あの日、海の向こうで

いにしえのスタイルで海外旅日記と過去の現地採用日記。長文・画像大量。

プーケットタウンでプラナカンに浸る

※店舗・価格等の情報は訪問当時のものですのでご注意下さい。

2018年4月22日(日)

パトンビーチ沿いの朝

今日は今日で予定があったけれど心持ちのんびりし過ぎてしまい、9時半近くに朝食に出る。

低コスト丸出しな朝食ブッフェ。きゅうりのカレーかぁぁ。

サイバラさんが著書(マンガ)の中で、キュウリのカレー?ソムタム?は最強に貧乏飯だって書いていた気がするのをうろ覚えしているため、キュウリ料理はエコノミック過ぎるイメージを持っている。)

入らずじまいだったけど、プールはこんな感じ。

朝食ブッフェは微妙だったけれど、このホテルはなかなか(っていうか結構)いいホテルでした。立地も最高だし。

さて、チェックアウトしホテル前の大通りを行く。

プーケットタウン行きソンテウに乗れる場所については、ググって得た情報もあったけれど普通にGoogleマップに出てきた。

大通りばかりずんずん行っても芸がないと思い途中でSoi Kep Sabというソイに入った。

当然海にぶつかる。海にぶつかるとついビーチへ行ってしまいたくなる。

ちょうどプーケットタウン行きらしきソンテウが通り掛かった。ネットで見かけた情報通り、お客さんを捕まえるために非常に低速運転をしている。

一瞬迷ったけれど、次もまたあるだろうと乗らなかった。

パトンビーチはバングラ通りのような繁華街を背にするわりにとてもおしとやかな感じがする。ビーチチェアがないのがいいのかな。あればあったで便利だけど。

しばらくビーチ沿いを歩いた。

いた、青いソンテウ。後ろにはバスもいる。

ソンテウ無人だった。バスの運転手さんに聞くとソンテウの方が先発だそうなので、乗り込む。

乗る前に両替も兼ねて近くのファミマで水とソーダ水を買ってきた。

ソンテウで島を横断

さて、出発。出発当初は車内ガラガラで、体をひねってこうして外を眺められた。

あ、ガソリンかな?ボトルでガソリンを売る光景大好き。

ラクションを優しくプップッと叩きながら、ソンテウはゆーっくりパトンビーチを北上していく。

アンダマンブルー。もうすぐこの海と離れてしまうと思うと寂しい。

一瞬お店街を挟んだパトンビーチの北側の方が、ちょっと人が少なくのんびりした感じだ。

あ、いよいよビーチとお別れです。

右折した。ここから先、プーケット島を横断する。

ボトルガソリン萌え。

勾配が出てきましたよ。

峠越え。

結構な登坂だ。

ビーチ出発から30分ほど、峠のてっぺんは越えたらしい。

セントラル発見。

ここか。

今のところ、ごく普通のタイの地方都市といった趣。

プーケットタウンでプラナカンに浸る

下車。

このロータリーを目指して来た。

タクシーやトゥクトゥクに散々声を掛けられるも、歩くからいいの、Old Town見るからいいのと謝絶。

目的地はThalang Rd。ロータリーからYaowarat Rdというどっかで聞いた名前の通りを歩いて行く。

まだよくあるタイの街並み・・・だけれど、もう既に若干の違和感が見えるではないか。

ショップハウスっぽい建物が。

そして、オシャレなカフェが多い。全部入ってしまおうかという誘惑に駆られまくる。

柱に天官賜福の神棚。華人街の雰囲気。

またこのアイス屋さんもえげつないわー(歓喜)。

タイティーアイスですって。絶対美味しい。

Thalang Rdの角に辿り着いた。またこの反則な感じのカフェ。

「The Old Phuket Coffee」というカフェで、位置的にオールドタウンのランドマークになってそう。

そしてふと、目指してきたThaland Rdだけではなく他の通りもショップハウスが並んでいることに気づいた。

Thalang Rdはメインディッシュにとっとくことにして、反対側のKrabi通りを歩く。

うはぁぁぁぁぁぁ!!!(嘆息)

紛れもなく、これはカキリマ(Five-foot Way)。そして柱を飾る天官賜福の神棚。

プーケットタウンさん!!!!!ありがとうありがとう、心からありがとう涙。

今回はどうしてもプーケットタウンに来たかった。TG機内で観たナショジオの「In Search of the Straits Born, With Julian Davison」という番組で、マラッカ、シンガポール、ペナンと並び紹介されていたプラナカンの街がプーケットタウンだったのだ。

手書きの天官賜福にキュンキュンした。

華人の博物館だ。元プラナカンマンションぽい。

車通りがあまり多くないので道の右側左側をふらふらジグザグに歩いた。引き返してきて逆側を冷静に見ればいいのに興奮してそれどころじゃなかった。

カフェ、ブティックホテル、ゲストハウス、雑貨屋・・・どれも愛くるしい。

プラナカンなタイル!

この辺で引き返してしまったらしい。今地図を見返すとこの先に大きなプラナカンマンション的豪邸や大きな華人廟があったりしたようだ。下調べがない旅も楽しいけれど後でこういうことが起こるから注意が必要だ。

一度通り過ぎたけれど、白髪のおばあさんが軒先で出しているカノム屋さんに惹かれた。

カノムだけれど、これはニョニャクエだ。

赤い亀の甲のようなカノム。おばあさんに「これは何という名前ですか?」と尋ねたら「アンクークエ」とタイ語アクセントで答えてくれた。アンクークエ。マレーシアでも、シンガポールでも、これはアンクークエだ。漢字で書くと紅亀、でもアンクーと呼ぶのはマンダリンではなく福建語だそうだ。そしてクエはマレー語。遥か昔華人男性とマレー人女性の出会いから始まったプラナカン文化をまさに象徴するような名前ではないか。

そしてそのアンクークエが、ここプーケットでも生きてる。

これだからプラナカン文化散策はやめられない。

あれ、タラートあるの?

細いソイに入ってみる。

植物が無事根を下ろした時間色の壁。

おっとびっくり、Alex Faceのウォールアートじゃん。

参考記事

bk.asia-city.com

前に彼の作品を見たのはペナンのジョージタウンだったので、旧市街の壁を本拠地にするファランアーティストかと思っていたら、彼タイ人なのね・・・。

その先、市場のある広場になっていた。

もう午後なのですっかりのんびりモードだった。

干した唐辛子を蹴散らしつつついばんでしまうハトさんたち。

ああやっぱりタラートは楽しい。

・・・これなんだろう。

市場の一角には立派なお屋敷、なのか何かの官庁か。

市場の向かいはほとんど開いていないような感じの「タイ版」ショップハウス。バンコク郊外やタイ地方都市の標準のスタイル。

またウォールアートのところに戻ってきた。

クラビ通りに戻る。

八卦獅子咬剣のお札がかかっている。

さっきの博物館。

横ソイも趣深い。

カキリマ・・・タイ語ではなんていうのかわからないけれど・・・も趣深い。

アナツバメの巣かな?

ヤワラー通りとThalang通りの角に戻ってきた。

ランドマークの「The Old Phuket Coffee」。

メインディッシュのThalang通りはまたも後回しにし、ヤワラー通りを先に行ってみることにした。

あれ、ofoバイクがある。タイでもやってるんだ?

ヤワラー通りもいい感じにショップハウス群。

クラシックカーまで写り込んでるし。

この小さな横ソイ。

賑わっている屋台が2つ3つ。

中でもこのアポン(อาโป้/Apong)の屋台が大忙し。Sunee母さんのアポン。アパムと・・・似てる?

私も食べようと思ったけれど今注文分作っていて30分待ってと言われてしまい諦める。後でもう一回立ち寄ったらもう店じまいしてたし。

七輪の前に一つ置かれているのは精霊へのお供え物かな!!(萌)

もう少し先まで歩く。

(あ、奥に王様の壁画が見切れてる・・・この時はまだ気づかなかったな。)

ヤワラー通りとDibuk Rdの角に「楽天(Lock Tien)」というホーカーのようなところがあった。

奥のストールに、「Fujian Stir-fried Noodle」の文字が。ホッケンミーじゃん!

というわけで、プーケットの福建麺。

ペナンの黒、シンガポールの白・・・さしづめプーケットは茶色?味は・・・ちょっと微妙だった。甘いのかしょっぱいのかはっきりせえ的な。

頼んだカッフェーはコピな感じ。

ポピアも頼んじゃったよ。

美味い・・・とは思うんだけど、辛っ!!!!!

結局2つくらいしか食べられなかった、辛過ぎて。

さっき買ったアンクークエ。

さて、食後はDibuk Rdを歩いてみる。

出た真打ち!

びっくりしたね、びっくりしたよ。ここはシンガポールのカトンじゃないんだよ!

このDibuk通りが一番パステルカラーなショップハウスが整っていたかも。穴場です。

気づいて良かった。もしかしたら他にもこういう通りがあったのかもしれない。プーケットタウンに一泊するのも楽しいかもなぁ。でもきっとビーチのそばにも泊まりたいよなぁ。贅沢ジレンマ。

さて、引き返してヤワラー通りとの交差点に戻った。

よく見たらちびっこ3ケツ。

さっき食べた楽天フードコート。

そのヤワラー通りを挟んだ向かい。曲線が美しい。

さらにDibuk通りを挟んだ向かい。ここでやっと王様のステキな壁画に気づく。

ヤワラー通りを引き返す。

雑然とした中にも王様ご夫妻の写真がいっぱいだ。

土地公の神棚にプラクルアン、泰華折衷。

こうやって神棚ばかり追いかけている。これ正確には中国語でなんていうんだろう?英語だとTudigongのhanging altarとかhanging shrineとか言う人もいるみたいだけれど。こういった神棚のオンラインショップを覗くと、神龛(神龕)とか神台とか、表記はブレていた。

ウォールアートが。個人的にはオールドタウンのウォールアートはあまり好きではないけれど、その土地に住む人たちが良しとするならそれでいい。

Thalang Rd入り口の「The Old Phuket Coffee」に戻ってきたので入ってみる。

暑かったので普段はほとんど飲まないアイスアメリカーノにした。

天井近くにはレトロなミニチュアが飾ってあった。

旅人ホイホイな「ボーラーン」なお店だった。コーヒーと接客は普通でした。

Thalang Rdはナイトマーケットになるようで、その準備が行われている。週末だけか平日もかはわからん。

プラナカンという観光資源を全力で活用している様子が見える。

「コピティアム」。マレーシアかと錯覚する。まだまだマレーシアは南に遠いのだけれど。

ナイトマーケットのテントに阻まれてショップハウスが見晴らせないのがちと残念。

プラナカンのドレスのお店があったよ。

このピンクのショップハウスのところから、観光客がみんな左のソイに入っていくのに気づいた。(車の抜け道にもなっているんだけど。)

Soi Rommaniというソイだった。

覗き込むと確かにフォトジェニックっぽい。

なんともピンクが可愛らしい。

オシャレカフェもいくつもあった。そして・・・観光客が多過ぎるな。

突き当たりは大きなお寺だった。

引き返す。

またThalang Rdに戻ってきた。

仕立て屋さんかな。

たまに見かけるんだよなこの巨大なおせんべいみたいなの。なんだろう。

2021.05.31追記

イサーンのカオクリアップワーウ・・・のようだけど、ちょっと分厚い気も。

アポンの屋台がまたあった。南部の名物なのかな。

美しいプラナカンの刺繍のドレス。

可愛らしい宝石箱のような小さなプラナカンタウンはいきなりばっさりここで終わってしまう。

プーケット空港へ

プラナカンの気配がいきなりゼロになったThalang Rdを引き続き歩く。

運河を越えたら公園があった。

Thalang Rdの終点。

そこからはMontri Rd、Phangnga RdとGoogle先生に従って歩くだけ。

どこにでもある地方都市の姿。プラナカンの魔法は解けた。

バスターミナルの表示が。左折。

地図を見るとこの辺は安宿街みたいだ。

着いた。

空港行きのバスはすぐ見つかった。

乗車。

15分ほど待ったかなぁ。確か30分に1本くらいの頻度だったと思う。

出発。

車掌さんが回ってきた。運賃100バーツ。

空いていたので左側に座ったのだけれど、こちら、西日側だった。しかもこのバスエアコンの効きが悪く、熱中症になりそうなほど暑い・・・。

カーテンの隙間から外を見る。

なんだろこのお寺。

お寺の名前でググったらインド系の寺院だったみたいだ。

錫鉱山で栄えたプーケット、マレーシアと同じような南インド系の人々の歴史もあるのかなぁ。

同じ通りに今度はシーク教寺院。インド欲張りセット。

島を縦断する大通りに出てしまったらあとは特筆すべきのない車窓。

あのショップハウス新しい気も。

見慣れ過ぎるほど見慣れたタイの風景。

暑い。

だいぶ島の北部に来ると、これはゴムのプランテーションだな。

こんなのどかな風景も。

というわけで一時間ほどで到着しました。

旅のおわり

一昨日車を待った到着口。

出発口への行き方がわからず外階段で上がった。

あっちが国際線かな。

もうウェブチェックインで搭乗券は持っているし、預ける荷物もないし・・・まだフライトまでにはあまりに早いので上の階のレストラン街へ。

あちこちの空港でお馴染みのレストランバー、BILL BENTLEY。

おつかれさまでしたね・・・。

のそのそと搭乗口へ。

当然何もない。

さらばプーケット。だいたい夜便では通路側を取る。

ドンムアンに着いたのは21時半過ぎ。国内線はそのまま出られるからドンムアンでもいやじゃないのだ。お疲れ様でした!

■Flight:FD3028 HKT-DMK