まだ夜も明けきらぬ中をタクシーで空港へ。
素晴らしい朝焼けは昨夜の大雨の置き土産。
今日はお客さんをお迎えして、タイを案内する。
到着出口、今まで誰かを迎えたことがなかったのでわからなかったが、出口の近くまでは迎えの人は入れなかった。少し手前でやきもきしながら待った。
皆さんと無事合流し、用意していたハイエースでパタヤ目指し南下開始。
このままだと到着が早過ぎるのでモーターウェイのドライブインで休憩、Doi Chaangコーヒー。
チェーンのコーヒー店、領収書をお願いしたら後日会社宛てに送ってくれた!ちゃんとしてて感激。
チョンブリー県的風景。
それにしても早く着き過ぎてしまうためドライバーさんに相談したら連れてこられたのがここ。無料で入れる「Big Bee Farm」。
まぁ特に何があるわけでもなく蜂蜜製品の直売所だった。ドライバーさんたちはこういうところに連れてくればリベートがあるようだ。
ハニーコーヒーの試飲。
誤解なきよう申し上げると今回のドライバーさんたちは本当に良心的だった。なんせハイエース2台3日間長時間借り切ってチャーター代12,000バーツ。これは破格だ!日系でも安いところがあるけれどそれでもOT付きで1台1日5,000バーツくらいするのだ。ちなみに職場のRちゃんの紹介だった。
次にドライバーさんが連れてきてくれたのはエレファントビレッジ。でもここ、ググってHITするエレファントビレッジとは別物だったと思う。
今となってはどこなのか思い出せない・・・写真もあまり撮っていないし、GoogleマップでHITする象のいる施設どことも違う気がする。
象の写真を撮るのも有料だった。子象さんとの写真が50バーツ。
でも50バーツで鼻に乗せてくれたりしたのでお客さんには印象的だったと思う。タイ以上に象を大切にしていそうなインドからのお客さんだったので、「象を見世物にするなんて何事か!」と怒られるかと思ったらそんなことはなかった。
こちらは大きい象、確か撮影100バーツ。
勇敢な2名がエレファントライドに行った。20分600バーツだったかな。ほんとここ、どこだったんだろう・・・わりとショボめの施設だったから、客を案内してくれるドライバーさん頼みなのかな。
このたびはインドからお迎えしているお客さんなので、食べ物には気を遣った。ベジタリアンの方もいたし。そんなわけでパタヤのいろんなインド料理屋さんをチェックしていた。11時開店と書いてあって行ってみたら準備中で1時に来てとか言うので先にホテルへ。なんとかアーリーチェックインもできた。お客さんたちのホテルは「Pattaya Blue Sky」。
ビーチロードのSoi5にあり、ビーチもへ3分くらいで行ける。Agodaの評価がとても高い。
ウェルカムドリンク。
お客さんたちのチェックインを見届けて私たち添乗組は隣の「Best beach Villa」へ・・・同じホテルにしようと思っていたけれどもたもたしていたら満室になってしまった。ごめんよCちゃん。
ウェルカムドリンク。
パタヤにありがちな、広さだけが取り柄の古くてかび臭いホテル。
窓からちょっとだけ海が見えた。明日行くラン島も見える。
早朝着でお腹すいていたろうけれど「インドはランチタイムは普通1時だから大丈夫」と言ってくれたお客さん。というわけで荷物を置いて少し休んだ後、再び集合しSoi1の「Mumbai’s Great Punjab Restaurant」へ。
しょっぼ!!
普通のレストランかと思ったら昼は100バーツのブッフェレストランだった。
ケチる必要ないのにいきなりドケチランチを選択してしまった・・・。
でもまあ味は美味しかった。後にインド人(少なくとも今回のお客さん)は、仮に他に各国料理の選択肢があったとしてもインド料理しか選ばないということを目の当たりにすることになる。
ミターイ(インド菓子)の一種。
食後、移動開始。
午後の観光はここ「サンクチュアリ・オブ・トゥルース Sanctuary of Truth」から。入り口で入場料1人500バーツを払い奥へ進むと海沿いに絶つお城が見えた。
こんな観光地知らなかったなぁ。パタヤで観光地が決められない~と嘆いていた時にCちゃんが提案してくれた。伝統建築技術を後世に伝えるため、お金持ちが私財で作った施設とのこと。
ここから崖を下っていく。
宗教施設ではないと思ったけれど、短パンのCちゃんは布を巻かなきゃいけなかった。
この先ヘルメット着用。
馬やヤギ、象までいて餌を買ってタンブンできるようだ。
建物に近づく。
本当に海の際。きれいな水門だな。
1981年に建設が始まって以来、今もなお増築や彫刻製作が続いているそうで、「タイのサグラダファミリア」なんて呼ぶ人もいるそうだ。ヘルメット着用はそのため。
ガルーダがいて、インド人さんたち喜ぶ。
石塀の隙間から海が見える。
パタヤビーチ方面が見渡せた。
なかなか荘厳だ。
中に入ることができる。
彫刻で埋め尽くされている。
常時建設中。
中央の祭壇には王様が讃えられている。
タイはサンスクリットやヒンドゥーの影響が色濃い。ここにもヒンドゥー教の神の像が結構あり、ラーマーヤナのお話など伺った。
さて、アヒルたちに見送られて次の観光地へ。お天気には恵まれたけれど、ただもうひたすら暑い。
次に来たのはパタヤフローティングマーケット。ここは「作られた水上マーケット」だけど、まぁはっきりそう言わなきゃタイ名物の水上マーケットの雰囲気が味わえてよいのではないか。
入場料、外国人は200バーツ。
作られたマーケットだけど、わざとらしさはない。私なりに理由を考えると、タイには今も「古い(ボーラーンな)もの」がたくさん残っていて、ボーラーンなのに商魂見せて頑張っているところがほとんどで、それを見たまんま作るだけで馴染むからだと思う。もう失われてしまったものを敢えて作ったらわざとらしいかもしれないけれど。
真ん中に廟があったのもそれらしい。
船めぐりは結構なお値段がしたと思う。ボート料込みの入場料だと900バーツだったかな。
パタヤに滞在していてちょっと観光でもぶらっと、にはいいと思う。
ここが入り口、船のオブジェ。
お客さんをホテルに送り、自分たちのホテルへ戻る時にそのままビーチへ行くことにしたらCちゃんもついてきた。
二人でやっとゆっくり海を眺めた。まだ初日だけど、疲れたねえ・・・。
そこで別れて私はファミマへ寄り、帰る。
Soi5の出口はナイトマーケットになるのかな。
ホテルへ戻った。
ちょっとだけ見える夕暮れの海。
景気づけに1本だけ飲んだ。
疲れているせいかビールという気持ちにはならず。ただリフレッシュしたかった。
うちのホテルのプール。
向かいの空き地には何か首のない生き物の像が・・・。
そして、暮れていく。
Soi5のパクソイでソンテウに乗った。タイ人Cちゃんがいるせいかボラれず、1人10バーツを守ってくれた。ウォーキングストリート近くの「Motimahal Indian Restaurant」へ行った。
タンドリーチキン。
バンガロールへ行った時のことを話したら思い出のイドゥリを注文してくれた。
イドゥリは味気ないけれど、他のパンものと違い油を使っていないから病人が食べてもいいんだそう。さしづめ私たちのお粥みたいなものかな。
このお店は親切で美味しいし当たりだったと思う。ビールも結構飲んだのに9人で3,000バーツくらいで済んでしまったし。
ブリヤニや、ベジタリアンの方のために野菜フライドライスなどをオーダーして〆。
その後ウォーキングストリートに繰り出すかなと思ったけれどさすがに皆さん深夜便明けの疲れからか大人しくホテルへ。私も疲れた・・・おやすみなさい。
■Stay:Best beach Villa