られたら次は別の州のメニューをってことでカルナータカ州のベジミール。

美味しい!めっちゃ美味しい!!

黒いミターイ的なお菓子も甘すぎず美味しい。

ドリップコーヒー追加でだいたい500ルピー=だいたい250バーツってことはだいたい700円くらい。決して安い、というかむしろインドでは超高いランチだけれど、美味しくて満足。

そろそろ搭乗口へ。

ゲート脇にアイス屋さんがあった。

Punjabi Kulfiというお店だった。

カラフルで美味しそう。スパイスっぽいの(マサラティー)みたいなのがあったら食べたいと思い聞いてみたんだけれど、「辛いのはないですよ」と誤解されて通じなかった。

うわーどれ食べたか忘れちゃったな・・・オススメを聞いたら「ピスタチオの味がしますよ」って言われて多分Rajbhogっていう味を選んだと思う。

「Ragbhog」をググると「A traditional Bengali sweet made with paneer and stuffed with almonds and pistachios」と書いてある。

搭乗。

ガラガラだった、特に真ん中の列。

昨日オンラインチェックインしていた時、どうせまたB787で外見えないんだろうなぁって思って通路側にしてしまったのだけれど、この機体は、というか多分普通に窓の明度を調節できたようで、通路側にしたことを後悔した。しばらくインドの大地を見下ろしていたかったんだけれど。

真ん中の列の通路側に移って広々とアグラをかいて帰った。

行きは飲み物の数が少なかったけれど、帰りは普通にカートが来てビールをお願いしたら「インドビール?」と聞かれた。

「Bavaria」というビールだった。

何かジュースがこぼれたのかペタペタしていて苦笑。

無駄に立派なヘッドフォン。

機内食、外国人だったから聞かれるでもなくContinentalと書かれたのが渡されてしまった。

チャーハンに、中華っぽい炒めもの二種。うーん微妙!

やっぱり美味しいタマリンドキャンディ。

帰りではふとインド映画を観たくなった。各言語それぞれ何本かあって本数相当多い。そのなかで、サムネイルもあらすじもちょっとシリアスな感じの一作品に目が留まった。

「Rough Book」・・・実話に基づくという、とてもいい映画でした。インド映画の固定イメージ、歌って踊るミュージカルシーンはなし。主役のSantoshi先生が凛々しくてステキだった。Tannishtha Chatterjeeさんという女優さんだったようだ。友人役のJoy Senguptaさんがかっこよかったです。

行きは壊れていたマップだけれど、帰りは見られた。

でも到着時刻がめちゃくちゃ。(到着予定は19:35、インド時間18:05。)

せっかく優先レーンを使っても、荷物を待てばおんなじ。

プネーからちゃんとニューデリーを経由しているか心配でした。

無事帰宅して、おまけ。

プネーでがっつり貼られたセキュリティシールがきれいにはがれない・・・。

■Flight:AI852 PNQ-DEL/AI332 DEL-BKK