あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2018年3月14日(水)【フィリピン出張】長い帰り道

今日はよく寝た。前日深酒もしていないので快適な朝。

昨日食べられなかった分、今日は食べちゃうぞローカルメニュー。

朝からチーズかぁ・・・。

こちらが麺コーナー。

昨日も食べたお粥。2つの釜はArroz Caldo(アロス・カルド)という鶏お粥と普通の白いお粥。

トッピングに千切りレタスなんかもあっておもしろい。たくあんのような大根の漬物(っていうかたくあんかも)やガリもあった。

お味噌汁コーナーにあったなんか可愛いディスプレイが日本を演出。

フィリピンのお祝い料理、豚の丸焼きコーナー。

まずは一巡目、疲れた胃を労わりつつアレス・カルドとサラダ。

昨日も気になった、何か小豆ぜんざいのような釜。トッピングがやたらお菓子風。

CHAMPORADO・・・オーストロネシア語系かなと思ったらメキシコのChampurrado由来らしい。カカオと砂糖で煮たお粥、即ちチョコお粥。

今日は伝統菓子も行く。「Biko」はハロウィンで食べる、ココナッツとブラウンシュガーともち米のおはぎ。

「Puto Maya」は白い、ココナッツミルクともち米を固めたものだった。どちらも東南アジアに共通するスタイルで嬉しい。

このポットを見ていたらスタッフさんがTraditional drinkですよと教えてくれた。

「Batirolという木の泡だて器でかき混ぜたローカルのホットチョコドリンク」と書いてある。カカオ豆から作られたタブレヤTableya(タブレットと同義らしい)を乾燥したものから作られるそうで、Sikwate(シクワテ?)という名前はセブの呼び名らしい。(ヴィサヤ語?)

チョコレートだなぁ。

というわけで甘いホットチョコに甘いもち米お菓子2種に・・・。

チョコのお粥までついて私の血糖値は爆上げだね!

チョコレート多様な辺り、他の東南アジアより大航海時代以来のヨーロッパ(ラテン)の影響の色濃さを感じる。

さて、午前中いっぱい部屋で仕事をし、正午にホテルを出る。

セブにもあちこちに信号が増えているけれど、これが却って交通秩序を乱しているそうだ。

店先や道端でお子さんをあやす家族の姿をよく見かけた。家族を大事にするフィリピンらしい。

また港脇を通る。セブは世間のイメージとは裏腹に意外に工業の島だ。

下校時刻だったみたい。

こういう個人商店がいっぱい。ホテルのあったビジネスエリア以来コンビニは見ていない

お子さん4人。

もう当分来ることはないだろうから、風景を思い出に残しておきたい。

橋の手前、河岸の集落。

マクタン島に戻ってきた。

JAPANTECHなランドリー。日本品質をウリにしてくれてありがとう。

さて、小さいながらも混み合うセブ空港。チェックインカウンターは作業速度が遅く、イミグレのセキュリティ前では空港税を払わねばならなかった。懐かしいなあインドネシアも以前はこうだったよね。

流れで出国してしまったが、搭乗口エリアには何もない。しまった、外でJolibeeにでも入るんだった。

またプライオリティパスの恩恵に与る。

Pork Adoboという肉料理をちょっとだけ食べた。

ホーキング博士の訃報が流れていた。

搭乗。ゲート変更があったり接続待ちがあったり、なかなか乗れなかった。

帰りはきっちり窓側。

シルクエアーの就航地を何気なく見て、シンガポールと広島に直行便があることに衝撃を受けた。何故!!

さらば、セブ・・・。

逆光で気づかなかったけれど自分の腕が写っちゃってて気に食わない。

うわー美しい。Banacon島という島とサンゴ礁らしい。セブのアイランドホッピングに参加するとこういう島に行けるのかな?

セブのお隣ボホール島上空。

今はFrightRader24で飛行ルートも遡って確認できる。でもなぜかはわからないけれどフライト当時も、機内モードなのにGoogle Mapが時々動いていた。

んっ・・・?

なんだろうあの螺髪みたいな地形・・・。

今検索したら「チョコレートヒルズ」という世界遺産だった。図らずも空から見られてラッキー。

www.his-j.com

さてそんなボホール島も通過。

ボホール島と隣のパングラオ島、セブとマクタンのように本島と衛星島みたいになってる。

そのパングラオ島に新しいボホールの空港を建設中だそうだ。

海岸が美しいこと。

機内モードです。

どこかの島の脇通過。

ああ・・・あんな孤島に行ってみたい。

ミンダナオ島の西の端を通過。

機内食タイム。行きに食べたパスタよりは若干まし。

この後PCを開き作業をしていて、気がつくと機体はそろそろボルネオへ。

思いっきりサンダカン上空からマレーシアへ。

画像下部がサンダカン。深い入り江に浮かぶ島はPulau Bai。

しばらくサバの地形を鑑賞するも、その後雲に覆われてしまいまたしばらくPC作業に没頭。

次に外を見た時はもうシンガポール近かった。

夕暮れ迫るビンタン島。

そしてバタム。

またたくさんの貨物船に迎えられ・・・。

霞んでいるけれど、肉眼だとうっすらマリーナベイサンズも見えた。

シンガポール行きは絶対にA列を取ると決めている。

このタンカーや貨物船の浮かぶ風景が、シンガポールっ子の故郷の海なんだよなぁ。

出発が遅れまくったので乗り継ぎまでスムーズ過ぎ。そしてまたターミナルの最奥に追いやられているタイ方面行き。

スワンナプームもそうだけれどチャンギも搭乗口付近に自販機しかない。ぎりぎりまでカフェがあってチャイが飲めるインド(ニューデリー・ムンバイ)を見習ってどうぞ。

機内食。エビ。

ヒストリーチャンネルの「People’s King」を久々に見た。王様も、夭折のお兄様も本当にイケメン・・・。

お疲れ様でした。

■Flight:MI588 CEB-SIN/TG410 SIN-BKK