あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2017年6月11日(日)ピンクのガネーシャとバーンマイ百年市場

朝、わりと早起きした。さて今日は何しよう、家でのんびりでもいいけれど、やっぱりもったいない。なぜこんなに出歩きたい衝動に駆られるのかわかんない。平日は仕事中心の生活をしているからその反動?
思いつくのは鉄道、西に行こうか東に行こうかはたまた北に行こうか・・・とタイ国鉄のサイトで時刻表を検索してみるも決められない。いっそノンタブリー辺りを・・・なんて考えながら外に出る。

決めた、冒険はせず今日もチャチュンサオに癒されに行こう。

と思ってエカマイの東バスターミナルへ行くとチャチュンサオ行きのカウンターのお姉さんと目が合った瞬間手招きされ有無を言わさずチケットを売られ、そのままロットゥーに案内もしてもらった。

前の方に座っていた子供が退屈しのぎにこっちをずっと見ていた。

ウドムスックからバンナーに左折するところにロットゥー乗り場あんのね。

チケットカウンターにはカタカナで「ピンクガネーシャ」と書いてあるけれど、別にピンクガネーシャに直で行くわけではない。普通にチャチュンサオのバスターミナルに行く。

すぐに爆睡。停車したので目が覚めるとおじさんの検札があった。このおじさんは日がな一日ここでロットゥーの通過を待つのだろうか・・・。

ここは見覚えがある。304号線に右折する直前の道路だ。以前プラチンブリに行く時はよくこの通り沿いのマックのあるスタンドで休憩したものだった。建設中だった近くのKFCも完成していた。

チャチュンサオバスターミナル到着。

ここからどうやってピンクのガネーシャに行くんだろう?と思ったら降りたところの並びに看板があった。

青いベルト(水色ではない)のソンテウ6265番、ピンクのガネーシャ直行で30バーツです。ググるとかつては違うところが乗り場だったようで、最近変わったんだろうか?便利になったようでありがたい限り。

私は最後尾に座り後ろしか見られない。バスターミナル出発。

(右の黄色いベルトがバスターミナル・駅とバーンマイ付近を結ぶソンテウ。)

チャチュンサオ駅通過。

駅を過ぎるとソンテウは左折し、少しだけ線路と並走した。チャチュンサオの次の小さな小さな駅Paet Riu駅脇を通過。

線路の高架下をくぐる。

Googleマップの最短ルートとは最初のうちはちょっとずれた道も走ったけれど、直行だと信じているので心配はない。

だいたいはこの通り。

ソンテウは満員。ほぼ全員ピンクのガネーシャまで行った。

チャチュンサオ郊外は本当にのどかな水郷だった。バンパコン川のたまもの。

※後方を向いています。

バーンマイに戻れる3200号線と交差。

またしばらくのどかな名もなき運河と並走。

壊れた橋が・・・。

水田も広がる。

堰も整備されている。

ピンクのガネーシャ方面へ右折した。火炎樹かな?

お寺の直前、バンパコン川を渡った。

この橋。

ここからソンテウの出っ張りに立って前方の写真を撮った。

軽くガネーシャ渋滞にはまる。

おっ、あの岩は・・・ゴールデンロック、確かミャンマーにあったよね・・・。

もしかして:チャイティーヨー

後で来てみようかと思ったけれどピンクのガネーシャからはちょっと距離があったのでやめた。

アメコミヒーローやド緑色のピカチュウが並んでいたのが気になる・・・。

門前町なマーケットを抜け、Wat Saman Rattanaram วัดสมานรัตนาราม(ワット・サマーン・ラッタナーラーム)到着。

いきなり入り口から凄いな。アラレちゃんとか久々に思い出したよ・・・。

何かが違う、非純正ピカチュウ

鳴らすとゴイーンといい音が響く。

お寺らしい面にほっとする。

なんだかなぁ。

あらあらこれはいけません。

寺院が完全に脇役。

Cafe Amazonもあってこりゃテーマパークやね。

おわっ出た!願いを叶えてくれるピンクのガネーシャ像!

幸運を授かったところで宝くじを買いましょうという布陣。

正確には、ガネーシャ様の麓にいるネズミたちに願いを聴いてもらわねばならないらしい。

しかも、漏れないようきちんと片耳を抑えて。

他にもカラフルなネズミたちがいるけれど彼らは違うようだ。

ガネーシャ様の寝床の周囲を回ってコインをお供えしているみたい。
【2023.04.21追記】お供え、というか寺院でよくあるタンブンですね。

隣には立派な仏像?神像?があり、ほっとする。

原色とキャラクターのカオス。

リアル過ぎる上人さんたちの坐像。

フュージョン

この台にはコインを投げ入れるらしい。さしずめ賽銭箱。

その台座下が小さなロイクラトンみたいでちょっと心が安らいだ。

熱いピカチュウドラえもん・悟空推し。

フォトジェニックなはずの蓮の小島もこの通り。

めげずに渡ってみる。

ガネーシャ様の他にも大きな像があるのが見える。

日本でも見ない一休さん風小僧さん。だいたい僧衣がタイのと違うやんけ!

釈迦頭(バンレイシ)。

この先は華人廟ゾーンだった。凄いなぁワットという名前から大乗仏教の寺院ぽいかと思いきや祀られているのはガネーシャ様と中国寺院。

関帝廟

この前に並ぶ小僧さんの像たちがなんというか現代風。

お次は観音様。

そして太晟星君・・・ググってもわからないや。

その隣にまたもや非純正ピカチュウが・・・。

そこにそびえ立つ観音像(多分)。

立派な土地公さん。

観音様。この大きな観音様の廟かな。

向こうにも三面か四面の仏像(神像?)が。

虹色の龍が水を吐いている。

門前町マーケットを通って戻る。

うずら半熟卵を買ってつまんだ。

青ベルトソンテウ乗り場。時間に関係なく立て続けに2台来た。

帰りは大変混んだ。

バスターミナルに戻り、今度は黄色ベルトのソンテウに乗ってバーンマイへ向かう。(駅で途中下車しても良かったのだけれど、歩道橋を渡らなければならないのと、始発じゃないので混んでいる可能性があった。)

これまで何度も通った見慣れたルート。

混んでない。

バーンマイ付近は華人居住区の名残か廟が多くてワクワクする。ここは「達尊善堂」と書いてある。

写真には撮っていないがこの辺りにはモスクもある。

ここはなんの廟かわからない。

こちらは三宝公だった。海路の守り神鄭和を祀る三宝公をタイで見たのは自分的に初かも。

【2023.04.21追記】もったいない・・・もしいつかまたタイにゆっくり訪問できるなら、この道をソンテウに乗らず歩きたい。

さて、バーンマイ百年市場到着。

何度来てもいいなぁここは・・・。

ニラ団子のお店。

買った。

今回ちょくちょく見かけたこれはなんだったんだろう。

【2023.04.21追記】その後何か長い名前だと知ったんだけど忘れてしまった・・・。この先ブログを見返してまた出会うと思う。

 

東屋の脇に果物売りの舟がいた。

その東屋でさっきのニラ団子を開けた。ニラの他に、タケノコやシイタケの入った五目な団子と、もうひとつはほんのり甘いタロ団子だった。五目が一番美味しかったな。

家の中が見えるお店があった。いい感じだなぁ。

小さな貝。

カラフルなお菓子。

放生会タンブン。

年月に晒された復興宮。

毎度わからない何か。

美味しそうだったカオホーバイブア屋さん。ああ~これ食べればよかったなぁ。(今になって後悔してる。)

アイスキャンディー屋さんでお手伝いしていた男の子。

川が見えそうな食堂に入った。バミーナームを頼む。

今日はなんだかホテイアオイがいっぱい流れてくるなあ。

しまった!ここはナムトックのお店だったか!(苦手)

でも、バミーがしっかり歯ごたえのある中華麺然としていて、スープも程良くしょっぱくて美味しかった。

轟音を立てて貨物列車が通過していく。

下を見たら魚が結構いた。

市場の端っこまで来た。

今日はタンブンのシューターが出ている。

タンブンの家族。

見届けて、引き返す。

鮮やかな手際のサイマイ屋さんがいた。しばし見惚れる。

 

 

 

 

1パック買った。

竹筒に入ったケーキに目が留まったら、味見させてくれたのでこれも1つ買った。

これも美味しそうだったんだよなぁ・・・。

そういえばこの廟のそばの百年市場センターみたいな小屋にいた男性がDJ風のアナウンスをしていた。

いつものカフェで休む。

私のカフェローンを淹れてくれている。

このお茶のポットも可愛らしい。

最近自分の中で「ボーラーン」という言葉がしっくり来る。タイ語で「昔の(ancient)」という単語で、単純な「old」ではない。

退出。

最後にお菓子をもひとつ。何か「シンガポールのお菓子(カノムシンガポー)」とか言ってた気がするけどよくわからない。

今日はちょっと食べ過ぎた。

ちょうど来た黄色ベルトのソンテウでバスターミナルに帰り、3時半発のエカマイ行きロットゥーを待つ。

爆睡しているうちにあっという間にバンコクに着いてしまった。

久々のSoi95。

久々のナムプリック屋さん。お母さんに「最近来なかったね、帰国してたの?」と言われたのはわかったけれどうまく答えられない。今思えば「忙しくて毎日帰りが遅い」くらいは言えたのに!

フルーツの季節だ!

ランブータンを買って帰った。

さっき百年市場で買ったケーキを食べてみた。

こういうラベルも作って小さなブランディングを頑張っているんだろうなあ・・・。

軽いバタークリームののっかったシンプルなスポンジケーキでした。

サイマイも開けてみた。・・・っていうかこれサイマイよりもっともっと細くて、韓国にあるお菓子と似てるね。

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