あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2013年4月16日(火)渡航

ひょんなことからシンガポールで働くことになった。これまで旅行では訪れたことがあったが、暮らすのは初めて。手探りの日々が始まった。

東横イン成田空港に前泊。初めての海外生活のスタートに両親が見送りに来てくれた。

節約生活の始まりでもあるので、台湾経由のLCC、Scootを利用。

スーツケースが重すぎて、「あと1kgで載せられないところでしたよ」と言われる。確か余計にかかった金額は17,000円。痛い出費だ。

節約生活に入るとはいえ、どうせ片道なのでScootBizを選んだ。なんちゃってビジネス。シートピッチ広し。本物のビジネス(?)のようにCAさんが挨拶に来てくれた。

機内WiFiのカードが貰えたが、ラップトップのバッテリーが切れていたので使えず。

搭乗したらミネラルウォーターが貰えた。

この日台湾までこのなんちゃってビジネスにいたのは自分を含め2人だけ。このもう一人の日本人男性が一人のCAさんをずっと拘束。旅の話やらシンガポールの話やら得意げに語っていたが、バジェットエアのなんちゃってビジネスで何やってんだか。その間CAさんはずっと跪いていて気の毒だった。

ちなみにすぐ後ろだったエコノミーのキャビンはこんな感じ。

出発。これでしばらく日本へは戻れない。

せめてもの贅沢のつもりか、機内食をオーダーしたらしい。

これが何かは忘れた。トマト系のパスタ系だったかな。

台湾・桃園国際空港に到着。

トランジットは1時間ちょっと。導線はスムーズ。

一応家に転がっていたNT$の小銭も持って来ていたが、台湾メシを楽しむ時間もなかった。

自販機で1本何か買ったんだったかなぁ。

「酷航」に再搭乗。

この先も結構すいていた。

また機内食。シート予約時に事前予約。せめてもの贅沢が涙ぐましい。

しかも早速タイガーを頼んでシンガポール気分に浸っていて、我ながら健気。

やがて日没へ。

友人であるシンガポーリアンYちゃんがわざわざチャンギで出迎えてくれた。謝謝。

夕方、チャンギ到着。

一緒にタクシーでシティへ。荷物が重すぎてMRTどころではない。

滞在先が決まるまで、かりそめの宿はチャイナタウンのサンタグランドホテルライチュンエン Santa Grand Hotel Lai Chun Yuen。これまでの旅でも定宿にしていた。宿泊費がいたずらに高騰を続けるシンガポールで、コスパの良い最後の砦だと思う。MRTチャイナタウン駅にも程近く、交通至便。

今までは窓のある(といっても明かり取り程度)狭い部屋だったが、今回はスーツケースを広げたいため窓なしの少しだけ広い部屋。ベッドが仕切られていてかわいらしい。

友人のインドネシア人Iちゃんが仕事帰りにホテルに来てくれたので、3人でチャイナタウンで飲茶。どこの店だったかな。Smith St.だったかTemple St.だったかの、観光客向けに並んでいる何軒かのうちの一つ。

ご馳走になってしまった。

「もみじ」。

カエルのお粥。せっかくなのでローカルフードらしいものにこだわる。

こうして初日が終わった。友人たちのお陰で寂しくはなかったが、まだ住み処も決まっていない。明日から大変だ・・・。
【2020.07.04追記】人生の閉塞感を脱すべくマレーシアで英語学校に通いたいなどと夢を見ていたのがつい3ヶ月ほど前、そこからこんな自分でも雇ってくれる会社が運よく見つかり、遅蒔きも甚だしい現採渡世が始まったのでした。

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■Flight:TZ201 NRT-TPE-SIN

NRT

SIN

■Stay:Santa Grand Hotel Lai Chun Yuen(現Hotel 1887 The New Opera House)