あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2017年7月5日(水)バンガロールじゃらんじゃらん

今朝もブッフェの朝食を楽しむ。

これは「Vada バダ」。南インドのドーナツと書いてある。

昨日と同じくIdli イドゥリ。

こちらも昨日と同じSambharサンバル。

グリーンピースのプラタだそう。

南インドの収穫祭で食べられるミルク粥、と説明のあったPongal ポンガル。

Chole Bhaturaと書いてあったこちらはBhatura(Bhatoora)というパンのようなロティのようなものと、ひよこ豆のカレーのセットらしい。

今日もチャツネがカラフル。

いただいたのはこちら。

チャツネ2種類。

チャイ(マサラティー)をいただく。

甘いマトカティーを、甘くないヨーグルトのような何かといただいた。

この豊かな朝食とはもうこれでお別れかと思うと寂しい。

今日のアポは午後。午前はたっぷり自由時間。文句はおかしな時間のフライトしかないBKK-BLR線に言ってくれ。

ホテルそばの路地からSt Marks Rdに出た。途中犬が近づいてきて怖かった。

立派な建物だなぁ!生命保険会社が入っていた。

昨日も脇を通って写真も撮ったのに気づかなかったハードロックカフェ

MGロードに出た。

ホテル周辺はそうでもないけれど、だんだん商業地に近づいていくようで街並みがおもしろい。

この高架鉄道(一部地下鉄)はナンマメトロ Namma Metroというらしい。列車が一本走ってきた。

【2023.04.29追記】ナンマメトロはカンナダ語で「Our Metro」、私たちのメトロという意味らしい。

そうだ。あれに乗ってみようか。

唐突に表れた立派な商業ビル。

【2021.04.06追記】何度目かの訪印の時にここに泊まったなぁ。

 

いよいよ駅に近づいてきた。マハトマガンジーロード駅 MG Road Stationというらしい。

駅そばもなんとも味がある。

象さん。

造りが大味な感じがする。

駅の先もずっと高架だ。

いざ、潜入。

まずはセキュリティゲート。その先に荷物検査があり、それが終わると男性はその場で金属探知機、女性は覆いの中に招き入れられ金属探知機を当てられる。最初どこに誘導されるのかわからず恐る恐る箱のようなチェックルームを覗き込んだらそこにいた女性係員さんたちに爆笑された。

まだ朝早いので閉まっているが売店的なものもある。

奥に自動改札が見える。が、券売機はなく写真右側のチケットカウンターで購入しなければいけない。とりあえず一駅乗ろうとしていたので隣のCubbon Park駅の名前を言ってみる・・・10ルピーだった。やっす!!!

トークンタイプの切符を通す。こんな立派な自動ゲートなのになぜ券売機はないのだろう・・・。

(まぁ、インドの紙幣ってたまに廃止とかあったりするみたいだしね。)

ホームへ。

どうも無駄に重厚に見える。日本はいろいろコンパクトだなあと思う。(東南アジア各国もね。)

反対側に入線してきた。

黒いトークン。

そして、待っていた列車が来た。

かっこいいじゃないの~。

駅を出てしばらくはさっき歩いてきた道を戻る。

ハードロックカフェのある交差点で大きく右折し、この先地下に潜ってしまう。

Cubbon Park駅到着。一駅だけの乗り鉄おしまい。

地上に出ると公園くらいしかない。

あ、昨日もみたこれ、どうやらMinsk Square ಮಿನ್ಸ್ಕ್ ಸ್ಕ್ವೈರ್という道路の中州のような公園らしい。

戦闘機・・・。

キング・エドワード7世の像らしい。

どきどきしながらQueens Rdを渡る。その先も人通りが少ないためドキドキしながら歩く。

このままずーっと行くとホテル脇の大きな交差点に出ることがわかっていて、さっき見ていてもみんな命賭けて横断してそうだったので、渡りたくないなあ、リキシャに乗ろうかなと思ったのにそんな時に限って呼び込みもなく、結局歩く。

 

この道の脇は由緒正しいクリケット場だった。M Chinnaswamy Stadium ಎಮ್ ಚಿನ್ನಸ್ವಾಮಿ ಕ್ರೀಡಾಂಗಣ というそうだ。

そして遂に怖い交差点へ。と、その門にはマハトマ・ガンジー公園がある。

かの有名なガンジーの像だ。

 

もう雨季の始まりということで朝からグズついているお天気。iPhoneではうまく撮れない。だからってここでミラーレスを取り出すような心の余裕もまったくない。持ってきてもいないけど。

他にも違う姿勢のガンジー像がいくつかあった。

さて公園を後にし交差点へ向かう。

こわいよー!

でも幸い信号は守られていて、他の人たちと一緒に私も渡った。

ホテルに戻ったものの・・・まだ時間はある。チェックアウトとピックアップは1時。ホテルでだらだらしているのはもったいない!

というわけでまたMGロードを駅に向かって歩き出してしまう。

入っていいのかどうかわからなかったけれど教会があった。周囲は塀で厳しく囲まれていて物々しい感じがして入らなかった。

さっきは迂回した部分が工事中で歩きにくい。というか歩道がない。

なんだか凄くGuardianっぽいドラッグストアだった。

MGロード駅前のトゥクトゥクは事前にPre-fixと書いてあるスタンドで料金が告げられる制だった。

さっき乗った方角はすぐに地下に入ってしまいつまらないので、逆側に行くことにした。カウンターで駅名を告げる・・・「Baiyappanahalli駅」・・・なんて読むんだこれ。

なんとか通じて料金は13ルピー。

乗車。車内は混んでいて、ドアの傍に立つ。

あ、裏側の写メ忘れたなあ。裏側もかっこよかった。

隣のTrinity駅周辺はモールなどがあるらしい。ちょっとした繁華街。

左端にちらっと見切れたのはモスクだったようだ。

Jamia Masjid Ulsoor ಜಾಮಿಯಾ ಮಸ್ಜಿದ್ ಉಲ್ಸೂರ್

左側に見えるもっさりとした塔はヒンドゥー寺院のゴープラムを覆っている何かなんだけれど、デフォで覆っているのか改修中なのかわからない。多分改修中?にしてはあちこちで見かけた。

地図から判断するにSomeshwara Temple ಶ್ರೀ ಸೋಮೇಶ್ವರ ದೇವಸ್ಥಾನという寺院らしい。

あの可愛い塔は何かな?バンガロールにはストリートビューがなくてわからない・・・。

Halasuru駅を越えたら空がとても広くなったように感じた。

私の駅のカウントが間違っていなければIndiranagar駅を過ぎたあたり。

唐突に緑。Swami Vivekananda Road駅手前。Googleマップ衛星写真で見ても本当に何もない。

これはもしかして、(事前に調べて見知っていた)バンガロールのスラムの一つかな・・・?

スラムと思えるエリアはすぐに終わった。

どこにでも見えるヒンドゥー寺院。バンコクのワットみたいだ。

 

そして列車は終点Baiyappanahalli駅の地上ホームに滑り込んだ。

エスカレーターで改札階へ上がり、駅の外に出た。

何もないところにいきなり作った駅って感じで、周囲に商店街があるわけでもない。

 

隣には鉄道的が。何線という名前でどこからどこを結んでいるのかなんて全然わからず調べる気力もないのだけれど、浪漫があるなあ、運よく列車が通過してくれたらいいのになぁなどと思いつつ。

日陰で涼む人々。

何があるわけでもないしそんなに時間があるわけでもないので帰りの切符を買うことにする。

またここでもセキュリティゲートをくぐり手荷物を検査機に通してカーテンの中で金属探知機を当てられ・・・。

ホームへ行こうとしたら、なんと汽笛が聴こえた!

発車の汽笛だった・・・あとほんの数分あそこに佇んでいたら入線から見えたのに!!!

もう一度セキュリティをくぐり、構内の売店に寄った。

街角で飲む初めてのチャイ、確か10ルピー。

美味しかった・・・あとはお腹を壊さないかだけが心配だ・・・。

 

ホームへ降りる。

バンガロールを東西に走るこの路線はPurple Lineというらしい。イメージカラーはもちろん紫。

あんまり列になって待つ、という感じではないようですね皆さん・・・。

発車。さっきとは逆側に立つ。

立派な車両車庫。

 

生活の気配が愛おしいなあ・・・。

寺院だった。

Trinity駅で下車してみた。

ホテルそばと違って渋滞が激しい。

インドの電柱。

バンコクも相当ひどいと思っていたけれど全然甘かった。

インドで、ヒンドゥーの国でなんでトリニティ駅?と思っていたらあそこにTrinity Churchがある。


でもここでタイムアップ・・・駅へ引き返す。

隣のMGロード駅へ帰る。

朝最初にきた時は閉まっていたチャイ屋さんが開いていた。

普通のチャイ15ルピー、フレーバーチャイは+5ルピーと書いてある。

マサラチャイ。しみじみ美味しい・・・。

飲んでいて気づいたのだけれど、マンゴーとか黒スグリとかバラとか、いろいろあるじゃん!

試せば良かった・・・次バンガロールに来る時は試そうっと。

MGロード駅前のリクシャスタンドにホテル名を告げたらカウンターのお姉さんじゃなくドライバーさんに40ルピーと言われた。結局そうじゃん・・・高いと思ったけれど相場もわからないし。

メーターらしきものはついているけれど動くの?これ。

 

動画も撮ってみた。

撮っている最中に道を間違えて早く左折してしまう。こんな近くでも道把握してないんかい!!
結局自分でGoogleマップでナビをする羽目に・・・ドライバーさんも他のリクシャに道を聞いたりして。埒が明かないので徒歩圏内に入ったら降ろしてもらった。

朝私の行く手を阻んだ(というか私が勝手にビビった)わんわんたち・・・少し暑くなってきて、寝ている。

荷物をまとめ、午後1時前にチェックアウトしこれまでのカーチャーター代を払い、今日これからの利用分を事前精算する。古いけれど安心に滞在できるホテルで、見つけてほんとに良かった。

2時のアポに向けて出発目指すはバンガロール北西エリアのピーンヤ工業団地。

まただ。綿菓子・・・?

昨日のドライバーさんがガバメントハウスって言っていた。

ゴルフ場脇。クラクション禁止の標識がたくさん立っているけれど誰も気にしない。

それよりも警官の多さが気になった。

 

おお、湖!

貯水池かな?

Swami Aiyappa temple ಸ್ವಾಮಿ ಅಇಯಪ್ಪ ಟೆಂಪಲ್。

急に渋滞になったと思ったら女性警官がエンジンを切るよう一台一台指示しながら歩いてきた。

赤白の規制線。ドライバーさんが「VIP crossin」という。

マジかー・・・何分くらいストップなんだろうと思ったら5分くらいで解除になった。良かった・・・。

若者たちがフェンスに腰かけて、大学のようだ。地図を見ると女子大らしい?

この辺だけ一瞬コンドやホテル、ショッピングセンターらしきものが見えた。

下を列車が通過中の跨線橋を渡ってびっくりした。でもさっきBaiyappanahalli駅で見た路線とは違うみたいだ。

ここを越えたらまた一段とローカルなエリアになってしまった。

映画館・・・?

ここだー。

今度は駅。高架の鉄道と合流する。ナンマメトロのGreen Lineらしい。

道端で何かを売っている人たちがいる・・・?

よくわからないけれどバス停?

うほー生活が近い!(歓喜

さて、2時間ほどのミーティングが終わり疲労困憊で帰途に着く。来た時とは逆側の車窓。
【2021.04.06追記】欧州企業のインド現地工場。日本的商習慣など皆無。ミーティングは正直キツかった・・・タフだった・・・でもこのお客さんがいてくれるから私はインドに行けたのだ、ありがたやありがたや。

ナンマメトロ緑線・・・荘厳すぎる・・・。

やたらひとけのない駅。

ナンマメトロは離れていき、ここは鉄道駅だった。Yasvantpur Junctionという駅らしい。

線路も離れていった。

何を売っているんだろう。

一瞬整備されたエリアをまた通る。

Circle Sri Maramma Temple ಸರ್ಕಲ್ ಶ್ರೀ ಮಾರಮ್ಮ ದೇವಾಲಯ、すごく立派なゴープラムなのに改修中らしく見られなくて残念・・・。

さっきの貯水池まで戻ってきた。復路は短く感じる。

このVIVOの自撮り男性よく見たなあ。

ホテルに戻り、でももうチェックアウトも済んでいるし、また散歩に出た。

ここに来たかった・・・!

マクドナルドファミリーレストラン

マハラジャバーガーは食べきれなそうだったので仕方なくマハラジャJrにした。チキンとベジから選べて、チキンにした。

待つ。フレンチフライの味が微妙に違うような・・・油の違いか?

来た。

ハラペーニョ的なチリがめっちゃ辛かった以外は至って普通だった。でもご当地マックを食べたという満足感◎。

食べていたら外はスコールに・・・。

幸いすぐ止んだので外に出てみたけれど、川じゃん・・・。

バンコクでも泥水に足をつけるのはイヤなのにインドなんて!進退窮まっていると近くでマックのアイスを食べていたリクシャの人に「どこへ行く?」と聞かれた。UB Cityというとすっごい近くなのに40ルピーと言う・・・。

まぁ、乗った。

結構な川だね。

というわけでバンガロール随一の高級デパートらしいUB Cityに到着。

おおー、確かに立派。

飲食店街があった。

KINGFISHERっていう看板があるから入ったのにないって言われた!

でも2日ぶりに飲むビールは美味しかった。ルピーが底をついているので1本でやめておく。クレジットカード使うのはちょっと抵抗が・・・。

雨も上がったので歩いてホテルまで帰る。

途中見えたこの「CHAI POINT」は立ち飲みチャイ屋で可愛かったけれどテーブルも満席状態で諦めた。

この辺にはピーナツを炒っている人たちが何人かいた。

お巡りさんたち。夕方の交通整理?

パンだった。
【2021.04.06追記】パン・・・ではない。ゴルガッパ?にしては大きい気がするけど。

トウモロコシ。

Lavelle Roadにはホテルの日本人スタッフさんオススメのおしゃれな雑貨屋さんやお土産屋さんが点在していた。

唐突に穴。

歩道にも穴。

ちょくちょく屋台が出ていた。

マックの膨満感が凄かったけれど、ラスト約1時間・・・ホテルのレストランのディナーブッフェに入ってしまった。いくらだったか忘れたけれど1,000円しなかったくらい。

サラダ系各種。

他にお客さんはいなくて、スタッフさんがいろいろ教えてくれた。

左:GOSHT ROGAN JOSH、右:チキンコルマ。

レモンバターソースのグリルフィッシュ。

チキンウィング。

Dal Fry ダルフライとライス。

SUBZ PULAO。プラオっていうのはブリヤニとは違うご飯ものらしい。

KADHAI PANEER、はい来た好きなヤツ。

この辺は普通な感じ。左はカリフラワーとほうれん草の炒めもの。

ALOO GOBI MUTTER、アルはじゃがいも、ゴビはカリフラワーらしい。MUTTERはなんだろう?

左、にんじんPORIYAL、ポリヤルというのは野菜炒めのことらしい。右は残念ながら写メ漏れ!

そんなわけで豊かなディナーになりましたよ。

右上はスタッフさんが注いでくれたチキンスープ。カレー要素ゼロで束の間の癒しになる。

膨満感のためかサラダ系さっぱり系の登板が目立つ。

にんじんのポリヤルとアルゴビはおかわりしたいほど美味しかった。ザクロの実の散らされたお粥も美味しかった。

ミターイもあった。

DOODHI HALWAってうのはウリのハルワらしい!

インド出張で太って帰るのなんて私くらいかもしれません。

午後8時、最後のピックアップは空港ドロップ。

高速までは結構混んで、たっぷり1時間かかった。もっと遅い時間だと混まないんだけどね。

空港到着。

ここでインド人男性に話し掛けられた。自分はよそ者で、友人を送りに来た。渋滞しているのか妻がバスでバンガロール市内からまだ来ない。だからお金がない・・・という、流れるように話すものの全然意味わかんないストーリー。「私もうルピーないんです」というと「自分はbeggarではないからお金なんかいらない」という。その代わりオンラインで高速バスを予約してくれという。「私のWiFiつなげさせてあげるからその(手に持っている)スマホで自分で予約しなよ」と言うと一瞬怯んだので「外国人になんか頼むよりインド人に相談しなよ。呼んできてあげようか」とその場を離れ、空港内へ。空港内はEチケットを持っていないと入れない。最後の最後で不愉快な目に遭ったな。

空港内に入ってしまえば一安心。

鬱陶しいくらい多いセキュリティを通過し出国。ばいばいインド。

職場へのお土産にパンチの効いてないお菓子を選ぶ。

今回は訳あってラウンジ「Above Ground Level」に入れた。

ここにもダメ押しインド食あったじゃんね・・・。

でももうさすがにお腹に一切入らない。ビールすら入らない。せっかくキングフィッシャーが飲めるのに。

オシャレなバーカウンター。

結構変わっているカクテルもあった中で選んだのは「タマリンドマルガリータ」。

「ウォーターメロン&ミントマティーニ」「エスプレッソマティーニ」「ザクロ&ジンジャーマティーニ」も美味しそうだったんだけどな!
【2021.04.06追記】翌年にはアルコールは有料になってしまった。

フライトは0:30。搭乗を待つ。今夜も満席の模様。

■Flight:TG326 BLR-BKK