2008年3月3日(月)
- 早朝のクアラトレンガヌ
- クアラトレンガヌじゃらんじゃらん
- クアラトレンガヌの小さなチャイナタウン
- Masjid Tengku Tengah Zaharah(フローティングモスク)へ
- 午後のクアラトレンガヌじゃらんじゃらん
- Seberang Takir(スブラン・タキール)
- クリスタルモスク(Masjid Kristal)
- 早い夕ご飯はナシアヤム
早朝のクアラトレンガヌ
深夜2時頃、今夜泊まっているはずだったクアンタンのバスターミナルを通過。
クアンタンは翌年リベンジすることになるわけですが。
そして、早朝6時のクアラトレンガヌバスターミナルに無事到着。
・・・正直こんな早朝に到着しても途方に暮れるわけですが。
仕方がないので荷物を転がしとぼとぼ歩く。遠くに見えるのはMasjid Abidinの白亜のミナレット。
今夜泊めてもらいたいと思っているPing Anchorage Travellers Inn。旅行会社に併設のバックパッカー宿。
入り口は施錠されていた。
諦めて、トレンガヌ川の方へ歩く。
この通りも選挙の旗が。
河口近いこの辺は公園のようになっていた。
ボートレースでも観戦できそうなスタンド。
しばし眺める。
鶏がいる。
猫もいる。
選挙の旗、はためく。
少し明るくなったところで引き返す。
あ、現役トライショー。
(確か)Jl. Masjid Abidin。
なかなか古くていい雰囲気。
ダメもとでお宿へ行ってみたら、超アーリーチェックインが許された。
でもまだ前の人がチェックアウトした直後で、ベッドメークがまだだった。
窓の外。
荷物を置いて、外へ。
クアラトレンガヌじゃらんじゃらん
宿を出て、前の通りを歩き出す。
真っ白なMasjid Abidin。
アビディンモスクの裏手の通りにはイスタナ・マジアIstana Maziahという離宮があった。
頭上でオニカッコウが鳴いた。朝晩南国で鳴き声が聴こえるこの鳥、姿を見かけたのはこの時が初めて。
イスタナ・マジア脇は庭園になっていて、
奥にはブキッ・プトゥリBukit Puteriという丘があった。
トレンガヌ川を見晴らせるかと思ったけれど階段がリノベ中で上れなかった。
ツーリズムマレーシアのブランチ。
大きなモール(?)。
川沿いのJl. Sultan Zainal Abidinを歩く。
ここは渡し舟のジェティになっていた。
川の上流方向へあるいていくと、建物全体が市場になっているPasar Besarがあった。
クアラトレンガヌの小さなチャイナタウン
市場を過ぎた三差路からが、Jl. Kampung Cinaの始まり。小さな小さなチャイナタウン。
観光客を期待して整備されたチャイナタウンと違って、カキリマは思い思いに改造されて寸断されていた。
でも、このマレー系の比率が高いクアラトレンガヌにあって、ここは漢字に満ちていた。
「保安宮」という廟。
「登嘉楼(トレンガヌ)唐人街」と書かれた牌楼があった。こちらが入り口かな。
素朴な肉骨茶屋さんに入った。朝食に肉骨茶という正当な行動。
マイロと肉骨茶・・・なんというアンマッチ。(この頃、ビビってまだマイロくらいしか注文できなかったのかも。)
レタスと湯葉がたくさん入っていて美味しかった記憶。
わんこ。
にゃんこ。
天后宮。
天后宮の裏は河川工事中。
チャイナタウン向けの、与党応援幕。マレーシア華人(馬華)のあなたがたが必要だ!
Masjid Tengku Tengah Zaharah(フローティングモスク)へ
チャイナタウンを歩き終わり大通りをバスターミナルへ。
バスターミナル脇のタクシースタンドで、郊外にある「フローティングモスク」への往復をお願いした。
今もだけれど、マレーシアでタクシーに乗るのは結構緊張する。(一方悪名高いバンコクのタクシーだけれど、私は今日まですべて正当にメーターで走ってもらっていて、ボラれたことも遠回りされたこともない。乗車拒否はしょっちゅうだけど・・・。)
でも夜行バス明けで、睡魔と戦うのが大変だった。
Masjid Tengku Tengah Zaharah、通称「フローティングモスク」に到着。
当時ガイドブックでクアラトレンガヌを紹介するページのトップはこのモスクがお決まりだったけれど、クアラトレンガヌの市街地から結構遠い。
チャイナタウンとフローティングモスク、クアラトレンガヌでの2大目的を果たして満足。
無事にバスターミナルまで戻ってきた。
昨日の反省をもとに、明日乗るコタバル行きのバスのチケットを買っておいた。
観光用でない現役のトライショーがいっぱいいて嬉しくなる。
疲れたので宿に戻る。
午後のクアラトレンガヌじゃらんじゃらん
部屋に戻ったらベッドメークされていた。
涼しい部屋でしばし昼寝する。旅で昼寝は時間が無駄になるようでもったいない気もするけれど、逆になんと贅沢な時間なんだろうと思う。大好きな国の空気の中に身を置いているだけで幸せだったのだ。
午後、また外へ。
旅行会社の経営するこのお宿、1階にはカフェもある。(行く時間はなかったけど。)
また川の方へ出てみた。選挙の旗sugeeeeeee!!!
・・・どんなトイレかな?
ウォーターフロントの公園。
ところで、さっきからちょくちょくこのキラキラモスクを目にするんだけれど、なんだろう?ガイドブックには載っていない。
可愛いバスがいた。「BAS BANDAR(市内バス)」と書いてあった。
Seberang Takir(スブラン・タキール)
ジェティに来た。
あ、まただよこのキラキラモスク。
渡し舟がやってきた。
乗った。
何リンギだったかなぁ・・・。
対岸が近づいてきた。
上陸。
ここはスブラン・タキール(セベラン・タキール)Seberang Takirというカンポンだったようだ。
通りに出たら犬ではなくヤギがいた。
小さなカンポンのモスク、Masjid Kampung Seberang Takir。
ヤギ多過ぎ。
ジェティ脇のお店。
午後遅いからなのかもう売り物は少なかった。
クエを買った。
川を眺め、渡し舟を待ちながら食べた。
のどかな漁村の風景に心も穏やか。
あ、選挙ポスターにまたあのモスク!
乗船。
漁村が遠くなる。
船の中央にエンジンむき出し。
あ!あのシルエットは!!
クリスタルモスク(Masjid Kristal)
そのモスクがクリスタルモスクだという名前もまだ知らなかったが、どういうわけかタクシーの運転手さんに通じて、そのモスクへ行けることになった。英語で何か通じたんだろうな。やっぱり英語圏ってありがたい・・・。
タクシーは川沿いのどローカルな道を川上に向かって走った。
ワンマン島Pulau Wan Manというところに、そのモスクはあった!
クリスタルモスク Masjid Kristal、神々しい!!
2008年2月にofficially openしたばかりの本当にできたてほやほやのモスクだった。今やマレーシアでも屈指の美しいモスクでしょう。
モスクの周囲も整備が進んでいた。
川の対岸の集落。
明日あの橋を渡ってクアラトレンガヌを離れる。
モスク手前はTaman Tamadun Islam(イスラム文化公園?)という公園で、なんだかどこかで見たことのある世界の有名なモスクのミニサイズ版が見えてあれっ?と思った記憶がある。
(今あの旅以来初めてググってみたらほんとに世界の名モスクのミニチュア公園だった。)
参考記事
満足してまた川沿いの道を帰る。
バスターミナルで降ろしてもらったんだったかな。
早い夕ご飯はナシアヤム
結局宿近くのマレー系ホーカーに落ち着いた。
ナシアヤム。
野菜が和えてあって良い。
夕方、もう一食くらい行けるかなと思ったけれど夜行バス明けの疲労に負けて、早々に宿に引きこもって就寝した。
■Stay:Ping Anchorage Travelers Inn
(2016.11.28作成)