あの日、海の向こうで

1日分を1ページに押し込む旅日記。画像大量。

2019年3月2日(土)三度目のチェンカーン

家を出たのは朝7時過ぎ。朝には朝しか見ないわんわんというのがいる。夜しか見ないわんわんももちろんいる。きっと屋台の人についてきていたりするのだろう。

托鉢は365日。

Y姉さんとモーチット駅で待ち合わせ、A1バスでドンムアンへ向かう。

最近になってバスが新調されている空港路線。

空港となると食べたくなってしまうジャンク。バーキンで朝メニュー。

バンズがホットケーキ、これは新しい。(自分的に。)

搭乗。

飛行中はずっと寝ていた。そろそろルーイに到着。

また来たよルーイ!

小ぢんまりとしたルーイ空港、LCCしか飛んで来ない

ここではいつも日除け傘が用意されている。

立ち止まろうが写真を撮ろうが誰にも咎められない。

一人だったらのんびりとソンテウで行くところだけれど、今日は二人だし、時間と快適さを買うことにした。

チェンカーンの希望の場所まで800バーツ。1人400バーツならソンテウとそんなに変わらない。むしろ1時間エアコン車を占有できるのにこのお値段は安い。

出発。

ルーイも選挙戦たけなわ。

美味しそうな屋台。

子供がお手伝いしていてえらい。

ルーイからチェンカーンの間は軒並み山道と原野と農地。たまに集落がある感じ。

来るたびに道がきれいになっていく。

道の整備が続いている。

のどかな放牧風景。

チェンカーンに着いてしまえばすぐホテル。写真を撮る間もなくチェックイン、このホテルに泊まるのは2度目。前回と同じ部屋だった。

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kenanganlama.hatenadiary.jp

フロント棟のすぐ前。フロント棟はたぶんオーナーファミリーが住んでいるんだろうなと思う。前回来た時に、バンコクで働いていたオーナーのお嬢さんが帰ってきてホテルを開いたというようなことを聞いた。自分の故郷に資産価値があることに気づいてUターン投資する人はたくさんいそう。それくらいチェンカーンはアツい。(主に国内需要に。)

部屋の裏側にもドアがあるけれどお隣さんの裏庭があるだけなのでそっと閉じる。

フロント棟。

とても安いお宿なのにささやかだけれども朝食がついている。

では、出かけましょう。メインロード、Chai Kong通り。

鳴いていた。

すぐにメコン川にご挨拶。

相変わらず超然と流れているなあ。

メンドリとひよこが散歩していた。

アクセスの不便さと宿泊施設の少なさから外国人団体客が押し寄せるようなことはないけれど、タイ人にはめちゃくちゃ人気の観光地となっているチェンカーン。でもこの街の魅力は普通の暮らしを失っていないし、隠そうともしていないところだと思う。

向こうはラオス

この日はずいぶん猫を見かけたなぁ。

親子か兄弟か。

怒っている。

これだけで天然のオブジェだなもう!

一段高いお店の床に。

蒸篭を干している。

にゃんこが路地で寝ている。ゆったりしたものだ。

もう一匹出てきた。

さらにもう一匹出てきた。

さらに歩みを進めると、神棚の下にもいた。

その先にも。

こののんびりした空気にどうしようもなく癒されてしまうからチェンカーンには何度も来てしまうんだね。

ラオスとの間を行き来するボートが見える。

ここは川沿い遊歩道の終点近く、居心地のいいボーラーンなカフェ。

カフェの壁を覆う紫の花。

今度はここからメインロードを歩いて戻る。

夜になるとたくさんの人であふれ返るこの通りも日中は静かだ。

お昼ごはんにする。以前泊まったホテルの1階にあるクイティアオ屋さんに入った。

ここ。

昼下がりで誰もいないけれど朝晩はお客さんでいっぱい。

気持ちの良いテラス席。

さ、さ、まずは。

暑い昼下がりに半屋外で飲むビールほど美味しいものはないと思うね。

さて、Y姉さんにぜひとも食べて欲しかったのはカオピヤック。ビエンチャンでも食べて気に入っていたから。ラオスと国境を接するチェンカーンではカオピヤックが普通に食べられる。

卵も入れてもらった。

観光ボートかな?

ズームで覗く、対岸のラオス

お店のボク。

姉さんはお土産にカオピヤックセットを買っていた。

では、散歩を続けましょう。

歩いてすぐ、このカフェで止まる。まぁチェンカーンは素敵なカフェばっかだから入らなきゃ損だよね。

もちろんテラス席へ。

Y姉さんは紅茶派。

私はカプチーノ

ココナッツのケーキをシェアする。

散策再開。

斜めになっちゃったけどこのボーラーンな建物は自撮りスポットにもなっている。

 

こちらの土地神様には豪華なお供え。手羽先。

一軒一軒のお宅、お店がこのましくてジオラマにして部屋に飾りたいくらい。

こちらはリノベ中かな?

選挙カーが賑やかに通り過ぎていった。

このカフェもいつも気になるんだ・・・と言いつつ入りそびれた。日本の昔の食堂みたいな店構え。

横ソイの向こうにわんわん。

この辺はリノベ済みのお店。チェンカーンという故郷を持ったアドバンテージを生かしている息子娘がやったのだろうと想像する。

そんな厚着させられて大丈夫かい・・・?

ところどころ三角旗を掲げているところはなんだろう?

こちらも横ソイ。

通りの中ほどにあるお寺、วัดศรีคุนเมือง(ワット・シークンムアン)。

Y姉さんは一軒の雑貨屋さんが気になったようだ。

「車庫につき駐車禁止」!!

お宅を覗き込んでしまいすみません。ジオラマにして部屋に飾りたいお勝手。

ワット・シークンムアンから先はお店はまばらになっていく。

横ソイ。自動車大通りが見える。

オレンジの花に覆いつくされたお宅。・・・お店か。

クラフトビールのお店「JO BEER」はまだ開いていない。

また川に出た。少しだけ上流へ、チェンカーンの本当の端っこまで。

そしてまた猫を見る。

犬もいる。

平和。ただただ平和。

この柵の中は教会の土地だと思うのだけれど土地神様もちゃんといる。この教会のあたりがチェンカーンの端っこ。

観光客が来る来ないに関わらず明けては暮れるその土地の人々の暮らし。

凧揚げをする男の子。犬や猫がのんびりと寝そべって、子供が自由に凧揚げができる国って素晴らしい。

この先はもう行き止まり。端っこには船着き場がある。

なんの果物を落としているんだろう。

ではここから下流の方へ歩いていってサンセットを待とう。

川の上に薄く霧がたなびいている。

ラオスにも等しく夕暮れは来る。

涼しくなって子供たちが元気。

ここはライダーの集まる宿かな?

遊覧船かな。

チワワがやってきた。

この土手は家庭菜園になっていた。

ピッドブルを散歩させている人がいる。

振り返れば猫。

サンセットタイム到来!

河原に降りてみる。

前回まではこんな風に降りられる河原はなかったと思う。雨不足だろうか。

さっきのピットブルだ。

めっちゃはしゃいでバッシャバッシャしていた。飼い主はタイ人観光客らしく英語で話し掛けられた。

ここまで水が来たよの印。

土手に上がったらさっきの猫がまだいた。

夕陽を振り返りながら少しずつ下流に向かって歩いていく。

お昼に見た親子(または兄弟)もいた。

子猫を運搬中の母猫がいた。

今日もまたコンデジの限界に挑む。

最後のひと輝き。

日も暮れて、また歩く。

あらこんにちは。

いっぱいいるなぁおい。

ここは夕陽鑑賞スポット。

日も暮れたことだし川からナイトマーケットが始まっているメインロードに戻った。

OSAKA BRAND。買えば良かったか・・・。

ピーターコーンさんがやっぱりいる。中は子供だ・・・。

さっきの古いお宅で撮影大会。

あのテントはなんだろう・・・?(どうやらお葬式だったみたいだ。)

前回入ったとてもとてもとーってもフレンドリーなเส้งต้มแช่บがウリのイサーン料理屋さんに行きたかったのにお店が閉まっていた、というかなくなっていた・・・。

さっきも来た、メインロードの下流の端っこ。

ここにもピーターコーン様がいる。

引き返そう。

イサーンの大きなおせんべい、カオグリヤップ。

物凄く人懐っこいチワワがいた。

せっかくだからチェンカーン名物の樽アイスビールを飲もうと思ったらヒューガルデンのローズだけめっちゃ高いの。壁の料金表にもあったからぼったくりではなかったのだけれど、ちょっと損した気分。

でもこんな風にディスプレイして、どこのお店も観光客を呼びこむぞという思いと共に気持ちの赴くままに楽しんでお店をやってそうな様子が見える。

猫がいた。

先程のテント。この時は何も気にせず撮っていたけれど、奥に白装束の方々がいてもしかしてお葬式かなと思った次第。

さっきの厚着わんわんがいた。だいぶ涼しくなったけれど、それでも暑いだろうに・・・。

ペットボトルを加工するランタンのお店。

絵葉書を買った。

にゃんこがいるお店。

先程の「車庫につき駐車禁止」のお店に入る。

ここでも絵葉書を買った。

猫は見逃さないよ!

犬もね!

今夜の〆に「JO BEER」。

私はこれ。オレンジとか柑橘がついているビールに弱い。

Y姉さんはこちら。

川沿いフェンスもバーカウンターにしちゃう発想がいいね。

お店のわんわんが足元に寝転がっている。

チキンウィングをアテに。

ポテトも追加。

姉さんにおねだりするわんわん。

それぞれ2本目。

明日も早いので、わりと大人し目に宿に戻った。

ホテルにあったフリーミネラルウォーターはチェンカーンの地場産だった。

■Flight:FD3542 DMK-LOE

■Stay:The Pud Dee