眠ったような気もするけれど起きていたような気もするし・・・ああ寝たという感じはまるでなし。
ゴミを床に捨てていいっていう感覚は私にはわからないなぁ・・・公衆的な意味以前に自分の足元が汚れるのいやじゃないのかな。
(ちなみに白人さんでした。)
とても喉を通らない朝食。選択の余地なくオムレツとチキンソーセージ。(なんか文句言ってる人いた。)
文句と言えば、到着前にTGのCAさんが乗客に何か強い口調で「I said YES!I didn’t say NO!」と言っていた。サービス業であっても自分が正しい時はきちんと主張する、こういう文化が日本にはないなぁ・・・。
というわけで、朝のキングスフォード・スミス国際空港に到着。かっこいい名前だなおい!
イミグレの審査官(中華系の人っぽかった)が「コンニチハー」「アリガトーコップンカップ」とサービス精神旺盛でなごんだ。アジア以外初めてだから結構身構えていた。
寒い!!!この時おそらく気温は12℃ほど。あかん、服装見誤った。
タクシーで市街地へ向かう。
オージーイングリッシュにドキドキしようとしたら、ドライバーさんはインド系の方だった。
Winterがめっちゃ巻き舌。
道路脇に緑が多く、しかも針葉樹があることに素朴に感動した。
さらに季節柄、ちょっと紅葉も入っている。
唐突に、四季って大事だ!って思った。凛とした空気・・・人間、メリハリが大事。季節の移ろいは心と暮らしにそのメリハリをくれるんだと気づいた。ちょっとだけ、四季のある国に戻りたいなって思った。
そんで、なんでもない街並みが全部きれい。歩いている人たちも心なしかみんなオシャレ。
そして今夜のお宿、Central Station Hotel到着。なかなか風情のある構え。
【2019.06.25追記】今はVeriu Centralと名前を変えています。
ホテル前。向こうにレンガな高架の鉄道と時計台。
アーリーチェックインを目論むも部屋もそういうプランもないと言われ、仕方なく時間潰しに外へ出た。シドニーで知っているのってば「オペラハウス」だけ。とりあえずタクシーにそこへ行ってもらう。
いきなり美しい。St.Mary’s Cathedral。
出た!!昔オリンピックの時にテレビで見た!!
そして反対側にはなんだか美しい橋!(これが「ハーバーブリッジ」という有名な橋だというのは後で知った。)
振り返るとオフィスビル群。
オペラハウスの対岸の方へ歩いていった。
逆光のオペラハウスを見晴るかす。
ウミネコみたいな鳥が多い。
うわっなんだキミは!
この大きな鳥はベンチでフライドポテトを食べている女性に後ろから大接近してきたので慌てて「気を付けて!後ろ後ろ!」と指差したらびっくりして叫んでた。
さて、ここでボス殿とは別れそれぞれ行動することに。私はふらっとフェリー乗り場へ。
スケジュールを見ると、30ドルくらいする湾巡り観光ツアーの他に、マンリービーチというところへのシンプルな路線があることに気づいた。聞くと20分くらいで着くという。大慌てでググったら、シドニーっ子の憩いの美しいビーチらしい。こりゃ行くだろ!
片道8.70ドル。
乗船。
出航。
いやー・・・ハーバーエリア美しい・・・。
風は冷たいけれど、デッキで景色を見続けた。
船はほとんど揺れなくて、滑るように走っていく。しかもスピードが速い。
なんだか原始的な形の崖が見える・・・うーん、これは大陸!
あんなに都市部から近いのにこの緑。
また大きな入り江というか湾に入ってきた。なんだかお高そうだなここ・・・。
マンリー・ワーフ Manly Wharfに到着。
フェリー乗り場もおしゃれ・・・。
人の流れについて、ワーフ前の大通りをビーチ目指して歩いて行く。
【2023.04.20追記】この通り、以前岩合さんのネコ歩きで登場していた。
St Matthew’s Anglican Church。
出た!
東南アジアのビーチとはやっぱり違うねぇ。サーファーも少しいた。
ちょっと日本の海に似ていなくもない。
ここもウミネコみたいな鳥が多くて、スナックを食べている人のそばに待機していたりする。
満足したので、上陸時間30分ほどでまたサーキュラー・キーCircular Quayへ帰ることにする。
乗ってから、ホットコーヒーでも買えば良かったと後悔する。寒い!
係員の兄ちゃんたちがみんなイケメンに見える。
出航。
寒いので、屋根付きのところに入った。
でもおもしろい地形が見えてきて、また外の席に移った。
さすがに寝不足深夜便の疲れで寝落ちして、気づいたらもうわりと出発地に近づいていた。
あらあらこれはいけません・・・美しすぎやろ!
サーキュラー・キー到着。(ああ・・・このQuayって懐かしい感じ!)
さっきも見かけた「ハングリージャックス」。バーガーキングのバッタモンかと思ってメニューを見たら、立派にバーガーキングだった。オーストラリアは別名名乗ってんの?
趣のあるマック。何かオージーっぽいメニューがあったら食べようかと思ったけれど、特にこれといったものはなかった。
餌付けおじさんにむらがる鳩とウミネコ。
ホテルに帰る。Museum Stationまで2駅、約5分。でも切符は4.10ドル。あまりの高さにびっくりした。
Circular Quay駅、ハーバーブリッジが見渡せる。
列車が来た。2階建てだ。
隣の駅。おっしゃれー!
Museum駅に到着しました。
おっしゃれー!
外に出た。
道路を渡って、Elizabeth St沿いの「My Coffee Room」というカフェに入った。
華人さんらしきご夫婦の営むカフェだった。とても気さくで優しい。
でもこのサンドイッチは10ドルした。
出際に「アリガトー」って言ってくれた。
街並みがいちいち美しいな!
カサカサ落ち葉を踏みしめた音にはっとした。
ホテルの裏にシンガポールチリクラブのお店があった。
ホテルに戻り物欲しそうな目で待っていたら1時間早く部屋に入れてくれた。
なかなかCozyでよろしい。
室外機ビュー。
廊下。古いけれど味のあるホテルでした。
タクシーに乗って出発。乗り込む時思わずバンコクのように前のドアを開けて望む先へ行ってくれるか尋ねそうになってしまう。そうか・・・シンガポールもオーストラリアもどこへでも行ってくれるんだな・・・。
この方もちょっと訛のある英語を。
郊外へ出る。空が高い!
垣間見る郊外の暮らし。
用事が終わり、まだ4時台だというのにもう西日が優しくなっていて、日本の冬を思い出す。
華人さんがやっているらしいアジア食材のお店なんかがあった。たまたま通ったこのエリアにはタイ料理屋さんや韓国語の看板もあったりして、多民族都市シドニーを感じる。
ちょっとショップハウスっぽい。
シドニーで感じる心地良さの一つに、ブリティッシュコロニアルな空気があると思う。私がシンガポールやマレーシアで愛する光景。
一旦ホテルに帰り荷物を置いた後、再びタクシーで向かった先はPrymont Bridge Hotelというホテル。
その1階のレストランバーに入った。
見事に白人さんしかいない。そして店員さんに白人さんはいない。
ボス殿は確かCARLTON、私はXXXX GOLDというのを選んだ。
味が・・・しない!?(後で調べるとアルコール3.5%だったっぽい。)
ボス殿、オージービーフランプ1kgをたやすく平らげる。(40ドルちょっと。バンコクより安い!!)
私240gで満足。17ドルだったか18ドルだったか。
食後はボス殿と別れ、私はまた寒い中をじゃらんじゃらんに出かける。
近くにあったPyrmont Bridgeという歩道橋を渡る。
橋を渡り終えても高架の歩道橋がちゃんと続いていて大通りの横断をサポートしてくれる。
うわーみんな仕事できそうやなぁ。
街並みがいちいち麗しい!!
おそらくKent St.からDruitt St.に曲がったんだろうと思う。
そして右手にSydney Town Hall。
ちなみにはす向かいのビルにはMUJIと紀伊國屋書店が見えた。
うわーっTOWN HALL美しい!!
そして隣のSt Andrew’s Cathedralもまた美しい。
なんやねんあのKFCはっ!
TOWN HALL駅に入る。
配線むき出しデザインとはまたなんて前衛的な!と思ったら単に工事中だった。
Circular Quay駅に行きたいのにこの駅は複雑ジャンクションになっていてよくわからない。
適当に乗った。
一駅遠ざかってしまったので降りる。
別のホームから乗り直し。
Circular Quay駅下車、夜景を見て満足。でもこの時まだバンコクはオフィスタイムで今日一日分のメールをチェックせねばならずしかも小さなスマホで返信したりして夜景どころではなかった。時差ってやーね。
でも、美しかったですよ!
また4.10ドルだよ・・・出張じゃなきゃ絶対来ないな。
ちょっと新しい車両だった。
お土産を買いにホテル近所のコンビニ2軒覗く。
品定めに時間がかかり過ぎる私に店員さんが不審に思ってか話し掛けて来たので、お土産にオーストラリアのお菓子を探していると伝える。「多分Tim Tamってそうですよね?」「うん、多分・・・。」「(裏を見て)Yes, made in Australia!」って言ったら若いあんちゃんの店員さんが「Hooooooo!」ってラッパーのきめポーズをしたので、ハリウッド映画みたいだ!と感動してしまった。(←アジアを出たことがない人)
アルコールを見かけなかった。タバコはレジ裏の棚の中にしまってあったようだ。
いちいちキレイな街並み。
ホテル向かいにスポーツっぽいバーが見えて賑わっていた。行こうかどうか迷って結局やめにした。もうお腹いっぱいだったし。
ホテルの中庭はそのままシンガポールチリクラブのお店「HARRY’s」につながっていた。
ホッケンミーが17ドル!Hooooo!(笑)
ホテルのフロントにあったレモン水。おっしゃれー・・・。
お土産。よくわからないやつは梅ミンツみたいな酸っぱい砕け散りタブレットだった。しかもアメリカ製だった。
スパークリング水を買ってみた。
深夜便で寝不足の果てに元気に観光と仕事をこなし、この後すぐ気絶した。
■Flight:TG475 BKK-SYD
■Stay:Central Station Hotel (現Veriu Central)