いい天気だ。あちらチャオプラヤ川の方角。
同郷の後輩Aちゃんとフアランポーン駅待ち合わせ。
まだバンコクに来て間もない彼女にタイ国鉄を初体験してもらう。
荘厳なフアランポーン駅でつかみはオッケー。
6番線からの発車。
終点チャチュンサオまでは外国人13バーツ。
乗車。エアコンもない列車にAちゃんは耐えられるだろうか・・・。
発車すれば風が吹き込む。
バンコク市内は、沿線にスラムライクな風景が続く。生活感!
どこの駅だったかなぁ。まだエアポートレールリンクの高架下。日曜の市場っぽい感じ。
線路脇が水浸しだ。
ラッカバーンを過ぎ、Hua Tahke駅も過ぎバンコクを離れチャチュンサオ県に入る頃には車窓は私たちの故郷のようなのどかな風景に。
贅沢な東屋。
何期作もしてそうだしいつも暑いしよくわからないのだけれどいつになく水田が青々としていると思う。
そういえば今回、途中いくつかの駅がこれから改装しようとしている感じだった。
チャチュンサオ駅の一つ前と書いてある。
(なお、なぜかこの後もう一駅あった。)
打ち捨てられた貨車の台車がチャチュンサオ駅到着の合図。
チャチュンサオ駅到着。
すぐに駅前の大通りを渡り、そこにいたソンテウに乗り込んでバスターミナルまで8バーツ。
ピンクガネーシャの看板が目印。このソンテウに乗れば30バーツでピンクガネーシャ直行。
もう中は満席だったので二人で後ろに立つ。
後ろを向きながら出発。
駅前を過ぎて少しすると交通量の少ない裏道に入る。
お、大仏。
チャチュンサオはユニークなお寺の宝庫。
のどかな田舎道。
水路沿いの道。
釣り人が橋の上に。バンパコン川を渡る。
ピンクガネーシャに到着、もうお昼を過ぎているので門前町の市場でスナックを買う。
立派なカオチー!
今が旬なのか、よく見かけるこの野菜?はなんだろう。
せっかく値札が写っているので今ググってみた。มะตัน(マダン)・・・凄く酸っぱいそう。
【2021.04.19追記】じゃあ右は?ถุงละ(トゥン・ラ)、「各袋」だった。
手の込んだ肉まん。
お金をタンブンして餌をあげられる。
この市場には半干しの魚の切り身が多い。バンパコンの恵み?
前回ここで食べて美味しかったシシャモをまた買った。
座って先程のカオチーと一緒に軽いランチにする。
いろいろなものを眺めつつピンクガネーシャの方へ。
相変わらずのピカチュウっぷり。
出ました。
さすがに私も4回目ともなるともうお腹いっぱいなのか、ガネーシャの写真はこの1枚だった。
いろんな色のお使いネズミがせっかくいるのに、関係ないんだろうか・・・。
人々はガネーシャ前の2体のネズミにのみお願い事をする。
Aちゃんは何を祈ったのかしら。
蓮の浮島の水先案内人ドラえもん。
なんとか彼が写らないように写真を工夫する。
いろんな神様を見渡す。
日本でいう絵馬のようなものかな。可愛い。
後ろから見るガネーシャ像には髪がある。
中国寺院コーナー。長屋状に、3つの廟が並んでいる。
そしてこのカジュアルな小僧さんたちである。
観音堂。
とにかくいろいろな神様の競演の場なのだ。
屋台を眺めながらソンテウ乗り場へ戻る。
くるくる回る焼き鳥。
奥の丸いのは日本のホットドッグみたいなやつだった。中にソーセージが入っていた。
ソンテウはなかなか来ないし、どうせ来ても超満員だし、次の目的地百年市場まで直で行けるトゥクトゥクなんかいないかなと少し歩くと、駐車場脇にあの金の岩があった。
もしかして:チャイティーヨー。
ミャンマーにあるって聞いていたけれど、タイにもあったのか!(違)
タイのゴールデンロックには何か小さい鐘がいーっぱい吊るしてある。
台座から岩の下に上がることができるらしい。
さて、結局ぎゅうぎゅう詰めのソンテウに耐えバスターミナルまで戻り、黄色いソンテウに乗り換えた。
バーンマイ百年市場まで8バーツ。
猫食事中。
懐かしいもの、美味しそうなものを眺めて歩く。
バンパコン川に注ぎ込むこの支流も趣を添えるんだよね。
歴史を刻む復興宮。
いつも食べたいと思いつつこのボリュームに躊躇するカオホーバイブア。
ガチャガチャが。
突き当たりまで来た。タンブンする家族。
バンパコン川は今日も優しく流れる。
このお店、こんな鳥籠あったかな。
ボーラーンな雰囲気を楽しみつつ引き返す。
百年市場がL字に曲がり川に突き出したところは結構大きな食堂だ。
まだ識字力不足でこのフォントが読めない。脳がアルファベットと誤認してしまう。
すぐ近くの鉄橋を渡っていく長い貨物列車。
私はパイナップルチャーハン。
Aちゃんはグリーンカレー味のチャーハンにしていた。
また貨物列車が、今度はチョンブリーの方向へ。
おばさんが船を漕いできて、隣の席の女性客が果物を買った。
おばさんは隣の食堂の方へ離れていった。
上げ潮なのか、ホテイアオイが遡上していっているようだった。
食事を終える頃にはもう6時を回っていて、市場はもう店を閉め家族は夕飯の準備をしているようだった。
ガネーシャへ行く青いソンテウと違い、黄色いソンテウは頻繁に走っていてありがたい。バスターミナルへ戻る。
今更駅へ戻って6時台の列車に乗ろうとしてももう座れないだろうし、つらいのでそのままロットゥーでエカマイまで帰ることにした。
99バーツ。6時半発のロットゥー。
あのわんわん可愛い!
ロットゥーは遅れに遅れて7時頃チャチュンサオ発。エカマイに到着し、駅前のタイ飯屋に入り、ささやかにAちゃんの誕生日をお祝いするも疲労と暑さからか食の細っているAちゃんでした。
パッタイとパッパッ(野菜炒め)。
Aちゃんリクエストのオースワン。
ハードな旅におつきあいいただきありがとう!
旅日記:百年市場