あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2018年8月26日(日)ジャカルタでプチ乗り鉄

8時半頃、チェックアウトして荷物を預ける。ホテル隣接の商業施設内は朝早くてまだ開いていない。

ホテル前の通りを西へちょっと歩く。

あの列車に乗りたい。

高架に沿って歩いて行く。

国鉄のSawah Besar駅。

カウンターがある。

券売機もある。

ただ、どこへ行く当てもない。今日はもう帰る日だから際限なく遠くへ行くわけにもいかない。

結局、ターミナル駅でもありそうなJatinegara駅にした。シングルのチケットを買う。

これはどうも7日以内に返却しないとデポジットが返ってこないようだった。これは持ちっぱなしだけど、最近気づいた。

この駅は閑散としている・・・本数が物凄く少ない印象はないのだけれど。タイ国鉄よりも、マレーシアのKTMコミューターよりもずっと多いんだけどな。

ホームも静かなもんだ。

電光掲示板は、次の列車が何駅にいるか、何駅を出たかを教えてくれていた。

ジャカルタの近郊列車といえば日本のJRや東京メトロのお下がりで有名。

顔を見ただけで第一の人生がわかるほど鉄道には詳しくない。

塗装や表示はほとんど変えられているけれど、それでも目を凝らすと日本の名残がある。

こっちには通過列車が来た。特急列車だろうか。

違う行き先行きの列車が来た。

女性専用車両があるのね。さすがムスリムの国。

今度は向こうのホーム。

箱に「台車ブレーキ装置」などと書いてあった。

詳しい方によると第一の人生は東京メトロ東西線だったらしい。

遂に私の乗るべき列車が来たようだ。チカラン行き。ブカシの先まで。

乗車。がらがら。

警備員さんが巡回している。特に女性専用車両にはほぼ常駐しているようだった。

赤い瓦が好き。

いろいろ細かく。右下はドリアンかな。

対向列車。

あっ、東京メトロマークが見切れてる。

次のJuanda駅。モナスとか行くには一応ここが最寄りらしいのだけれどえらい遠い。

Juanda駅を出るとすぐIstiqlal Mosqueが見える。

反対側のドアに立ったらモナスも見えてきた。

で、すぐにモナス脇のGambir駅に入るのだけれどこの駅は何か特殊らしくて私がこれまで乗った列車は全部通過した。ここで降りられたらモナスは目の前なのに。

Gondangdia駅。

Cikini駅。とにかくどの駅も人がいない・・・ジャカルタ中心部は国鉄<<<トランスジャカルタなんだろうな。でも郊外になるにつれて状況は変わっていく。

この先高架エリアが終わると沿線には生活感が満ちる。これはタイ国鉄も同じかな・・・。

大きな駅の気配。

うわびっくりした!

あまりにも大勢の人が押し寄せてきてしまって、特に女性専用車両だったせいもあり超満員となって、びっくりして降りてしまった。

Manggarai駅。

しばし茫然と過ごす。

ジャカルタコタは今来たのと逆の方なのに、その先に進む列車が来た。どうやら環状というか、楕円状というか、マンガライ~コタ間には少なくとも2路線あるらしい。もっとあるっぽいけれど地図だけだとわからない。

列車が通過すると横断タイム。

ホーム代わりというか・・・何か鉄の階段みたいなのがホームの代わりをしているようだった。日本の車両の乗車口はインドネシアのホームよりちょっと高いのをカバーするためなのかな。

電車来た。

これも行き先が違ったんだか一瞬迷ったんだか、乗らず。

列車通過後の横断タイム。

またなんか特急みたいなの来た。

あっちにもなんか来た。

日本の名残「東」。

機関車も走ってきた。

そしてまた東方面へ行く列車が来たので、これに乗って本来の目的地のJatinegaraまで行くことにした。

乗車が落ち着くまで待つ。基本的に全部混んでいるけれど、車両数の少ない女性専用車両は特に激コミだ。

出発。

バンコク都内のタイ国鉄沿線の光景とほんとにかぶる。

線路内歩いちゃうのも同じ。どこの国もLRTとかMRTとか近代路線はセキュリティ厳しいのに、国鉄はゆるゆるだね。

またちょっとした街場の気配。

大きい駅に来た。

使われていなそうなホーム。

Jatinegara駅到着。

降りた列車の中を通って、改札口側へ。

おっかなびっくり外に出てみた。

駅舎。

駅前からちょっと遠くにモールが見えた。

歩道橋に上がってみる。

モールだと思ったここは「Jakarta Gems Center」という宝石市場だったっぽい。

駅側。

歩道橋は緩いスロープになってはるか先まで線路沿いに延びていた。

特に街歩きする気力もなく、駅に戻る。

券売機が見当たらない。

せっかくなのでプリペイドカードを買った。

ホームに入り、見つけたCFC。

この世界的ブランドに喧嘩を売る堂々っぷり、一度は食べてみたいと思ってたんだ。

セットにしたらいらん甘いお茶がついてしまった。包んであるのはサンドじゃなく、白メシです。笑

また特急みたいな列車。

よくわからないのだけれど、たくさんの人が停車中の車両を横断に使っている。すぐ発車するんだから待てばいいのにと思うんだけれど、その先のホームの列車に急いでいるとかいう事情があるんだろうか。

行ってしまえば、また横断。

もと来たところを戻ろうとホームを移動。

えらい長い貨物列車が通過していった。

列車の接近を告げるホイッスルが鳴らされる。

コタ行き、乗車。

しばらく来た時とは逆側の生活感を眺めて走る。

緑のモスク、地図に名前はないけれど、ここだ。

東南アジアあちこち出張して回っているけれど、インドネシアの建設ラッシュは比肩するものなしという気がする。インドネシアの景気に影が差したら東南アジアじゅうが大変になりそうで心配でもある。(9月~10月頃突然のルピア安でひやひやした。)

さっきまでいたマンガライ駅。駅名標を柱に縦に書いちゃうの、なんか日本的。

しかし相変わらずすごい人だ。

運河の傍に可愛いモスク。

このお店の隣かな。

再びCikini駅。

高層ビルが見える。(インドネシア地震多いんだけど大丈夫なんだろうか・・・とふと思う。)

Gondangdia駅。

モナスが見えてきた。

やっぱり通過するGambir駅。

この先はもう駅は意識してなかったなぁ。LINEしてたんだったと思う。

ここはもうMangga Besar駅を過ぎたあたり、Jl. Raya Mangga Besar。

コタ、と呼ばれる古いエリアに入ってきた。

終点ひとつ前、Jayakarta駅。ジャヤカルタ。

この先の街並みはなお味わい深く。

三角屋根のモスク。

越えたのはおそらくJl. Pangeran Jayakarta。

そして高架が終わると、終点ジャカルタコタ駅。

楽しいプチ旅ありがとう。

うっすら見える「クハ」。

「乗務員室」。

詳しい方によると第一の人生は田園都市線だったそう。

さて、駅舎に入ってみよう。

重厚な感じ。いいね・・・バンコクのフアランポーン、旧KL駅、今はなきシンガポールのタンジョンパガーの駅・・・古い中央駅には浪漫がある。

改札を出てみる。

ジョコウィさんが国鉄利用のススメ。「Ayo naik」は「Let’s ride」。

改札を出て正面にチケット売り場があった。

改札を出て両脇に駅出口がある感じ。

じゃーん。モノの本には治安があまり良くないと書かれる北ジャカルタのコタ地区。

駅舎を振り返る。いい感じだけどもうちょっと離れないとな。

正午前、よくわからないけれど屋台設営の時間?

ああ、いいねえ・・・Stasiun Jakarta Kota。

さて駅に戻りどうしたものかと逡巡する。ここから列車でホテル最寄りの駅に行けるけれど、まだ時間はある。

ってわけで、初めてGrab Bikeを利用してみた。使い方はほんとにいつものGrabと同じで、しかもアルファベットの国なもんだからチャットでの連絡も問題ないという!!

Mangga Duaら辺にいいモールがあったなぁと思って行ってみることに。たった7,000ルピア・・・ありがたい涙。その後何度も使ってわりと毎回7,000ルピアなので、もう10,000渡してる。

渋滞知らずだし楽しいし!

どうもありがとうございまーす!

で、マンガドゥアモール Mangga Dua Mallに来たものの、間違えたわ。私が行きたかったのはマンガドゥアスクエア Mangga Dua Square。Blok Mもそうだけど、ジャカルタ、同じエリアに似た名前のモール多過ぎ。

すぐにスクエアの方へ・・・と思ってGrabを立ち上げたらアイコンが多分アジア大会仕様になっていた。

せっかく来たので入ってみる。

バンコクで言ったらプラトゥーナムかボーベータワーかって感じ。

歩道橋があって向かいのモールとつながっていた。

それもわかりづらくてセキュリティさんに聞いてしまった。

その歩道橋も店舗で、消防法アウトな感じ。

向かいはITC Mangga Duaというモールだった。

外に出た。さっきいたマンガドゥアモール。

2つのモールを結ぶ歩道橋がもう一つあったけれど、こちらは改装中とのこと。こういうところを1人で歩くのはオススメしません。

Google先生に聞いたら歩いて15分ほどだったので、とぼとぼ歩いてみた。目新しいものはなく、道が広いから遠く感じ、結果的にはGrabにすりゃよかったと後悔したけど・・・。

何かのキャラバン隊。

点在するカキリマで何かを試すこともできず・・・。

踏切渡った。

マンガドゥアスクエアに着いた。

建物もその向かいのアーケードも閑散としている。モール多過ぎだって。古いモールはどんどん代謝されていきそう。

当てにしていた飲食店のアーケード状の部分が一店も開いていなかった。

だからって店舗内のレストランやファストフードってのもなぁ・・・。

結局またGrab呼びました。バハサでこういうバイタクをOjekって言うそですね。ジャカルタはGrab BikeとGojekの2社がしのぎを削ってる。ってか共存してる?

必ずGrabのユニを着て、乗客も必ずヘルメット着用が徹底してる。

ホテルまではわりとシンプルに南下していくだけだった。

踏切渡った。こんな大通りが踏切じゃ大変そうだなあ・・・。

マンガブサール駅脇。

駅前のあのミナレットはMasjid Al-Hikmah。

Sawah Besar駅前。ホテルはすぐそこ。

今回でOjekの便利さを実感。すっかり当てにするようになっちゃった。

ホテルに到着し、でももうチェックアウトしているのでどうしようもない。また元気いっぱい街歩きを続ける。

横断はホテルのセキュリティさんが助けてくれる。向かいのBakso屋さんにまた入りそうになったけど、いやいやちょっと待て。

昨日はまだオープン前だったバサールバルへ行ってみることにした。

市場手前のギャラリーが集まっているあたり。

到着。賑わってる!

クエ屋さん。食べたい・・・。

いくつも並んでいるあの緑の屋台・・・。

Jambu Bangkokってなんぞ!

もしかしてグアバのこと!?

GOMEN・・・?

パサールだけど思ったほど飲食店がなく焦る。

とりあえずここにした。

なんか、paket(セット)にしたよ。確かダック。Bebek。

ドリンクはなんだったかな、Limauだったかjerukだったか。

美味しそう!

このスープがめっちゃ美味しかった!!

野菜がごろごろ入っていて、少し酸味がある。

さて、ホテルへ戻る。

ホテルに着いたもののちょっとだけ名残惜しくて、ホテル隣接の閑散とした商業施設のレストランに入った。

そこで飲んだのはインドネシア定番アボカドジュース。

さあ、もう思い残すことはない。ブルーバードで空港へ。

さらば、大好きな街ジャカルタ・・・。

奥のは見た目凄いけどGolden Boutiqueという軽めな名前のホテルだったみたい。

懐かしい場所、EXPOの脇を通った。以前ここに数日間滞在したことがあった。

このEXPOからまっすぐ北上すればアンチョルのICで高速に入る。

高速に乗ってしまうと退屈だけれどときどきカラフルなモスクがちらっと見えて嬉しい。

さっき来たマンガドゥアのあたりも通る。

手前はWTCという建物、奥にマンガドゥアスクエアが見える。

ジャカルタは広くて難しくてなかなか土地鑑できなかったけれど、何度か来た場所や通った道はさすがに覚えてきて、ますます愛着が増してしまう。毎回こうして空港へ行く時とても寂しい。

なお、スラムちっくなエリアはいろいろ覆いをしてしまったと聞いたけれど、どうなんだろう?

モスクやムショラのキラキラ三日月。

順調に空港へ。

ちょっと早過ぎて待ったんじゃなかったかな。母港じゃないとここがつらい。

出国。切ないなぁ・・・大好きなジャカルタ

来るたびに新しいお店が増えているけれど、まだまだ発展途上の新タミ。

最近インドネシアオリジナルのチョコがおしゃれで楽しい。ちょっと苦いのでうちの子たちには買っていけないのだけれど・・・。

アジア大会全力期間だった。

まだまだ工事中。

「花蔦鳳月」・・・ググったら静岡に同名のお店があるのだけれど関係者なんだろうか。

でも日本人がプロデュースした感じではないなぁ。

さて、ラウンジ。

食事メニューは少ない。

とりあえずちょっとだけミーゴレンを味見してみたけれど、うーん。

手前にヌードルカウンターがある。

こっちの方がいいね、Bakso Mee。

待ち時間がかなりあるので集中して仕事した。

はい、搭乗です。

スマホ立てがあるけれどカバーかけないiPhoneがギリなので入る人少なそう。

アジア大会関係者がいっぱい乗ってたと思う。

よくわかんないけどドアが閉まった後、窓際の空いている2列に誘導された。何もリクエストしてないんだけど・・・これもゴールド特典?

夜だからどうせ景色見えないし、とセンター通路にするんだけども。でもSampai jumpaジャカルタ・・・。

タイに住んでこれを書いている現在もう3年・・・グリーンカレーを受け付けない体になりつつある。

お疲れ様でした!Grab呼ぼうとしたら・・・このアイコンなんだぁ?Grabはときどきアイコン変えるんだけど、ネイティブじゃない私には趣旨がわからないことが多い。

■Flight:TG436 CGK-BKK