有給を取った!
うちから一駅、ハーバーフロントのフェリーターミナルから、一路バタムを目指す。
出国審査場へ。
乗船。
出航。ケッペルタワーが見える。
ベイエリアも遠くなる。
爆睡して約1時間弱、バタム島のバタムセンターに到着。
上陸。
バタムに来るのはこれで三度目ながら、トランジットで通過してしまうのは初めて。
最近はメータータクシーも参入してきたが、まだまだ不慣れなインドネシア領内。日本語ペラペラのエンディさんに空港までの送迎をお願いした。
開店お祝い看板がいっぱいあった。
前回はプチ島内観光もお願いした。マレーシアなどではこういうことはしないが、とにかく勝手のわからないインドネシアでは安全安心を買うことにしている。
【2020.07.17追記】その後はOjekとブルーバードタクシーさえあれば怖いものなしの国になりました。
関連記事
ハン・ナディム Hang Nadim国際空港に到着。
あまりにノスタルジックだったので動画を撮った。
【2022.01.28追記】反転フラップ式案内表示機というそうですね。
詳細は忘れてしまったが、全員一斉にセキュリティーを通過した後のチェックインで、独特だなあと思った記憶が。
その前に手前の食堂で、今回の初インドネシアメシとしてミーゴレンを食べた。
改めて荷物検査→チェックイン→空港税支払カウンターへと進む。
ビザはさっきフェリーターミナルで貼られたもの。
そして空港税お支払いゲート。
バタム以外のインドネシアをまだ知らない。未踏の地名に胸が躍る。
シンガポールの衛星島のようになっとる。
小さな地方空港と思いきやお店が結構ある。
【2023.03.09追記】ここはのどかながら工業島、ジャカルタの駐在さんたちもきっと出張で多く空路を使うだろうと思う。
搭乗を待つ。
充電失礼致します。
大雨になった。
ノキ・・・あれ?コニ・・・あれ?
搭乗時刻。
あれ?こんなバンに乗ったんだっけ。
タラップを上がる。
ライオンエアの子会社、ウィングスエア Wings Air。悪名高きインドネシアの航空会社、初搭乗。
離陸。
目指すはブリトゥン島 Pulau Belitungという島。バンカ・ブリトゥンBangka Belitung州のこのエリアはスマトラ島とジャワ島のちょうど間にあり美しい海に恵まれているが、外国人にはあまり知られていないようだ。(だいたい、交通が不便過ぎ。)【2020.07.17追記】「当時」です。SNSやLCCが普及した昨今はその限りではないようです。とはいえ2019年に再訪しても外国人はほとんどいなかったけど・・・。
まずは、経由地のバンカ島Pulau BangkaはパンカルピナンPangkal Pinangへ着陸。錫の露天掘りの水溜まりが美しい。
【2022.01.28追記】錫だけではなく、カオリン鉱の採掘も盛んだそうですね。
「パンカルピナン」という響きが美し過ぎる。
素朴なDepati Amir Airport。
半分くらいの人が降り、また別の乗客が乗り込んできた。
Fokker50がいた。
そして再び離陸。
夢にまで見たブリトゥン島へ遂にやってきた。
この島もまた、錫掘りの池が美しい。
Landing。
空港は島の東部タンジュンパンダンTanjung Pandanにある。H.A.S. Hanandjoeddin AirportまたはBuluh Tumbang Airportという空港らしい。バタムから便があってよかった、でなければジャカルタ乗り換えの大迂回になってしまう。
【2020.07.17追記】これは当時の私の大誤解で、ジャカルタ経由と所用時間はそんなに変わらないです。ただし値段は結構変わる。
この島に来た目的は2つ。Language Excangeのサイトで知り合い交流してきたLちゃんに会うこと、そしてLちゃんに教えてもらったこの島が舞台となった映画「Laskar Pelangi」のロケ地を訪ねることだ。
レンタカーはあらかじめネットで予約していた。この島には公共交通機関がない。しかしなんとAT車を頼むのを忘れてMT車が来てしまった。お恥ずかしながらワタクシめ、MTが運転できない。
結局車を持ってきてくれた青年イスカンダル君を2日間ドライバーとして貸し切った。確か200,000Rp.くらいだったような・・・。
【2022.01.28追記】なおこのレンタカー会社さんでも、AT車は所有していないと言われた。(この島にはATはないと言われたけれど、多分聞き間違いだろう・・・。)
スマトラ様式のモスク。
後で知ったのだが、ブリトゥン島は隕石でも有名なのだそうだ。
まずはAgodaで予約していたLux Melati Hotelにチェックイン。
WiFiもあるし部屋は結構広く、清潔だった。
裏庭ビューの部屋。
ドライブへ。
私の大好きな映画「Laskar Pelangi」は現在でもなおインドネシアの歴代最高の興行成績を挙げた国民的大ヒット作品だ。この島を観光で訪れる人にはその映画のファンも多いだろう、というかほとんどファンばかりだろう。なのでもちろん島の人々もその映画のロケ地は熟知している。
すれ違う車は少ない。交通手段は圧倒的にバイク。信号もまったく見かけない。自分で運転したかったな・・・。
ガソリンは道端でペットボトルに入って売られている。
インドネシアの音楽も好きだ。カーオーディオから流れるイスカンダル君コレクションには私が知る曲も多く嬉しい。一緒に歌いながら島の北部へ。
到着したのはここ、Pantai Tanjung Tinggi。今は映画にちなんで「Pantai Laskar Pelangi」とも呼ばれているようだ。
主人公の子供たちが先生に連れられてこの海岸に遊びに来る。岩の上から海の向こうに夢中で思いを馳せる子供たちに、先生が「Laskar Pelangi! Ayo, kita pulang! (Rainbow troopers!帰りますよ~!)」と呼んだのがこの映画のタイトルコールだ。
足を入れてみた。水はぬるく、砂は細かい。
ここから子供たちが駆け出てきた。
少しそばの岩場の海岸。
所在なさげに待つイスカンダル君。
また別の海岸へ。
ここからはアイランドホッピングの船が出るそうだ。
タンジュンパンダンへ帰る。
街のシンボル、隕石のオブジェのロータリー。
一軒のお店に到着した。
チャイニーズの経営だったこのミーブリトゥンのお店、「MIE BELITUNG ATEP」。
食べたのはMee Belitung。酸味があって、素朴で美味い。
「オレンジジュース」とのことだったが、ミカン系というよりライム系に近い。
【2020.07.17追記】本当に美味しくて、再訪でも飲みまくったJus Jerek。
暮れなずむタンジュンパンダン。
ホテルへ戻る。
明日の約束をしてイスカンダル君をリリース。
Lちゃんと二人で近くの海岸まで歩いた。
治安が悪い感じはまったくしない。ただし暗いので、交通事故には気をつけなきゃいけない。
しばし海を眺めた後、Lちゃんは迎えに来てくれたお父さんのバイクに乗って帰って行った。どうもありがとう!
ホテルの近くにホーカーというかPasarというか、屋台街があったので行ってみた。
どの店の人も興味津々で話し掛けてくれた。
サテ屋さん親子。
このサテ屋さんではお客さんに誘われ同席。英語は通じなかった。日本人を見たのは初めてだと言われる。
そこにいた人みんなと写真を撮った。
ホテルに帰る。スタッフさんたちもみんなフレンドリーだ。Friendly staffs!
買ってきたピサンゴレンとサテを食べながらテレビを観て過ごす。
初のブリトゥン旅行、たった半日でこの島がたまらなく好きになってしまった。
■Flight:IW2276 BTH-PGK-TJQ
Batam Centre
■Stay:Hotel Lux Melati