あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2019年1月1日(火)新年初じゃらんじゃらん in ジャカルタ・コタ

 New Year's Day

明けましておめでとう!Selamat Tahun Baru 2019!あ、もちろんสวัสดีปีใหม่!!


カウントダウンがピークだったようで、日付が変わった瞬間群衆は一気に収束方向となったので私もホテルに帰ることにした。雨もひどいし・・・。去年もそうだったけれど、ぼっちカウントダウンって余韻というものがないの。

考えることは同じなようで、スディルマン通りは南下する人の流れ。

トランスジャカルタの駅が大変なことに!

ホテルを近くにとっておいて良かったよ・・・。

ホテルの部屋に戻ったら、遠くの花火はまだちらちら見える。

あ、あれ明日の夜の宿じゃん。

スディルマン通り、車両通行再開してる?そりゃみんな解散もするやね。

急いで濡れた服を脱ぎ、シャワーを浴びて就寝。

朝でーす!思いっきり寝坊しようと思ったけれど8時前には起きた。

この辺は高層ビルが多い。ホテル、モール、オフィスタワー、金融・・・。

でも大通りのすぐ裏手に庶民的なエリアが待ち構えているのもまたジャカルタ

昨晩ずっと見えていた可愛いモスク。さらに向こうにもモスクが見える。

1階のレストランではホリデイ・イン定番の朝食ブッフェ。でもスペースが小さすぎてカオスだった。立ち食い者続出。

私は一人だったので辛うじてカウンターの隅っこに座ったけれど、落ち着かないったらない。

早々に部屋に戻ったらアンダーソン・クーパーさんがカウントダウンしてた。相変わらず見目麗しい。

薄曇りの元日。

間もなく開通のMRTの駅がここにあった。(開業は3/24。)

昨日下車したBNI City駅。

その脇からスディルマン通りを潜る。

こちら、道路の反対側。

空き地ににゃんこが。

今夜のお宿はこちら。

まだ朝早いので荷物だけ預ける。宿を変えたのはお予算の都合。でもここも結構いいホテルだったので最初からここに2泊すれば良かったな。

小奇麗なブティックホテルのようだ。

では、荷物を預けて外へ。お向かい左側に見える昨晩のお宿。

にゃんこが寄ってきた。

幸先いいぞ。

せっかく近くにトランスジャカルタの駅があるので、バスでどっか行こう。

でも横断歩道はだいぶ先。

こんなに先まで来て横断歩道を渡る。

専用軌道は中央分離帯にある。

まずはプリペイドカードを買わないと。トランスジャカルタは現金では乗れない。

一つの停留所でもいろんな行き先がある。特にこの停留所はいろんなバスが停まるみたいだ。

私の乗りたい1番バスはすぐに来た。とりあえず南下する。

この路線はずっと退屈な大通り。

現在地を確認しながら。

あらら美しいモスクが。

Masjid Agung Al Azharというらしい。

ずーっと走ってきた大通りとはここで別れ、ブロックM方向へ。

Blok Mバスターミナルに到着。なんでもないターミナルのようでいて、プラットフォームは一般道からはきっちりと仕切られていて自由に出入りはできない。

Mol Blok Mを通らないと外に出られない。

古めかしいモール。飲食店の屋台も入っているため空気はこもっている。

ブロックMにはいくつかモールがあって、全部ナントカブロックMとかブロックMナントカなので全然覚えられない。このカラフルなのは確かブロックMスクエア。

あちらバスターミナル側。聞いたことないバーガー屋さんだった。

私が入ったのはブロックMスクエアの手前のPasaraya Blok M。

前回8月に来た時に見つけた権利関係ガン無視のIndo Mieピアスがもっと欲しいなと思っていたのだ。

ところがそのお土産屋さんのあった階には行けなくなっていた。3Fと4Fはオフィスフロアだから行けないよと書いてある。1Fと2Fに移動したお店のリストの中にお土産物屋はなかった。

5Fにはモスクがあるんだ・・・。

古めかしいモール、ショッピングでは立ち行かなくなってしまったのか。

下層階では新しい飲食店ができるところだった。ラーメン屋さん?

LEGO・・・じゃない!!誰だお前!!

あのピアスが手に入らないんじゃ、ブロックMにはもう用はない。

バスターミナルに戻る。

こういうお店いつも挑戦したいなぁと思いつつ入れない。

にゃーん。

またMal Blok Mへ。

自動改札。

またさっきと同じ1番バスに乗るよ。

Long Vehicle。

ルートNo.1はブロックMと北部コタ地区を結んでジャカルタを南北に縦断する大動脈。

まだアジア大会のディスプレイが残ってる。

混んだバスだしそんなに写真は撮らず、もうモナスのそば。

これはモナスそばのPatung Arjuna Wijayaという像。

1時間ほどバスに揺られ、Glodokで降りた。

チャイナタウンの方へ歩く。

Pasaraya Glodokの先というか裏手一帯がいわゆるチャイナタウン。

Jl. Pancoranは新年だからかそれとも早くも春節のためか、以前よりも縁起物屋台が並んでいた。

そしてJl. Kemenangan Raya。

かつて漢字表記は禁止されていたという名残。古い看板ほど漢字がない。

ナマコ。

ああっ!!WALL'S!!

タイでもこのアイス屋さんがいて、休日の昼下がりにゴロゴロしていてこの音楽が聞こえてくると無性に幸せな気分になったものだった。

この日は奥まで行かず途中で横路地に入った。

一本隣のJl. Kemenangan Dua。通りを出たところにToasebio(大史廟)。

少し歩くともう一つ法主公廟 Fat Cu Kung Bio。

食堂も華人系。

Gereja Santa Maria de Fatimaという教会の門の前に猫が集まっていた。

よく見たらこのゴミは昨日の手持ち花火の燃えさし。

さらに奥へ。

ジャカルタの古い街並みに多く見られるくすんだ赤瓦。

また小さな廟がある。さすがチャイナタウン。

「天醫帝」と書いてある。脇に手書きでVihara Tian Ie Tieと書かれているのが見える。

華人華語受難の時代、これらの廟はどのようにして迫害を逃れてきたんだろう。

この廟で気に入っているのは門前にあるこの小さな祠。DATO BUMI=拿督公の祠。本当に愛らしくて抱きしめたくなるね。

ただし有求必応の文字は、華人の土地では無縁の死者た祟らないように祀られた祠らしい。

この祠の脇にでっかく何か書いてあったので読んでみた。「INGAT!!! SELASA JUMAAT KLIWON / PENYAKIT KARENA ATAS PERBUATAN SENDIRI / PENTING」。火曜と木曜は行動次第では病気になるぞみたいなことが書いてあるのだけれど、「KLIWON」がわからずググったら、Wikipedia先生によるとジャワ島では火曜日と金曜日は何か重要な日らしい。

東南アジアあるあるだけれど、脇の側溝はありえないくらい汚れていた。これ皮膚についたらただれると思う。何か生き物がプツプツしていた。

ショック!前回も来たこのお店「Bakmi Karet Kemenangan」でもう一度食べたかったのに閉まっている。さすがにお正月だったか。

すぐそばにもう一つ祠がある。「土地伯爺婆神位」と書いてあるから大伯公かな?

泰山石敢當Wikipedia先生によれば福建由来の魔除けの言葉で日本にもあるそうだ。
【2021.07.26追記】先日沖縄でたくさん見てきました。

ja.wikipedia.org

その祠の脇には「河西(西河?)」と描かれた小さな牌楼があって川の方へと小さな裏路地がある。

川沿いにも小さな廟があるのだけれど前回と同じく松葉杖のお爺さんが休んでいて、きっと定位置なんだろう。今回も近づいて写真を撮ることはできなかった。

この川沿いも猫が多い。

住民のための小さな橋の上から。川というか水路かな。水質はもちろん極悪。

ふと振り返ると橋の袂から子猫が顔を出している。

天秤棒を担いだ人が通るのを見上げた。

そしてまた橋を見ている。

水路沿いの家やお店の軒先ではいつ見ても誰もがのんびりとしている。

何かゲームをしている人が複数組いる。

また裏路地を戻った。この壁と植木鉢がたまらない

裏路地を出るとさっきの祠でお祈りをしている人がいた。

また元来た方向へ戻る。

クリスマスと新年をお祝いする横断幕。

さっきの教会前の猫たち。

この食堂が気になった。「Cafe Ratna」。「Sate Babi」の文字が見えたもんだから。

豚肉のサテ。さすが中華街。

と、ミーアヤムwithワンタン。

かき混ぜて食べる。そんなに大きなボウルではない。

ここでした。

イスラム教の書物を売る屋台。

もう一度さっきの水路へ向かう。

細い裏路地を再び。

さっきの橋をもう一度渡る。今度は戻らず対岸へ。

水路沿い、Jl. Tambora Empat。

Masjid Tembora、村の人たちのモスクという佇まいがいいね。

あれ、花火の問屋さん?常設?新年だけ?

どうしても中に入ってみたい誘惑に勝てず、Jl. Tambora Tiga

村のメインストリートだろうか。Jl. Tambora Raya。

あ、この商店にも花火の屋台が。

Musholah Baiturrohman。

どの店にも入りたい。

Jl. KH. Moh Mansyurという大通りに出た。

向かい、なんだか人がいっぱいいる。

渡ってみた。緑の建物はPasar Mitraという市場のような建物だったらしいけれど入る勇気はない。

その脇の路地Jl. Sawah Lio Satu。

にゃんこは市場の華。

入りたい・・・でも勇気がない・・・!

市場と反対側にも葉物を並べるお母さんたちが。

大通りを少しだけ歩く。

さっきとは違う路地を戻ることに・・・細い!

そして公共ドブ浚いが行われていた。

ドキドキしながら歩みを進める。

な、なんだかすみません・・・。

アジアゲームのウォールアートが残っていた。

Jl. Tambora Tigaに出た。

モスクかな。

あれ、近くにもう一つモスクが。改修中。

水路沿いのJl. Tambora Empatに戻ってきた。

こんな路地もあるけれど、覗くだけ。一本でも多くの道を歩きたいけどね・・・。

ちょっと大通りのJl. Keadilan Lima。

ガソリン屋さん!

横路地、Jl. Keadilan Dua。

ネズミがいるぞー。

にゃんこもいるぞー。

この通りは猫はいっぱいいたけれど塀ばかりであまり面白味のない路地だった。

三叉路から見えたモスク。

ここは中華街のメイン通り。戻ってきた。

中華街で一番大きい金徳院・・・は前回中に入って見たのでスルー。

夕方になればコピでも飲みながらのんびり奏でるのかなぁ。

凄い数の小鳥。放生会

鳥かご・・・かな?

自転車の陰にニワトリ。

ヒヨコとめんどり。

猫はたくさんいたけれど、観光要素皆無のこの場所でなかなか近くに寄っていく勇気が出なかった。

このお店で完熟カットパインを買った。

歩き疲れたので、中華街の入り口にあるちょっとおしゃれな茶寮に入った。

古いショップハウスがそのまま利用されている、歴史ある茶寮のようだ。

フードメニューはこんな感じ。

お湯はずっと足してもらえた。

お茶だけじゃなんなのでと頼んだのはTalas Ayam Jamur。

タロイモ、チキン、椎茸を固めて揚げたもの。

さて、体も足も休まったのでホテルに帰ろう。

スディルマン通りにも続くJl. Pintu Besar Selatanは今日も混んでるよ。

「テロを防ぎ平和を願う」。

渋滞を見下ろしながら歩道橋を渡りバス停へ。

一か八かバス専用線を走ってきた人。

不思議にも反対側はガラガラだ。

ところが、乗った1番バスは苦痛なほど混んでいた。

次の停留所で降りてしまった。

スタバやバーガーキングの入った商業施設。

コンビニで涼む。

その商業施設前でGrabバイクを呼び、ホテルまで風を浴びながら帰った。

お、個性的なモスク・・・。(Jamie Masjid Kebon Jerukというモスクだったようです。)

モナスのそば。

今日もすごい人だなぁ。

バイクでもハマるレベルの濃密渋滞。

モナスから移動する人たちがバス停に溢れてる。

ちっちゃい子をサンドイッチ。

モナスを巡る馬車。

こちらもお子さんサンドイッチ。

こちらに至っては4人だ。

モナスを離れると不意に渋滞は解消した。

というわけでスムーズにホテルに戻ってきた。預けていた荷物をピックアップしチェックイン。安宿で古いけれどまぁ最低限は揃っているし、まあまあ。

ベッドから見上げる空。

さっきチャイナタウンで買ったパイナップルを食べた。完熟激甘。(NHKを見ながら・・・。)

そこから少し昼寝(夕寝)した。次に外に出たのはすっかり暗い午後8時。

昨日パーティープランがあったのね。

結構頑張ってるホテルだと思う。

ホテルの前。スディルマン通りが目の前を塞ぐ。

このカキリマの佇まいにはきゅんきゅんした。

こちらは在来線のSudirman駅。

ホテルと駅との間にあったレストランに入った。「Rstoran Ikan Tude Manado」。マナド料理屋さん。

いろいろありすぎる。

飲み物はやっぱりJus Jerek。頼んだのはメニューの中で一番最初に出ていた面料理、Mie Kuah Cakalang。

これが・・・美味しい!!!Cakalangはカツオだった。カツオのなまり節みたいなののフレークがどっさりのっていて、出汁が効いていて本当に美味しい!!

辛くしていいか聞かれて「あまり辛くしないで下さい」と言ったせいかどうかはわからないけれどチリが別添で来た。このチリも辛いけれど美味しい!

野菜もたっぷり。

さしたる考えもなく入ったお店だったけれど大満足。ミーチャカランっていうのはどうやらマナドの代表料理のひとつみたいだね。

レストランとホテルの間のコンビニを覗く。タイと違って日本メーカーのお菓子はあまりない。

カタカナで日本製品を装うのはいずこも同じか。

でもどら焼きはある。

今日元日だった。まったく元日感ないけれど、ジャカルタ満喫の一日おしまい。

■Stay:Clay Hotel Jakrta