2025年6月27日(金)
Peachで南下する台湾上空
急に単騎の週末ができたのでいそいそと航空券を検索すると、さすがに出発直前では2泊3日で出かけるにはちょっと辛い価格になっていた。でもそんな中で高雄行きのPeachのミニマム枠(最安値)がまだ空いていた。すぐに飛びつき有休も確保。
そんなわけで始発の京橋から関空快速ではるばるやってきた関空第2ターミナル。


荷物も預けないので、端末でチェックインしたらサクっと出国。ちなみに荷物2個合計でも4kmにもならなかった。

大阪市街の朝のラッシュを避けるために早く家を出たので搭乗まではずいぶん待った。

搭乗。


2タミ運用のピンク(Peach)・オレンジ(チェジュ航空)・グリーン(春秋航空・・・って今は言わないのか。スプリングジャパン)揃い踏み、カラフル。

離陸。

航路はどうせ洋上だからと読書ばかりしていた。そろそろ台湾に近いのではと思う頃、眼下に船舶もちらほら見えてきた。


ピーチ&エアバスキャンディが配られた。当然桃味。甘酸っぱくて美味しい。(前回バンコク便に乗った際はパインアメだった。)

次に顔を上げた時はもう台湾の国土の上空にさしかかっていた。

入国書類をもらう。オンラインでも登録できるらしいがもういろいろな登録ページが煩雑過ぎてできれば一過性の紙媒体でやり過ごしたい・・・。(ただし今年の10月からは完全オンライン化というニュースを見た。)

今まで日本から台湾へ来る時は桃園着ばかりで、台湾にさしかかったと思えば即着陸だった。過去に高雄へ行ったのも高鐵か南(バンコク)からばかり。こんなに台湾の上空を飛んだことはこれまでなかった。

そのことに気づいてからは眼下の風景ばかり眺めていた。モニターはないし、地図が頭に入っていないのでどこを飛んでいるかわからない。あとで地図で確認しようと写真もたくさん撮っておいた。

一度大きく海上に出た時。雨雲の下でもわかる海の碧さに嫉妬した。

この大きな三角州は特定できた。台中市内、大甲渓という大きな川の河口だった。

台中国際空港。


台北以外の都市は長閑なイメージを勝手に持っていたが、台中も都会だなぁ。

地表のパッチワーク。この時期にあの色はなんだろう?麦畑?

すぐ特定できるかと思ったがなかなか難しかった、台南の体育場。

台南空港の端っこ。

高雄市北部の火力発電所。

あれが目的地の高雄国際機場かな!?(違った。空軍学校だったようだ。)


沖合を大きく旋回、高雄の中心市街地が見える。

でも海との間に低山地が横たわっており、なかなかに市街地から遠い集落が沿岸に点在しているのが見えた。機会があれば行ってみたいものだ・・・。

今度こそ、あそこが目的地の高雄国際機場。

高雄港の南側、小港區上空。わかりやすく港湾地帯かつ工業地帯。

高雄市を飛び出して屏東縣。右側の突堤のような港(東港)は「琉球(小琉球)」という沖の島へ行くフェリーが出ているらしい。いつか行ってみたいものだ・・・自分にはハードルが高そうだが。


改めて高雄方面へ向かう。

素敵な並木道が見える。

墓地には常に目を光らせている。


地表のパッチーワークには水田や畑の他に養殖池も多分に含まれている。虱目魚かな?


そう高くはない高度で旋回。久々に緊張して思わず足を踏ん張ってしまった。


それでもお墓は見逃さない。

高雄市と屏東縣を分ける川のようだ。Googleマップによればその名も高屏渓。

こんな時にまでなんだが、お墓が見られて嬉しい。


空港の手前にはちょっとした小高い山がある。


空港周辺の市街地さは福岡空港並み!

というわけで、無事高雄國際機場に到着。街の規模のわりにはこぢんまりとした空港な印象。でも乗り入れている国際線はなかなか多いはず。

これまで物理SIMばかり使ってきたが、今回の旅から初めてeSIMを使用。Amazonで購入したこちらの会社さん、旅の数日前にLINEを介して設定をしておき、現地でも問題なく即繋がり大変良かったので、今後はこれ一択と決めた。

高雄捷運で向かう高雄車站
ミニ行列のできていた制限区域内の台湾銀行で両替してしまった。外に出たらすいている銀行はなんぼでもあり、損した気分。

高雄の空港へ降り立ったのは2019年3月以来。再訪のヨロコビにうち震えた。それにフライト選択肢の多い台北ならなんとかまだ来られもしようが、高雄の再訪は難しいと思っていただけに感慨ひとしお。

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熱帯らしい湿った午後の空気!(でも帰国した時関空の方がよっぽど暑くよっぽど湿っていたのはショックだった。)

そうそう、こうやって高雄MRTの駅へ向かうんだった。思い出がちゃんと蘇ってくる。

Peachの尾翼が見えた。

捷運の駅へ下りていく。


コンコースは「台湾特有種鳥類撮影展」展示中だった。


久々に取り出した悠遊卡、とりあえずNT$600入れてみたが前回からの残高も結構残っていた、ラッキー。

乗車。車内はガラガラでこんな風に「吊り革可愛いな、サイズが違うな」なんてやっているが、三多商圏・美麗島駅で満員状態になった。

高雄車站到着。

改札を出たらまさかのアニメイトがあった。以前あったっけ?記憶にない。自分の記憶と画像の記録によれば前回はこの辺に高雄捷運のグッズショップがあり買い物もしたのだが・・・。

しかもその隣には新大江戸が存在。多分ゲーセンか何かかな。

他にも日本要素をちらほら目撃しながらオシャレなエスカレーターで階上へ。

「いちばん」。

高尾車站のメインフロアに出た。

ホテルのある建國二路~三路側へ向かう。何かオブジェ製作中。台湾得意分野の半導体のウエハかな!?なんて深読みしてみたが、翌日普通な感じの大時計になっていた。

吹き抜けている。そこだけは雨ざらしになってしまうんだな。

エスカレーターを上がる。

エスカレーターで上がり切ったところに旧高雄車站の裏側が切ない姿を晒していた。前回はこちら側へ来なかったのでこの建物は見ていなかった。

壊されるのではなく保存が図られているのだろう。表側に廻ってみる。

表側、かつての姿を留めていた。・・・と以前見たかのように感じているが、そう思い込んでいただけで実は過去には見たことがなかったようだ。写真が残っていない。ネットやガイドブックで見た情報を自分の記憶と混同してしまっていたようだ。怖い怖い。

洋風近代建築風でありながら乗っかっているのは「和風」の唐破風に瓦屋根という不思議な折衷の様式。Wikipedia先生をはじめ先達の解説によるとこの駅舎は日本統治下の1940年に帝冠式という建築様式で建設されたとの由。ただしその様式は1930年ころから物資の不足する戦中までの短い期間の流行で終わってしまったそうで、現存する帝冠様式建築は国内でもごくわずかのよう。(むしろ台湾に数件現存!)

洋風だけど日本らしい持ち送りデザイン。

市の文化財としてこれからも残されるようで喜ばしい。2021年には曳家も行われたそう。

高雄駅から南にまっすぐ延びる大通りは中山一路。高雄MRTの赤線はこの大通りの下を走っているようだ。

駅前だから新しいビルが林立、などということもなく古い建物が散見されて嬉しい。

站前大廈。シブいなぁ。

快適・交通至便、AIRLINE INN
もう若さも気力もないのでお宿はどこか駅至近で探したところ、AIRLINE INNというお宿がお値段もご機嫌、レビューもご機嫌な感じで見つかった。
旧駅舎前の交差点に出るともう見える。


3時のチェックイン開始とほぼ同時に到着。スタッフさんは丁寧で親切。
エレベーターホール。ホテルの名前に似合うデザイン。

今回はGoogleマップからTrip.comに飛んで予約をしたが、どういうわけか定員1名と明記されたプランより2名ツインの方が安かった。海外のホテルが久々過ぎて、予約してからツインって一人料金で泊まれるんだっけ?などと余計な心配をしてしまった。

一点の曇りもなくピカピカ!というわけにはいかないが十分清潔できれい。

「エアラインイン」らしい壁。


NHKが視聴可能だった。

洗面台の鏡が大きい。というか洗面台が室内にあり広い。しかもこの背後、バスルーム側の壁が全面鏡なので巨大姿見状態。とても便利。

お湯の温度は十分。水圧は十分とはいえないが温度を下げれば許容範囲。

室内の小物はホテルのデザインで統一されていた。




タチビツ(立菱伊)・・・?

使い捨てスリッパを持ってきていたが、ここにはあった!

カーテンを開けたら部屋は高雄車站側だった。そして不穏な空。雨雲レーダーを見たら残念、もうすぐ雨のよう。

窓から右側を見る。雑多な感じが落ち着く。

真下には廟。翌日行ってみた。廟の前には広場もあった。

ホテル1階のロビーは広く、居心地がいい。

お茶とコーヒーは24時間いただけるんだそう。

こういう書棚にだいたいある「地球の歩き方」。

こちらはフロント前のスペース。とにかく全体的にオシャレ。居心地のコスパが良すぎた。

ホテル入り口。車寄せがあるようなホテルではない。

ホテルを出たお向かい。集合住宅の下層部分が商業施設・・・のはずがどうやら廃墟のようだった。この辺市中心部の駅前一等地だというのにちょっと場末感があって良い。

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