2019年5月20日(月)
東横インの朝ごはん
おはようございます。
部屋から見える釜山港大橋。
東横インはどこもデフォで朝食つきだけれど、それは海外も同じなのね。どんなものがあるのかなぁととりあえず覗く。
ごはんのお供がいっぱい。
お粥をいただいた。
では、チェックアウト。
立派な釜山駅。
まずは昨日の中華街へ。
なんでもない感じの両替屋さんに入ったら、レートがとても良かった。
地下鉄1号線で出かけます。
ロッテの自販機。っていうかやっぱロッテって凄いなぁ。街じゅうにロッテが溢れてる。
これは緊急通報装置のようだ。
チャガルチ市場
釜山駅からほんの3駅、チャガルチ駅到着。
おそらく釜山で日本人にとって最も有名な観光地と思われる、チャガルチ市場に行きたい。
市場の気配!
市場の横路地のひとつ。ここは海鮮料理店が並んでいた。
そして交差するあそこがチャガルチ市場の本通り。
うわー!タチウオすごい!
ホヤ!
圧倒的海鮮市場感に興奮しただもう闇雲に歩き回った。まずは左手側に進んだ。
最初これはなんだろうと思ったけれど、タチウオを並べておく台紙だった。
市場の必需品、刃物屋さん。
山肌にへばりつくようなカラフルで可愛らしい家々を借景に。たまらなくニクい。
おじさんは逃げるタコを見張っている。
山盛りのホヤ・・・!ホヤ大好物・・・!!!
ここで一旦市場は途切れ、右側には立派な屋内市場が建っている。
駐車場があった。入れば岸壁まで行けそうだったが入っていいかわからなかったのでやめておいた。
ここで引き返す。
アンコウが無造作に・・・。
くじらさしみにく!
さっき市場に入った辺りから右手側に行くと焼き魚屋さんが並んでいて日本語で声を掛けられる。
海側にも、ホヤやタコを焼いてくれる食堂小屋が並び始める。
読めたらなぁ。
これは横路地。
衣類の屋台が見えてきてしばらくするとチャガルチ市場は終わっているようだったので、ここで引き返した。(この時は気づかなかったけれど、また違う名前の市場通りがすぐ先に続いていた。)
ソンジクッの朝ごはん
何かが鍋でグツグツ言っている。日本語で「どうぞ~」の声も掛けられる。入りたいけれど勇気がない。
この時は時間帯のせいなのかこんなにすいていたが、数年後の訪問時はどこのお店も満席状態でだったため、少し場所がずれた別のお店に入った。
でもつい、一軒のお店で立ち止まってしまった。
意思疎通には難儀したけれど煮込み料理を1杯いただくことにした。4,000ウォン。奥の赤いのにも惹かれたけれど食べきる自信がなかった。
素朴過ぎる食堂に落ち着く。
じゃーん。
さっきお母さんが料理名を言ってくれたけれど忘れてしまった。食べながらググると、どうやらこれは「ソンジクッ」だったらしい。(ご飯がつけばソンジクッパ。)鍋にもお椀にもどかっと入っているメインは巨大な牛の血の塊だそうだ。タイのルアッは苦手だった・・・あっちは豚の血だったけど。
でも他にももやしなどの野菜がごっそり入っていて美味しいのだ!
モツ類もいっぱい入っていた。中には少し苦いのもあったけど・・・。
キムチのおかわりが要るか訊かれた。おなかいっぱいなので遠慮したけれど、韓国は本当にキムチが無限にいただけて嬉しい。
タコの踊り焼き中だったお店。
一軒のお店の前で捕まってしまった。
手渡されたメニューは2人前から3人前の量と値段で多過ぎると言ったら1人前10,000ウォンでもいいと言われた。
着席。
壁の寄せ書きがすごい。
速やかに並べられるキムチ等。
タコ。BBQにしてもらったけれど、刺身でも食べたかったなぁ。(でもお腹キツい。)
タイで言うホイクレーンだ。韓国語で何と言うかはわからん。
今のところ私の中で、私史上最高海鮮市場となりました。
十分に市場を眺めたので満足して次の目的地へ移動する。
無機質な地下鉄の駅前にも市場の風情。
というわけでやってきたのはお隣南浦駅。
デカいロッテモールがある。
地図に素直に従い路地を歩く。
なんでもこの辺りはBIFF広場(釜山国際映画祭広場)というのに近いそうで、スターの手形や足形のパネルがあるのだそうだ。
横切ったここは一見して「若者の街!」って感じの通りだった。Gwangbok(光復)路というらしい。
龍頭山公園と釜山タワー
そしてここからエスカレーターで小高い丘の龍頭山公園へ。ちょっと江の島のエスカーを思い出したけれど、こちらは無料。ありがたい。
中腹にお寺があるようだった。
明るい。
順調に上ってきたら最後の1本が止まっていた。まぁあるよね。
最後は大宇宙が迎えてくれた。
龍頭山公園に到着。
観光地につきもののお土産屋さん。
さっきのでかロッテモールが見える。
石段をさらに上がっていく。
世界史の授業で習いましたね、李瞬臣。豊臣秀吉の朝鮮出兵を追い返した英雄とのことです。豊臣秀吉は韓国の中でも相当嫌われている日本の歴史上の人物だそうですが、私も故郷のお姫様の件でアンチ豊臣秀吉なので気にしません。
では、釜山タワーへ上がってみましょう。
8,000ウォンでした。
現在は釜山ダイヤモンドタワーという名前だそうですね。2021年末、全面改装と共に新名称へ。
エスカレーターでびゅーんと展望デッキへ。晴れてたら良かったなぁ・・・!
あれは釜山港大橋だろうか?
影島(ヨンド)の方角だけれど・・・あんな高い山あるの?(標高395mの蓬莱山という山があるらしいけれど・・・。)
チャガルチ市場の立派な建屋が見える。奥の橋は南港大橋というらしい。
チャガルチ市場と漁港方面。さっき市場から見ていた山肌の家々はあの山の麓だ。地図を見ると天馬山というらしい。
愛らしいのは家々の屋上の色合い。なんだろうこの緑系パステルカラーな街は。
あの筒状の場所はなんだろう?
と思って調べたら、あれが国際市場だったのか!この時も、そして次の訪韓時(7月)も見つけられなかったな。
ひとつ、寺院に目が留まったみたいだ。
今となってはどの方角かもわからないなぁ。もっと注意深く見ておくんだった。
・・・と思ったら、あったわ。
眼下にもお寺。結構大きい。
港には船がいっぱい。
あんな風にみっちりと整然と並べられるんだなぁ。
天馬山の山肌。あの山の上にも寺院があるな。
天馬山の向こうの高層住宅街。
お向かい影島にも漁港が。
わちゃわちゃ感がたまらない。
方角的には釜山駅方面。
山の上に見えたモニュメント。
お土産に切手の形をしたステッカーを買った。
大満足しました。
階下に降りたらアートなフロアがあった。
この時はあまり深く考えていなかったが、その後韓国では少し昔の暮らしの様子がブームになっていることを知った。少し前の時代や、ソウルとは違う地方都市が舞台になっているドラマもいくつも観て、ハマってしまった。
先に進むとテーマが変わる。
おしまい。
水たまりのスズメが可愛かった。
光復路まで降りてきた。
でもこういう通りにはあまり興味がないのだ。
いや、何を言っている自分。興味ないわけがない。どんな風景でも楽しい。ただ、雑然とした通りや古いものが残る通りの方が好きだという比較の問題。
南浦洞乾物卸売市場
やっぱりこういう通りがいい。
南浦駅から港側には乾物のお店がひしめき合っていた。
あの屋根に、猫だまり。煮干しとかいっぱい食べてそう。
漁師さん向けのお店も多い。
こういうスタンドで一杯飲めたら・・・。(勇気なし。)
鮮やかな青色に。
この通りを見下ろすのは立派過ぎるロッテモール。OLD and NEW。
これはなんだ・・・?
階段を上がってみた。
この時はまだこれが有名な影島大橋だとも知らず、赤いフレームは工事中の足場か何かかと勘違いしていた。跳ね橋なのね。
橋のたもとでしばらく休むことにした。どうも帰国してこちら足が痛くて・・・。
この家族の像もとても有名だそうなのに下調べゼロの私は素通りしてしまった。
座っていたベンチはこのドリンクオモニの縄張りだったらしい。
ラジオから演歌のような曲を流しながら、開店。私は少し端っこにずれた。
さて、駅に戻りましょう。
この赤いのはなんだろう。
西面で途中下車(ダメ押しシアホットクと冷麺)
さて。空港方面へ移動開始、でも西面で途中下車しました。
Kさんにホットックの話を聞き・・・そういえば昨日見かけたわ!と思って。屋台だから日中はやっていないかもしれないけれどそれならどこかでごはん食べればいいし。
・・・やってた。(嬉)
揚げパンは油たっぷり吸っているけれど、ナッツざくざくで美味しい!
ちょいとぶらぶらするも軽めのお店が見つからず、西面に別れを告げてさて空港へ・・・とロッテ免税店を見上げたら視界の右端に馴染みのあるメニューのお店が。
道路を引き返して来てみた。
冷麺5,000ウォンだって。そろそろ現金が乏しくなっていたので嬉しい。
さっぱりして美味しかったけれど、量が・・・!韓国の皆さんほんとにこんなに毎食食べてるの!?
旅のおわり
西面駅から沙上駅へ、そして軽電鉄に乗り換える。
もうTマネーカードの残高もないのでトークンを買う。
・・・日本かな?
ホームから見た沙上の駅前。
先頭に座った。
もう着いちゃう。沙上駅からはものの7分くらいらしい。
到着しました。
カウンターで出してもらったけれど、セルフチェックイン機もあったのね。
搭乗。
迂闊にも私は(ついいつもの癖で)通路側を選んでしまった・・・たった1時間、しかも初めての旅先、海と山が美しい釜山、窓側に座らなきゃいけないに決まってるじゃないか!
というわけで通路側で爆睡しながら1時間5分、あっという間に関空。
この旅で私は釜山が本当に本当に大好きになってしまった。言葉がちっともわからない、しかもいろいろ両国間に問題含みの日本人に私に対しても、出会う人みんな本当に優しかった。ビジネスだから当然の表向きのお顔だとしても構わない。それはそれこれはこれと思ってくれているだけでも十分嬉しいと思えるので。・・・・でもこれを書いている今、この頃とは比べ物にならないくらい両国関係は悪化してしまい、さすがに「それはそれこれはこれ」という顔で行っていいものだろうかと悲しい思いで日々の報道を見ているところです。
コロナ禍を経た今情勢が変わり両国関係も雪解けの兆しなのは私には喜ばしいことです
リムジンバスでさくっと帰宅。
お疲れ様でした。
■Flight:7C1354 PUS-KIX
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