2019年3月16日(土)
- 道端カノムジーンで朝ごはん
- 朝のドンムアン
- Fly to ビエンチャン
- ビアラオとエアポートシャトルバス(京都市バス)
- 裏路地のお宿に落ち着く
- 薬草サウナ
- カオピヤックとラオスソーセージ
- 夕暮れのメコン河畔
- ラオスのラープムー
道端カノムジーンで朝ごはん
こわれた路面、カラーコーンが立ってるなんて親切。大抵放置なのに。
今朝のソイロイヌン(101)。
朝だけ出ているカノムジーンの屋台。
付け合わせの野菜もてんこ盛りで出てきて40バーツだった。こってり濃厚で美味しいカノムジーン。
朝のドンムアン
昨夜観た「キャプテン・マーベル」の余韻に浸る。
BTSモーチット駅からA1バスはいつもの通り。
国鉄の延伸線が近づいてくる。開通はいつだろう。
今久しぶりに検索をしてみると、SRT(タイ国鉄)レッドラインは2021年に開通していた。しかもバンスーを起点に北行きのダークレッドラインと西行きのライトレッドラインの二路線があるらしい。今のところダークはドンムアン、ライトはタリンチャンまで行っているそうで、これは便利!
参考記事
駅はもうだいぶできているんだけどな。
新しい高架の手前にある打ち捨てられた橋桁は一体なんだろうと毎回思う。
立派な駅だ。でもタイの建設工事の勢いは東南アジア周辺国に比べるとずいぶん鈍っていると思う。
小銭入れを漁っていたら2バーツと一緒にマレーシアの20senが混じっていて焦ったよ。
というわけで、ドンムアン到着。
あちら、中国人専用イミグレ。中国人「優遇」のために我々外国人は別に追いやられているんですよ・・・あちら混んでますね。こっちはスカスカですけど。
私が乗る便はこの25番ゲート辺りの端っこが多い。
お、変わったラッピング。
Fly to ビエンチャン
搭乗。
機内で渡されたラオスの入国書類。中国企業がスポンサーになっている。
裏面もがっつり宣伝。インドシナ半島の闇は深い。
エアアジアの窓は傷が多い。
赤茶けたインドシナの土。首都だけれど、タイの地方都市のような雰囲気。
ビエンチャン、ワッタイ国際空港到着。
お隣は、結局乗らずじまいだったラオス国営航空。
降機。
静かな首都の国際空港。
ビアラオとエアポートシャトルバス(京都市バス)
さて、空路ビエンチャンに来たのは初めてなのでどうやって市中心部に行ったらいいのかわからない。
とはいえ英語表記もしっかりしているし、数字や主要な名詞動詞は案外タイ語が通じる。社会・経済・地理的事情でタイ語話者も多いらしいけれど、タイ語と共通している単語も多い。タイ人同僚ちゃんも、ラオス語は話せないけれどラオス人の言っていることはだいたいわかると言っていたから。
無事チケットを入手。15,000キップ。
空港は日本のODAがサポートし最近拡張されたばかり。
バス乗り場は端っこだった。
待合所も何もあったものではないので一旦空港内に戻った。
とはいえ、空港内にとりたてて何かあるわけでもなく・・・。
スタバ・・・ではないな。シアトル系(ラオス系)かな。
バスチケットカウンターそばの食堂の冷蔵庫にビアラオ発見。
ビアラオは最近種類が増えていて楽しい。「HOPPY」をいただく。
外に出たらバスが来ていたので乗り込んだ。
チケットと共に渡された路線図。とても親切でわかりやすい。
ビエンチャンのエアポートシャトルバスはODAを通じた京都市バスからのお下がりだ。
運転席にもこの通り。
先頭に座った私の前には近畿予備校の広告が。
早々にとりあえず誰かが押してしまった「とまります」。
出発!
車掌さんがイケメンだった。
見覚えのある通り。
あらかじめ降りたい場所を伝えていたので、車掌さんも下車地点を教えてくれた。
この時はまだ京都の知識がまったくなかったのでピンと来なかったが、京都市民の方々にはこのデザインそのままで海外で第二の人生を歩んでいるバスにはグッと来るものがあるんでしょうね。
裏路地のお宿に落ち着く
降りたのは番号でいうとA5、Rue SetthathilathのWat Ong Teu。
地理的にも川を挟んですぐ向こうはノンカイ、全面的にタイワールドなのに、「通り」を表す単語はフランス語の「Rue」なあたりに川を挟んだ二国の歩んだ歴史の違いを思う。
でもまぁこの建物の感じ、こんがらがった電線はタイのブラザー!って感じしかしない。
確実に外国なのに、カタコトタイ語も通じるし、住んでいるタイと同じようなココロの油断を許してくれる。でも間違いなく外国で、1時間飛んできただけで日常とは違う時間を得られる・・・そんなところがいつの間にかビエンチャンにハマってしまった理由かなぁ。タイにいる間にもっともっと来れば良かった。
Wat Ong Teuの裏通り。
(ハンモックで休んでいるトゥクトゥクドライバーさんがいるのもよく見る風景。)
ここにもカタカナが。
その裏通りの中ほどにある路地を少し入ったところが今夜のお宿。
Le Luxe Boutique Hotel。
あてがわれた部屋はフロントのすぐ脇。
古めかしい!!
窓はあってないようなもの。
でも頑張ってきれいさを保っている様子は窺えた。
Agodaでのビエンチャンのホテルの評価はちょっと他の都市と違う気がする・・・このホテルも8点以上だったと思う。というかこれまで泊まったホテルが全部8だ9だと高いのだ。レビュアーのハードルが低い・・・?
部屋のすぐ前は食事スペース。朝食が出るそうだ。
薬草サウナ
では、ビエンチャンといえばあそこだ。薬草サウナへ行こう。
あっちはメコン川。近くになんだかオシャレなアイリッシュパブもあった。
今はとりあえずさっきの道に戻る。
Wat Ong Teuの、おそらくお坊さんの居住棟。袈裟が干してある。
ビエンチャンも犬が多い。タイの地方都市と同じ。
川に向かうChao Anou通り。
一見目立たない看板、HERBAL SAUNAと書いてある。
見過ごしてしまいそうな路地に入る。
ナイスな佇まいの雑貨屋さんの角を曲がると、サウナがある。
到着。手書きの「HERBAL STEAM SAUNA」の文字がいい。
安くて、トラディショナルで、静かで素朴で小ぢんまりとしていて・・・このサウナもこれで3回目。本当に癒される。タイにもあるというのだけれどバンコクではないらしい。ありそうなのにね。
関連記事
サロンを借り、ヨーグルトとコーヒー豆スクラブを買った。
このサウナにはわんわんが多い。物凄く人懐っこいというわけではなく、なんとなくそこらへんにいる。
このまだら子が一番人のそばに来たりヨーグルトの空き容器をくすねたりするのだけれど、触ると手が臭くなる。サウナ屋さんなのに洗ってもらってはいないらしい。
適当に着席すると女将さんがローズヒップティーを持ってきてくれる。飲んだそばからポットを満タンにしてくれる。
ヨーグルトとスクラブを混ぜて体に塗って過ごす。
あちらが女性用サウナ。右のフェンスの奥はかまど。
あちら、男性用。
女性用ロッカールーム。
全景。この中に男性も女性もサロン一枚で佇んでいる。
サウナの入り口にプアンマーライ的なお供えの花がつけてある。
最後だし、かまどを覗いてみた
待合室の近くにあるフェンスの隙間を覗いたら干した薬草がストックしてあった。
わんこに見送られラスト薬草サウナ、終了。月イチで通いたかった。
カオピヤックとラオスソーセージ
Chao Anou通りに戻ったら、なんだか入りやすそうな食堂が目に入った。
外にはBBQスペースがあって、ここで調理している。可愛らしいチムチュムポットも鎮座している。
チムチュムにも惹かれたのだけれど・・・今日はダラダラ食べていたい気がする。チムチュム食べたらそれで終わりになっちゃう。
(今思えばチムチュム好きの私としてはラオスのチムチュムを食べないなんて一生の不覚だったな。)
では、ビアラオ(黒)をいただきます。
チムチュムだけじゃなく、メニューは多い。
まずはラオスソーセージ。
そして・・・カオピヤック!!
ウマい!!このころころした麺の歯ごたえも、胡椒がガン決まりで塩味の少しとろっとしたスープも。
夕暮れのメコン河畔
大好きなカオピヤックを食べてとりあえず満足した。
そろそろナイトマーケットのお時間。
Wat Chanの裏口というか横口。
その先、メコン川の広い土手。
ナイトマーケット自体はわりと普通。衣類が多い。
夕方のメコン川へ。ラオス国旗の間に挟まれた中国国旗が出迎えてくれる。
河川敷は広く川は遠いけれど、たくさんの人が夕涼みしている。足マッサージや爪磨きのおばさん(お姉さん?)がいたようだ。
川の向こうはノンカイ県。
古タイヤを再利用したというイサーンごみ箱が置いてある。
馬が草を食んでいた。
(そういえばこの頃タイの北部がまだPM2.5の濃度が高かったって報道があったような・・・。)
川を一つ挟んですぐそこに、言葉も法律も社会制度も似ているけれど違う国があるってどんな感覚なんだろうなあ。
お祭りや市場には必ずいるバルーン売りさん。
少し下流の方に行ったら、新マーケットの手前にミニ遊園地があった。
行ったことはないけれど、新マーケット。飲食が多そうだ。
縄跳びをしている人。ビエンチャンはジョギングをしている人がすごく多いイメージ。
菅笠お姉さん、今度は肩を揉んでいる。
土手を降りた。
サムライムーピン屋さんも営業開始している。
赤い屋根のお店の間に屋台を曳くお母さんたちがいて、こちらの屋台の方がラオスっぽくて良い。
川沿いの大通りにはイサーン料理瓜二つのラオス料理の屋台がたくさん出る。
一度Chao Anou通りに戻った。
薬草サウナの脇にあるオシャレそうなカフェレストラン。
その近くの食堂の前にロティ屋さんがいた。
バナナのロティを買ってつまみながら歩いた。東南アジアの火を通したバナナってなんでこんなに甘いんだろうな。
再び川沿いの大通り。
Wat Chan脇の、ホテルに向かう細い路地。
この入り口に麺屋さんがあった。丸出しの厨房に惹かれる。
このお店へは翌朝行ってみた。
ホテルへ続く路地。
ホテルはす向かいのアイリッシュパブ。
土地神様の祠までアイリッシュカラーであまりの可愛らしさに静かに感動した。
ホテルはこちら。
お腹もいっぱいになり、昼寝(夕寝)してしまった。
ラオスのラープムー
次に外に出たのはもう8時近くだった。
ホテル隣のレストランは明るいけれどガラガラだった・・・。
ビエンチャンの夜は暗くて早い。こちら一本隣のRue Francois Ngin。初めてビエンチャンに来た時に泊まったのはこの通りのホテルだった。
そのホテルの隣にあるテントで営業している食堂に入った。
ビアラオ(金)。
ハーバル感がそんなになく優しい味のラオスのラープムーをカオニャオといただいた。
席の脇。お、この猫前もここにいたな。
食後、すぐ近くに出ていたジューススタンドでスイカジュースを買った。
新鮮だとは思うけれどクラッシュ種ががっつり入っちゃってて飲みづらいことこの上なかった。
腹ごなしにバス通りのRue Setthathilathまで行った。
日本食屋がある。
でも結局お腹がキツ過ぎて宿へ戻ってしまった。
途中見かけた羨まけしからん光景。私も混ぜて欲しい・・・。
わんこ。
ラオスの夜は早い。おやすみなさい・・・。
■Flight:FD1040 DMK-VTE
■Stay:Le Luxe Boutique Hotel
関連カテゴリー