あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2017年12月13日(水)弾丸バンガロール

深夜のケンペゴウダ国際空港到着。

いつも満席だし、結構重要路線だと思うの。時間帯を・・・時間帯を変えていただきたい・・・。(せめて出発があと2時間早いとか。)

中で両替し、カスタムを出て外へ。

あまりに深夜なためさすがにUberを使うのにも抵抗があり、ホテルのピックアップを予約していた。確か2,000ルピーほどだけれど、背に腹でしょう・・・。

無事合流し市街地へ向かう。もうタイは午前2時。

高速料金所。

こんな深夜になかなかパンチ効いた渋滞っぷり。

毎回思うんだけどこれは廃墟なのか新築なのかみんな寝静まっているのかどれだ。

というわけで今夜のお宿はこちら、ibisブランドのホテルここ数年ホントによく見るけれど泊まるのは初。

スタッフさんも親切。

 

廊下奥にはアイロンと製氷機。

機能的と言えば聞こえは良いが狭い部屋だったなぁ。

窓がめっちゃ小さい。

ユニットバスみたいな小ぢんまりバスルーム。

もうこの時点で午前2時近く。もうタイは3時半だよ~。

おやすみなさい。

ベッドが適度にふかふかで寝心地良かった。

あっという間に朝。しかも時差的に遅れているためもう仕事の電話が6時頃鳴った。

小さな窓の外はスタジアム。

廊下に出た。アイロンと氷サーバーはこちら。

反対側の廊下突き当たりは非常口。

小さな窓から覗いたバンガロール

エレベーター前には靴磨き。これインドだとほんとよく見る。

フロント脇に、手の平よりももっと小さい可愛らしい観光パンフレット群。

朝食ブッフェつき。

そんなに期待していなかったんだけれど、期待以上♪

多彩なチャツネ。

手前はイドゥリ。

ブリヤニ・・・かと思ったらポハだった。インド的お米フレークだそう。これとチャツネだけで行けちゃう。

サラダ・・・は相変わらず手が出ず。豆もやしサラダ気になるけれど。

デザートはちょっぴり。

一巡目。

ポハがあまりに美味しかったので調子こいて二巡目。

糖質少な目ゴハンに大逆行してしまった。

食後、ホテル前に出てみる。チャイのスタンドでもあればと思ったけれどなかった。幹線道路沿いな感じ。

こちら、ホテル外観。

チェックアウトした。

車をチャーターしていなかった。デリーでさえ大丈夫だったUberバンガロールならもっと安全に違いない・・・と思ったものの、いざ現地で呼ぼうとすると緊張する。そうは言っても意を決してアプリを立ち上げたらすんなり一台見つかった。

すぐにホテルのタクシードロップに来てくれて、出発。

さすがに明るいし、行き先も知っている道なので乗ってしまえば不安はない。

この先はもうひたすら車窓を楽しむ旅。

今回のドライバーさんは道をめっちゃ熟知しているという感じではなく結構慎重にUberのナビを追いかけている。何か公園のようなところを通った。

この赤い建物は公立の図書館だった。

歴史あるバンガロール、コロニアルな建物も多い。

そういえば選挙のポスターらしきものが目立っていた。

街を抜けるまでに渋滞にハマる。

前回も通った貯水池「Sankey Tank」。

貯水池が終わる頃道路の向こうにヒンドゥー寺院。「Sri Ayyappa Swamy Temple」というお寺らしい。

通ってきたCV Raman RdがTumkur Main Rdと名前を変えるカーブら辺でまた渋滞。

そこを越えるといよいよ郊外、ナンマメトロが頭上を走る。

大量の赤玉ねぎ。

Yeshwanthpur駅はナンマメトロと国鉄?の接続駅。

次時間がある時はこの辺まで来てみるのもいいな。

 

寺院・・・かな?

この辺から先は初めて。

なんの塔だろう、寺院かな。モスクかな。

高速の料金所。この先はムンバイハイウェイという道路らしいという標識があった。

寝ている人がいる・・・。

私は高速には乗らず逸れて少し一般道。

建築現場に、あの顔は・・・?

お巡りさんの制服かっこいい。でもみんな分厚そうなマスクしている・・・確かに今回は前回より空気が悪い気がする。

原始的なブロック塀。

撮り損ねたけれど、右下の穴からリスが顔を出していた。

今回の用事はBIECで行われた展示会の見学だった。ビジター登録に手こずったり会場が広過ぎたりと大変だったが、概ね快調。

目的地で用事をこなしていたが、Uberを早目に捕まえないと街まで帰れなくなる、リクシャーでボラれつつ最寄りの鉄道駅まで行かないといけなくなるとアドバイスをいただき少し早めに戻ることにした。Uberはすぐ捕まったがなかなか来ない。GPSも微妙で車両のアイコンが飛んで行ったりして、一度電話を掛けてみたけれどOKと言われるばかり。

その時ふと道端に何人かこういう女性が立っていることに気づき目が合った。10ルピー、と言われる。

いろんなもの、刻んだ玉ねぎやニンジン、そしてチャツネのようなものを真ん中の容器で和える、ポン菓子のような米のあられ。

それを本のページを切り取って丸めたカップに入れてくれる。受け取った瞬間Uberが近くに来てしまい、慌てて食べてしまい写真を撮らなかったのが不覚。ブーケのように可愛い見た目だったのに。

さあ、帰ろう。

【2019.07.02追記】このUberはこの頃インド全域で流行っていた「客のキャンセルを促す系」Uberだったみたいだ。お客がキャンセルをするとお客から徴収されるキャンセル料の小銭がドライバーに入る仕組みを悪用し、のらりくらりと時間をかけてお客が痺れを切らすのを待つというちょこざいな小銭稼ぎ。でもこの時私はこの手口も知らず、しかもまったく焦っておらず30分以上ものんびり待ってしまったので、この人の目論見は崩れたわけだな。

帰りはそんなに渋滞もなく順調なためか往路より短く感じた。

ナンマメトロと並走。

鉄道駅脇。

この先大きくカーブし鉄道を越える。

壺に神像(仏像?)のようなもの、そして奥には鬼のようなお面。

跨線橋

この寺院は前回も見た。好きな形のゴープラム。北インドでは(少なくとも私は)見ない、南インドな形。

貯水池に戻ってきた。

ところどころにある浮島のような小さな建造物にはウミウの淡水バージョンのような大きな黒い首の長い鳥がいっぱいいた。

白いのは泳いでいるアヒルの群れ。時間がある時にここまで来てのんびりな午後とか過ごしたいな、なんて暢気なことを考えてしまうほど、バンガロールは居心地がいい。

誰の像だろう、場所確認し忘れた。もうだいぶ市中心部に近い。

サリーは本当にカラフルで素敵。

Cubbon Parkそばの何か。

Queens Rdへは行かずCubbon Rdを通り、目指すMG Rdへ。

MGロード駅到着。ここで降ろして貰えばもうこっちのもの。

とはいえ、周囲を見渡す。さてどうしよう。

MGロード駅の象さん。

券売機あるじゃん!と思ったら動いていなかった。

従来通り窓口でトークン購入。行き先を告げて買う。タイとは違ってアルファベット通り読めば通じるのは本当にありがたい。

とりあえず隣のトリニティ駅まで。

MGロード駅の脇はCariappa Parkという公園らしい。公園というか、運動場的な。

この終点だって「バイヤッパナハリ」と言えば通じる。

じゃじゃっと走ってあっという間に隣の駅。

駅を出て、もうちょっとだけ続くMG Rd。

奥にあるのがTrinity Church。駅名はここから来ているのね。最初はインドでなぜにトリニティかと思ったものだった。

左折して、やってきたのは1MGというモール。

インドもやっぱりクリスマスなんだ・・・。

H&Mがあった。伝統的な衣装を着ている女性が多いインドでも売れるのかな・・・。

一番上の4階まで行ったけれど充電しながらのんびりできるようなカフェはなかった。

トイレにだけ寄って、モールを出た。

トリニティ駅に戻ってきた。

ナンマメトロが無性に好きだ。いつだって乗りたい。今日も乗ってしまおう。前回とは逆方向に行こうか?でも時間があまりない・・・やっぱり一度行ったことがあるバイヤッパナハリ駅を目指すことにした。

これまでと違いカラフルなトークン。可愛い。持って帰りたい。

終点の名前がなかなか覚えられない。どうしてもラジニさんの映画「バダヤッパ」になってしまう。

夕方近い時間、車内は結構混んでいた。

どこかの駅(多分次のHalasuru駅)で、ランドセルを背負った小学生の女の子が一人で乗ってきてびっくりしてしまった。バンコクでも見ない光景!

バンガロールがいかに安全かを改めて思い知った。(慢心はしないけれどね。)

洗濯物とか見えると生活感にきゅんきゅんする。そこに確かに自分の知らない暮らしがある。

恐らくその次のIndiranagarという素敵な名前の駅を過ぎたあたり。

緑地帯。

少しスラムチックな屋根の連なり。

二度目ともなると結構あっという間に終点バイヤッパナハリ駅到着。

さっきの女の子が一人で階段を上っていくことに嘆息する。

この駅で楽しいのは在来線の線路。

ホームに人がいる。これはきっと列車が来るサイン。

っと思って私も階段に座って待つ。

わんわんの安息所。

そしてやっぱり来た。警笛を鳴らし入線。

ネット動画で話題になるようなカオス感はないけれど、ドアに殺到する感じがなんかいいね、インドっぽい。

ふと真下を見ると男性陣が何か透明な板を降ろしていた。降ろしまくっていた。

降ろし終えると男性が車掌さんに向かってありがとうと手を振る。

汽笛を鳴らし列車はゆっくりと出て行った。

行ってしまった・・・。

駅の脇、以前はジューススタンドだったと思うんだけどなぁ。

ゴクリ・・・なんだかいろいろ美味しそうだ。

サモサを頼んだら何か可愛いお皿に載ってきた。これは捨てていいお皿なのかわからず、汚さないように食べた。

お店の女の子が「全部ホームメイドよ、これも美味しいよ」って何かラップみたいなものを勧めてきたので抗えず受けてしまった。

まあ、美味いわけだよ。

そしてチャイも欲しくなるわけだよ。

物凄くガチの道端屋台ではないけれど、こういうスタンドで食べるのは平気になってしまった。これまで破壊的にお腹を壊したこともない。(確か前回は着陸時にお腹が痛くなったんだけど・・・。)

さて、帰ろう。

夕方は街方向はすいていて始発では座れた。この時わりとお歳を召した風の男性が乗ってきて、私の隣の女の子が席を譲ろうとしたんだけれど、大丈夫といって遠慮していた。インドもこうして若者が席を譲るんだなあと感動した。おい日本、大丈夫?負けてない?

MGロード駅下車。

ああ・・・チャイ屋さんが空き家になっている・・・。

いろんなフレーバーのチャイを出すお店で、次は別のを試そうと思っていたのに・・・。

駅の外に出る。プリペイドトゥクトゥクスタンド。
【2021.05.07追記】今気づいた、トゥクトゥクじゃない。リクショーだ。いやリキシャだ。

前回は乗ったけれど、今日は歩く。というか、歩きたい。

まだ入ったことはない高層ビル。

前回も今回も賑わっているチャイスタンド。

歴史を感じる建物も多い。ここはMuseum Rdかな。

メトロともお別れのSt Marks Rdとの交差点。

ここを左折して路地へ。

ハードロックカフェ

その向かいの保険屋さん。

 

足早に路地を抜けLavelle Rdへ。

ピーナッツ屋さんがいる。

三叉路に唐突に胸像。State Bank of India Rdとの交差点。

写メを撮っていたら通りがかりのトゥクトゥクのおじさんに何事かからかわれた。
【2021.05.07追記】また間違えてる。トゥクトゥクじゃない。リクシャーだ。

 

いい感じの雑貨屋さん・・・八百屋さん?

オシャレなお店が増えてくる。

でもMovenpickは・・・営業してない雰囲気。

高級デパートUB Cityのある通りとの交差点。あそこにも胸像・・・ガンジーさんだろうか?

その交差点にあったCAFE COFFEE DAYに入った。バンガロールで空港を含むあちこちで見かけていて一度入ってみたかった。充電もできたし。

でもココナッツミルクコーヒーなどという過ちを犯してしまった。

ごちそうさま。

暮れかけた外に出た。

UB CityからでもUberを呼ぼうかと思ってアプリを立ち上げたら・・・いない!一台もいない!!

焦ってすぐさまGoogle先生に聞いたら、こんなバス路線を教示される。

拡大。Google神の指し示す方向へ行ってみる。

Lavelle Rdは夜もいい感じ。不思議だな暗くなるのに怖くないぞ。

さっきの銀行通り(State Bank of India Rd)を歩いてきた。

あのロータリーはSt Marks Circleというらしい。

ハードロックカフェのあるSt Marks Rdに戻ったかたち。

この通りも結構おしゃれなカフェやバー、ベーカリーが並ぶ。

あった、India Garage Bus Stop。

10分くらい待ったかなぁ。古いのからボロいのまでいろんなバスが通り過ぎていく。

そして「KIAS-5」というバスもちゃんと来た。左手を上げて乗り込んだ。

車内がきれい・・・。

車掌さんが電子端末を持ってきて発券。バンコクより進んでいる・・・。

お釣りがないとすまなそうにされる。とんでもない!!(東南アジアではお釣りが戻らないのは既定路線。)

こんなきれいなバスに乗っちゃうと安心しちゃうね・・・しかもすいている。靴を脱いでシートに胡坐で座ってしまった。

私の中でバンガロール中心部を出る合図、Cubbon Park駅。

ちょくちょく写真は撮ったものの暗くてきれいには撮れないし、安堵感から居眠りもした。結構渋滞もしていた。

ちゃんと目が覚めたのはこの辺。もう空港の近く。この辺まで来ると渋滞は終わっている。

空港到着。安全に連れてきてくれてありがとうございます。

Kempegowda International AirportのKIA・・・かな。

バス乗り場も実に整然としている。

来る時も気になった可愛いスタンド。

奥にもカフェがあるっぽかった。

空港内へ。

セルフチェックイン機にTGはなかった・・・。

チェックインはしてあるけれどプリントアウトをしていない。これで通れるのかな・・・。

って確認もしないままにCAFE COFFEE DAYに入る。
【2019.07.02追記】通れません。

多分クリスマスのデコレーション設置中。

ってわけでTGのカウンターが開いたら即搭乗券を受け取り即出国(すいてた)即セキュリテイ通過。

・・・って、まだ4時間もあるんだよなぁ。

そこで、ウォークインでラウンジに入ってしまった。でも、入るラウンジ間違えた・・・「Above Ground Level」に入るべきだった・・・!!

こっちのラウンジ(名前なんだっけ)は混んでるし座席もショボかった・・・。

でもこのサラダたちは美味しかったね。

ごはんはもう入らない。

サラダ、スープ、カレー(ライスやナンなし)。

南インドdelightと銘打ってお願いすればドーサを焼いて貰えたんだけれど、惹かれたけれど・・・断念。さっきのココナッツミルクコーヒーが最悪に効いてた。

二巡目、サラダ。

さっぱりしたものは別。

残り2時間ほど、モヒートを一杯いただき、うとうとした。目覚ましかけといてよかった。

このラウンジ、とにかく寒くてつらかった。

■Stay:Ibis Bengaluru City Centre Hotel