あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

【マレーシア】イポーで寺院巡り

2007年6月7日(木)

クアラカンサーの朝

朝起きてテレビをつけたら、エベレストに登頂成功したマレーシアのチームがKLIAで迎えられているニュースだった。

宿泊にはささやかな朝食ブッフェがついていた。

朝から天気が良くない。

チェックアウトし、帰りは歩いてバスターミナルまで行った。どういうわけかこの間の写真が全然ないな、珍しい。

スムーズにイポー行きのバスに乗れた模様。

ガタガタ揺れるバスと、しょっちゅう覗き込んでくる男の子。

ローカルバスはわりとイポー駅近くのローカルバスターミナルに到着した(んだったと思う)。地図で見るとMedan Kiddバスステーションというのがそうらしい。

歩いて駅まで向かう。

駅に到着。

イポー駅

お向かいにはペラ州立モスクがちらっと見える。

駅前の木立の中を歩いていく。

イポー駅舎とマジェスティックステーションホテル・イポー

美しいイポー駅舎。

イポー駅

ゆで卵のようなつるんとしたドームが美しい。

イポー駅ホテル

この駅舎の中のホテル「Majestic Station Hotel Ipoh」にチェックイン。

Majestic Station Hotel Ipoh

以前ヘリテージステーションホテルKLには泊まったので、このコロニアルなホテルにも泊まりたかった。今はもうどちらも閉業してしまったけれど・・・。

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年季入ったエレベーターは故障中(?)で動かなかった。

部屋の前の回廊、ここに座ってお茶なんか飲んだらcomfortableだろうな。

Majestic Station Hotel Ipoh マジェスティックステーションホテル・イポー

一方部屋は暗くてフラッシュを焚いた。

部屋はガラス戸で常にカーテンを引かないといけない。

外の気配まるわかりだけれど、寂しくなくていいかもしれない。

朝食バウチャーとキー。

キーにも趣があるね。

マジェスティックステーションホテル・イポー

さっきと違う階段を降りたら階下に部屋があった。

用途はよくわからない。もしかして駅員さん用・・・?

飼い猫?ちょっと気の毒な感じも・・・。

じゃらんじゃらん開始。

駅前にあるこの木が「イポー」の名前の由来だそうだ。

吹き矢に塗る毒が取れるんだそう。

イポーの洞窟寺院巡り

駅前で捕まえたというか私が捕まったタクシードライバーのVijayさんを2時間ほど貸し切ることに。イポーじゅうにある有名なお寺を巡りたいと伝えた。

まずは郊外のメダンゴペンMedan Gopengバスターミナルへ。

明日ペナンへ帰るチケットを入手。この辺は今も昔も変わらず慎重派。

お寺巡り開始。霊仙岩Ling Sen Tong、イポーの南郊にある石灰岩の山の麓にある。

霊仙岩 Ling Sen Tong イポー

シュガーケーンジュース購入。

霊仙岩 Ling Sen Tong イポー

そしてそのまま先へ行くと南天洞Nam Thean Tongがある。

南天洞 Nam Thean Tong イポー

でっかっ!

南天洞 Nam Thean Tong イポー

そしてさらにさらに歩みを進めていくと・・・

一番奥にあるのが三寶洞。

三寶洞

ここは三寺の中で一番洞窟寺院らしさがある。

三寶洞 イポー

三寶洞 イポー

でも私は駆け足なので中には入らない。

三寺を離れ、「地球の歩き方」にあったポメロ屋台に寄ってもらったが、屋台が新しい建物になっていた。

イポー ポメロ

イポー ポメロ

お次は、三寺の山のさらに奥の方にある極楽洞Kek Look Tong。

より洞窟寺院らしさを感じる。

極楽洞 Kek Look Tong イポー

極楽洞 Kek Look Tong イポー

暗くてブレた。

極楽洞 Kek Look Tong

奥は庭園のようになっていた。

極楽洞 Kek Look Tong

最後は、市街地を迂回するような形で(イオンの脇も通ったりして)北の郊外にあるペラ・トンPerak Tongへ。

ペラ・トン Perak Tong

ペラ・トン Perak Tong

ペラは「霹靂」と書くらしい。

ペラ・トン Perak Tong

仏像もさることながら洞窟壁画がなかなかの見応えだった。

2023.08.05追記

ここで布袋様(弥勒菩薩)の像にお決まりの「皆大歓喜」というフレーズと出会ったのでした。

ペラ・トン Perak Tong 弥勒菩薩 皆大歓喜

一番奥の方にあったライトアップ仏像。

さらに奥に千手観音のような壁画が。

イポー駅で降ろしてもらった。Vijayさんが明日バスの時間に間に合うように迎えに来てくれるという。マジですか・・・。(←時間縛られるの苦手)

逆光になったけれど、イポー駅。立派だなあ。この頃もうKLイポー間のシャトル列車は始まっていたんだったかな。

駅舎の向こうにヒンドゥー寺院が見えた。

この頃はやけにこうして斜めに撮りがちだったな・・・中二病みたいなもんかな。今じゃ絶対しないけど。

曇天イポー街歩き

さて今度は自力でのじゃらんじゃらんを開始する。

駅舎と同様、白亜のイポー市庁舎Dewan Bandaran Ipoh。

またスコールになりそう・・・。

Jl. Dato Sagorを歩く。

ユニークなドームのペラ州立モスクMasjid Negeri。

あらあら、ネコちゃん。

Birch Memorial Clock Tower。

イポー

Jl. Iskandarを挟みイポー名物のチキンライスのお店を探して彷徨うも探せず。一軒見つけたがもう終わったと言われた。

キンタ川Sungai Kintaを渡る。

Jl. Datuk Onn Jaafar。

マックも調和を図る街並み。

2020.06.20追記

今ストビューを見たらこの一角はすべて閉店してしまっていたので、リノベするのか再開発か・・・。

イポー

イポー

マックの向かいの建物は市場のようだった。この頃はまだ入る勇気がなかったらしい・・・。

雨がぱらついて、どこかのショッピングモールに入ったと思ったのだけれど地図を見ても場所が思い出せない・・・。

そして、今で言うOld Townのようなチェーンっぽいレストランに入って(それともOld Townそのものだったんだろうか???)、イポー名物のホワイトコーヒーと共にマッシュルームチキンライスなるものを食べた。

本当はもう一つイポー名物の普通のチキンライスを食べたかったのだけれどマッシュルームがついたら違うものになってやってきた。

雨も上がり、Jl. Sultan Iskandarを戻る。

州立モスク(表側)。

ホテルのエレベーターのボタン。

恐る恐る開けるも使う気になれず。

孤独を託つイポーの夜

暗く窓がない部屋はちょっと閉塞感あるので廊下で過ごす。

灯ともし頃になった。

とても雰囲気がいい。

マジェスティックステーションホテル・イポー

マジェスティックステーションホテル・イポー

マジェスティックステーションホテル・イポー

アザーンが聴こえる。遠くに山が見える。

イポー

この頃は本当に「孤独浴」を楽しんでいたと思う。

夜になった。

イポー

部屋に戻ったらTV3で「NARUTO」が流れた。

直す気は特にないらしいシャワーのハンガー。

侘しい気持ちも自虐旅のスパイス(笑)。

■Stay:Majestic Station Hotel Ipoh

(2016.06.19作成)

 

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