2025年7月7日(月)
釜山(東横イン)の朝
規模は日本の東横インと同じだが、内容がだいぶ違う朝食ブッフェを覗きに行く。
具入りのお粥。

キムチスープ(キムチクッ)。

チャプチェもあった。

ご飯のお供豊富。

真ん中は緑豆こんにゃくと韓国海苔の和え物だった。右はワカメのナムル。

釜山のオムク(練り物)は、日本の「かまぼこ」に由来しています、と書いてある。


というわけで韓国らしいもののみいただいた。

また今日も快晴が過ぎる。

小型の船が走っていった。

関釜フェリーと釜山慶南競馬場という二大目的を達成してしまったので最終日の今日は腑抜け状態。スポーツチャンネルでゴルフのKLPGAのツアーやKBOの昨日の試合が流れるのを見ながらもたもたしつつ、とはいえ東横インのチェックアウトは10時、もたもたできない。9時頃荷物をまたロッカーに預け外に出た。
ところで地下鉄1号線の車両で二度見かけた⚾李大浩(イ・デホ)先輩のポスター。「부산은(釜山は)스포츠(スポーツ)多」と書いてあり、釜山のスポーツ振興x釜山出身の大スター李大浩先輩の組み合わせだろうとは容易に想像がついた。

「부산은스포츠多」で検索したらメイキング動画がヒットした。李大浩先輩デカいのに可愛いなおい。しかもこの動画、8/3に上がったばっかり。李大浩瘦せた!?
今年はソフトバンクホークスのOB戦でも日本に来ているし、韓国の番組で京都に来ていたのも見かけたし、日本ともずっとご縁のあるレジェンド。
参考動画
甘川洞文化村で王道観光
まずは、釜山観光の王道オブ王道、甘川洞文化村へ行くことにする。
チャガルチ駅で下車しこのバス停に来る黄緑色のミニバス(1番が2番)に乗ればあとはバスが連れていってくれる。
この時停まっていたのは2番。1番でも2番でも、窓に「甘川文化村」と漢字で書いてあるから心配ない。ドアが閉まっていたのでこの便はもう出発するのかと思ったが、後から来たお父さんがドアを叩くと開けてくれた。冷房のため閉めているんだな。

1番と2番は少し違うルートを走るが結局甘川文化村に着くとそこだけ英語のアナウンスもあるし、観光客がこぞって降りるのでGoogleナビを追わずともわかる。

そしてバスを降り数歩下ったところの路地、目の前に広がる宝箱のような甘川洞。


この景観が望める路地より一つ上のメイン通り(お椀の縁にあたる)へ戻り少し歩く。
前回来た時よりさらにTHE観光地となっていた。

シンボルの魚。

K-POPアイドルは全然わからない・・・Google画像検索にかけたらBTSだと教えてくれた。


降りたくなる坂。住民の方の邪魔にならないよう通り過ぎるのみ。

こちらは前回も見たBTSのメンバーお二人のウォールアート。

星の王子様、ここにも。そういえば甘川洞文化村と星の王子様がどう関係があるのか今まで一度も気にしたことがなかった。
調べてみたが特に何かご縁がとかではなく、地域おこしのアートのモチーフの一つらしい。

甘川洞文化村サビ猫発見。腰を触ったら引っ掻かれてしまった。

ちっこいのがこの暑い中一人ころころとどこかから出てきた。飼い主らしき方は見当たらず、路面なんて灼熱だろうし、はやくお帰り・・・

前回は建設中だったあのアパート(マンション)、できていた。

峨嵋路(アミロ)を下る
また小さなバスで麓へ帰るのだが、試しに夫に徒歩で下って行くことを提案したら賛成してくれた。暑いが、右側には少し日陰もある。そしてやっぱりお土地柄か、日陰に入ればそこまで暑くないし、風もあった。

漢字では峨嵋路、アルファベットはAmi-ro。前回は去年の1月。道路脇のペットボトルの水も凍る寒さの中下って行った。今日は猛暑。

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歴史のパネル。峨嵋路・・・にしては大規模な光景だ。釜山の歴史かもしれない。Google翻訳カメラで読もうとしたが「ピラン水道の道」となってしまいさっぱり意味が分からない。
手動で検索するとピラン水道ではなく「피란수도(避難首都)」と書いてあったのだった。朝鮮戦争の間釜山は「避難首都」という戦時下の緊急の首都だったそう。なお「避難」には피난ピナンと피란ピランと二つあり、どちらも意味は「避難」なのだが、ピランの方は避「乱」で戦争や動乱からの避難を指すそうだ。



ここも甘川洞ほどではないが地域おこしのためのウォールアートがあちこちに見られる。



これは日本でも、小学校や中学校で禁止されがちな馬乗りの遊び。なんていう呼び名だったか思い出せない。名前なんかあったんだろうか?

2~3か所眺望のいい場所がある。観光客は通り過ぎてしまうのは勿体ない気もするが、住んでいる方の安寧が守られているのも大事なことだと思う。


前回も見かけた仏教寺院。

アミ路にゃんこに遭遇。

あの看板はタバコだった。


荷物を運んで上がっていくお母さん。

横路地も急な坂道。


マウルバスは頻繁に走っているし、麓へ下りれば地下鉄駅がある。

またタバコの看板。

そうそう、このお宅が前回もとても印象的だった。

奥に銭湯の煙突が見えればもう終点は近い。

土城駅近くのロータリー。

このロータリーの前には渋いスーパーと・・・

峨嵋(アミ)市場がある。

市場と言ってもアーケードはなく小規模だが、地元の商店街感がある。今回は素通り。

釜山タワー(釜山ダイヤモンドタワー)
暑さにやられて、普段だったら辺りを撮りまくっているはずが写真が全然ない。土城駅から地下鉄で南浦駅に戻った。
南浦駅1番出口を出てすぐの角を右手に曲がれば、釜山タワーがある龍頭山公園までのエスカレーターがある。

江の島のエスカーを思い出す。でもこちらは・・・無料。

途中エスカレーターの中継地にある仏教寺院。

次のエスカレーターには韓国らしいネオンサイン。

そして最後のエスカレーターでは一足先に釜山タワーのバーチャル眺望。前回は違う映像だった。そして前回この最終エスカレーターは止まっていた。

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龍頭山公園に到達したが、まだ階段を歩かねばならない。暑くて辛い!



鐘閣(종각)。

韓国の歴史上の英雄、李舜臣将軍の像。韓国の旅番組を見ていると、国じゅうの公園におられる。

釜山ダイヤモンドタワーは入場料大人1人12,000ウォン。入ってすぐのカウンターで支払い、奥に進むとボタンを押しても利かないエレベーターがあり、じっと待っていると係の方が迎えに来てくれる。
そのエレベーターを待つ間、ふと壁の「Busan, City of Baseball」という説明に気づいた。最近自分の中で韓国野球にも興味が湧いているので、なんだか嬉しい。

迎えに来てくれたエレベーターで展望フロアへ。久しぶり、釜山の眺望!こちらは釜山港・釜山駅側。

メタメタにズームしてみたら、昨日関釜フェリー「はまゆう」で停泊したところに入れ替わりで釜関フェリーの「星希」が停まっている。昨日見たパンスタークルーズも同じところにいる。

PUKWAN FERRYの文字が見える。

あの洋館は一体?と思い調べたら釜山地方気象庁だそうだ。1992年設立で特に古い洋館ではなかった。

眼を転じて山側。山上に見えるモニュメントは「忠魂塔(충혼탑)」。

南浦のロッテモールと影島(ヨンド)方面。

チャガルチ市場と釜山の漁港方面。

漁船と市場。

アーケードは国際市場。

そうそう、前回も見下ろした麓のお寺。大覚寺(대각사)というそうだ。

お寺の手前の建物の屋上にはたくさんのオンギ(甕)が!

韓国を象徴する色彩の一つが屋上のパステルグリーン。初めて見た時はなんて目に優しいと驚いたと同時に不思議だった。防水・断熱塗料の色だそう。


山がちな国土の韓国、そして大都市ながら特に平地の少ない釜山。居住空間は山へ、空へと延びるしかない。まるで屏風のようなマンション(アパート)群。


そしてその屏風のようなアパート群まで続く坂道。


あれはさっき甘川洞文化村からアミ路を下っている時に見えた新しいアパート。あの左側あたりが甘川洞とアミ路のようだ。

最後にミニチュアモードで遊んでみた。



屋台のパラソル。



釜山港と南港大橋もミニチュアモードで。

さて、下りのエレベーターまで来るとまた係の方が案内してくれる。帰りのお嬢さんは日本語で説明をしてくれた。

降りたところからまた少し展示やフォトスポットがある。
これは海の家。



この月もフォトスポットだった。

またエスカレーターを下り、途中の寺院をもう一度撮る。なおこの寺院は「弥陀禅院」というそう。

ということは塔に描かれているのは阿弥陀如来の来迎図かな。


こちらが今回のチケット。2階のカフェの割引券にもなると説明されたが、結局使わずじまい。

済州家 (제주가 チェジュガ) でランチ
釜山では日本人にも有名で定番のアワビ料理屋さん済州家(チェジュガ)。南浦の済州家へ行ってみたら満席だったので釜山駅まで戻ってきた。釜山駅前の済州家に行くことにする。ホテルにも近いし。

日本語が流暢なお嬢さんがサーブしてくれる安心感。ずらっと並ぶ飯饌(パンチャン)。

それぞれのオーダー品が並ぶ。

夫用に海鮮チゲ₩13,000。生あわび海鮮チゲ(₩17,000)というのが他にあったのでアワビは別かと思ったらちゃんと煮アワビが入っていた。貝に蟹と海鮮もりもりでスープがメチャ美味い。自分も次はこれ食べたい。

私はあわびと生うにとほやで迷った結果、あわびのビビンバ₩13,000。この通りのアワビの量、野菜の歯応えもよくご飯が進む。そしてこの価格。次もまた食べたい。いや、次は生ウニ、あわよくばホヤ!

別皿のコチュジャンやキムチをお好みで。

夫はお酒のアテにあまだいの塩焼き(中)₩13,000も。揚げ焼きのような感じで表面はだいぶカリカリしていた。

ビール(CASS)が進み最後はソジュで。本当はマッコリが良かったのだが、このお店のマッコリはピーナッツとデコポンだけで、プレーンが無かった。(一応聞いてみたらやっぱり無いと言われた。)グラスはなくボトルなので、自分は大いに結構だが甘いお酒だと夫がキツい。

目の前にテレビ。この右側のタレントさん、NetflixでもKBSワールドでもよく見る。番組でも広告でも本当によく見る!しかしお名前がわからないのでChatGPT先生に「韓国でいろいろな番組に出ている、メガネをかけたMCのタレントさんは誰ですか?」と訊いたら的確に画像つきで正答をくれた。
『韓国でメガネをかけてさまざまな人気バラエティ番組のMCを務めているタレントで最も有名なのは、**ユ・ジェソク(유재석 / Yoo Jae‑suk)**さんです。(中略)「国民のMC」や「Nation’s MC」とも呼ばれるほど国民的な人気を誇ります。(中略)他にもメガネをかけてMCをする韓国の司会者は何人かいますが、番組の出演数や知名度、影響力を考えるとユ・ジェソクさんが最有力です。』
ChatGPTも凄いがこんな曖昧な質問でも認知されるほどユ・ジェソクさんが絶大な知名度を誇っているという証左だろう。

旅のおわり
ホテルのコインロッカーから荷物を取り出し、ホテル前のタクシースタンドからタクシーに乗った。
ランチをいただいた済州家さん通過。

港の方から来る大きな道路に出て、その先釜山トンネルを通る。地下鉄で市街地を大きく迂回するのと違い、空港と市街地とを隔てる山を貫通していくので直線距離に近いルート。

釜山トンネルを抜け西区の高層住宅街を抜けていく。



もう一つ長い九徳トンネルを潜り、洛東江の大きな橋(西釜山洛東江橋)を渡れば空港。



難しい会話は発生しないだろうと油断していたら急に何かを訊かれてドキっとした。でも日本語ともちょっと響きが似ているククジェ(国際)・クンネ(国内)、助かる。
国際線ターミナルで降ろしてもらった。釜山駅から25分ほどで到着。料金は₩28,000ほど。

復路はエアプサン。釜山発関空便は16時台で終わってしまう。その中でも最も遅い方なのがエアプサンの16:30。1タミに着くのもありがたい。

出国前にフードコート階。

出国してしまうと何もないので、夫がロッテリアin韓国体験。日本語もあるタッチパネル助かる。

韓牛プルコギバーガーは間違いない。

でも出国後も結局お店に入る。数少ないレストランであるこちら。한아담 SOBANというお店。ハナダムソバン?
タッチパネルでオーダー&支払い、こちらも簡単。

一食だけで申し訳ないと思ったが、マンドゥは巨大で2人で十分お腹いっぱいになってしまった。

レストランからはエプロンが見える。

アンニョン、金海空港。떠나자は「出かけましょう」だそう。

ゲートへ向かう途中ハイネケンのラウンジバーが見えた。今まで存在に気づいていなかった。韓国らしくフライドチキンやトッポッキとのセットもあるらしい。次時間があればこっちもいいな。

LCC隆盛著しい韓国。ニャチャン、ボホール島・・・日本ではなかなか見られない就航地。ダナンも関空からは飛んでいない。勢いを感じる。

搭乗。



1時間半弱のフライトはあっという間。相変わらず弾丸ではあったが、関釜フェリーと釜山慶南競馬場というこれまでの旅ではできなかった経験が実現した良い旅だった。
「はるか」で渡る関空橋。ここからが長い。大阪府内だが、自宅まで釜山関空間のフライト時間よりかかる。

■Flight:BX122 PUS-KIX