2025年1月3日(土)・4日(日)
- バンコク最後の朝(朝食はルンルアン)
- サパーンタクシン駅へ
- 廟めぐり①本頭媽廟
- 廟めぐり②挽叻昭應廟
- チャルンクルン通りを北上
- 廟めぐり③同興社・仙公(Sieng Kong)の仙公宮
- コロニアルな長屋と廟めぐり④福蓮宮
- タラートノイ!
- タラートノイのソーヘンタイマンション
- 廟めぐり⑤順興宮清水祖師廟と蓮邦念佛社
- タラートノイ「VANICH HOUSE」
- タラートノイミュージアム
- ソイワニット2と海事部ピア(カオソーイ休憩)
- 運河沿いの廟めぐり⑥老本頭公・老昭帝爺・泰華聖娘廟・感天大帝廟
- クントンシーフード Kungthong Seafood
- 旅のおわり
バンコク最後の朝(朝食はルンルアン)
バンコク最後の朝が来てしまった。

見下ろすと猫のいる幸せな光景。


最終日だし、最後にもう一度朝食会場へ。
ところでホテルのこのレストラン、この入り口をはじめとして店内にも大きなベアブリックがいっぱいいた。

見納めのお漬物と納豆とおでん。今日はのりたまもある。


お粥トッピング。

ちょっとだけいただいた。お粥美味しい。

この後すぐ外へ、単騎でソイ26をスクンビットの方まで歩く。
マッサージ屋さんのお供え物。

お目当てはここ、クイティアオの有名店「ルンルアン(泰榮)」。昨日までは年末年始休みだった。

同じ名前のお店が二軒並んでいる。物凄く久しぶり。
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大きい方のルンルアンへ。ほぼ満席だったが一人だったので辛うじてお店の片隅にねじ込んでもらえた。

初めて来る日本人にも優しいメニュー。


バミーナームサイ。飲み物はロンガンジュースにした(ら案の定甘い)。

豚ミンチにレバー、ルークチンプラーなどなど具沢山。

酢漬けのチリとクラッシュピーナッツをたっぷりかけていただく。

この細い麺が堪らない。

ごちそうさまでした。

興味本位で隣のソイ24/1へ行ってみる。
サンプラプームに黒猫ちゃん。

祠の下でごはんをあげている人がいるようだ。

古そうな樹の下のサンプラプーム。と、黒猫ちゃん。

夜はなかなかいかがわし系なソイ24/1の中にある普通に健全な日本人宿、ネーミングも気になってしまう。

お土産を調達にTopsへ向かう。
「そば屋で一杯」だって。完全に日本人向けのお蕎麦屋さんだ。2011年にできたそうだが知らなかったな。自分がプロンポン界隈に如何に来なかったか。

初日も来たソイ41のTops。

お会計。セルフレジ助かる。

鳩が集るTopsのサンプラプーム。

すぐ近くの電柱の下にお供えの赤い炭酸ジュース。

ホテルに荷物を置きに帰る。

サパーンタクシン駅へ
プロンポン駅から一駅だけ乗るが、ただでさえ混むのに少し遅れてヤキモキした。


スクンビット駅からMRTでシーロム駅まで。シーロム駅からサラデーン駅に乗り換えようとすると見えるタイ日友好橋。

サラデーン駅から見えるこの長屋が好きで、この正面のお店でクイティアオを食べたこともあった。

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3日前にも歩いたが、サトーンは下町の風景がいい。

とはいえシーロム通り自体はモールやオフィスビルだらけでもあるが。
駅ヨコのシーロムコンプレックス。

夫はシーロムで用事があるので、ここからは単騎行動。サラデーン駅からBTS。

セントルイス駅・・・こんな駅あったっけ?

と思ったら2021年に開業していた駅だった。どうりで知らないわけだ。車内の案内表示にも追加されている。(追加される前はなぜそこを空けていたんだという疑問は残るが。)

サパーンタクシン駅下車。あのサトーンユニークタワーがよく見える。完成前に打ち捨てられたゴーストタワーだというのに広告がどーんと。

廟めぐり①本頭媽廟
駅を降りてチャルンクルン通り。ウォールズ(WALL'S)のサイドカーのアイスクリーム屋さんが走って行った。私はこのアイスクリーム屋さんの鳴らす音楽が大好きだ。昼下がりに通りから聴こえてくるこの音楽はすごく懐かしくてなぜかちょっとだけもの悲しく感じたものだった。

ゴーストタワーを見上げる。

下町の雰囲気が溢れるチャルンクルン通り。北へ行けばチャイナタウンのヤワラートに続いている。

かつてチャイナタウン界隈には何度も来たが、その周辺までちゃんと見ていたかというと全然でずっと心残りだった。今日はサトーンの辺りからチャイナタウンにかけてのエリアを思う存分歩こうと思っていた。東南アジアで華人ルーツの気配を追うなら廟を巡るのが一番。
ということで最初に訪ねたのは本頭媽廟。

本頭公というのは東南アジア(主にタイ)に渡った潮州人の信仰で、福徳正神や他の東南アジアの国々の大伯公のような土地公にあたる神様のようだ。ただし媽がつくのでこちらは女性の土地公さんのよう。タイ語表記をGoogle翻訳先生に聞いたらศาลเจ้า(Shirine)แม่(Mother)พรหมเมศ(PhrommetまたはBrahma)、唐突に出てきたヒンドゥー教のブラフマー神。

境内はそんなに広くなかった。熱心に長いことお参りをしている女性がいたので近づくのは遠慮した。



壁の彫刻や絵は色鮮やかでそう古くは見えない。比較的新しい廟に思える。

いろんな意匠が描かれた金炉。

タイの廟に必ずある天地父母。牌位はなく、なんだか複雑でお洒落な構造の、これは祠?

女性が廟を離れることはなかったため、中は覗かず退出する。

廟の前の建物。漢字表記のあるお店。

タイ的ショップハウス。

サパーンタクシン駅のすぐ下まで戻ってきた。

打ち捨てられたらしき神棚がひとつ・・・。

廟めぐり②挽叻昭應廟
次に訪ねたのはこちらの廟。説明版には「挽叻昭應廟」とあった。 挽叻はバンラック、この辺りの地名。


維基pedia先生によると昭應公(兄弟公)はベトナムで殺害された海南省(瓊府)出身の108人の商人たちが神格化され、海南ルーツの華僑が信仰する神様だそうだ。挽叻昭應廟はタイ海南会館も兼ねているとのこと。
参考記事
昭應廟の扁額。


廟内図と祭神。①臺佰零有捌兄弟公(英語ではGod if 108 Brothers Heroesとある)②観音菩薩③関聖帝君 財神公④華光大帝 太子元帥⑤本頭公⑥南天閃電感應火雷水尾聖娘⑦天地父母⑧小亭兄弟公⑨伯?公。
在バンコク海南ルーツの方々の信仰の拠り所のようだ。

以前この廟で京劇のようなChinese Operaを目撃したことがあった。
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廟内に食堂もあり、とても心が惹かれた。


⑦と⑧。この廟の天地父母も派手というか、傘つきで可愛い。

廟の外に出たところで、またWALL'Sのアイスクリーム屋さんが通過していくところに出くわした。慌てて録画を試みたが、たった3秒だけ。WALL'Sメロディも最後の部分がちょっとだけ。残念。
ちなみにYouTubeにメロディが上がっている。単純で短いメロディが延々繰り返されるだけだが、どうにもノスタルジーを呼び起こされる。
参考動画
チャルンクルン通りを北上
チャルンクルン通りは幹線だしバスもたくさん走っている。が、最後に乗ってから約6年のブランクでどうも臆病&億劫になってしまった。サパーンタクシン駅の真下のモタサイ基地でヤワラートまで行ってくれるようお願いした。お値段80バーツ。


風を受ける専用ライド。タイ版ショップハウスの並びも楽しい。

ソイ42から先は混んでもおらず快適。



まっすぐ行くとヤワラート。

運河を渡った。運河の名前はわからないがフアランポーン駅の横、ボーベー市場の横を通りずっと北、ドゥシット宮殿の方まで行く。


チャイナタウンの気配が濃い。後で存在を知るタラートノイというエリアの脇を通っている。



あの像は何・・・?後で見に来よう。周囲のショップハウス的建物の雰囲気も良い。

さて、モタサイにはチャイナタウンの牌楼を目指してきてもらった。わかりやすいし説明もしやすいランドマーク。

荘厳なワット・トライミットは今回も外から見るだけ。(前回2024年6月もスルーしてしまった。)


「プラトゥーチャイナタウン(チャイナタウンの門)」と言っても発音がアレで通じないかもしれないので、画像を見せて「ヤーッパイティーニー(ここへ行きたい)カー」が一番スムーズ。
いつもならここから北へヤワラート通りを歩くが、今日はそちらは敢えて行かない。その先のリトルインディアも行きたかったが、今回は行かない。(強い意志)

廟めぐり③同興社・仙公(Sieng Kong)の仙公宮
さっきモタサイでここへ来る途中に見た建物へ戻る。古いタイ式のショップハウス。


そしてさっき見かけたラウンドアバウトのロボット(?)。トランスフォーマーらしいがよくわからない。台座にTalad Noiと書いてあるがこの時もまだタラートノイの存在に気づいていない。

トランスフォーマーのラウンドアバウトからKhao Lam通りを少し歩く。この通りは小さな町工場がずらっと並んでいた。カッターの甲高い音が響き、火花が散る。

この辺りはタラートノイの一部でもあるが、Sieng Kongというエリアでもあるそうだ。例によってスペルはXiang GongやSiang Kongなどいろいろ。「仙公」という廟に由来するらしい。調べるとここは機械部品や金属部品、自動車のパーツなどを扱う職人さんの工房で有名らしかった。

ここに来たのには理由があった。2015年にたった一度だけ通りかかった「同興社」という天地父母の小さな祠をまた見たかったからだ。

それは2015年に初めてチャイナタウンに来た日だったので土地鑑ゼロでどこをどう歩いたかも覚えておらず、その後永らくこの祠がどこにあるかわからなかったが、つい先日Googleストリートビューでやっと見つけることができた。
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夜、電球に照らされた様子もさぞや趣深いだろうな。

タイに来たばかりで、他の東南アジアでは見たことがなかった「天地父母」の牌位にとても惹きつけられたものだった。潮州ルーツが多いというタイ華人独特の天地神明の信仰。
同興社という名前の廟や祠は他には聞いたことがないが、同郷會館的な響きを感じる。故郷を一にする方々が共同で祀っていそう。(推測です。)

廟の屋根に飾られる宝玉と龍が台座にも彫られていた。

祠の横の建物の壁には何かお知らせが貼ってある。2024年11月25日から30日まで、何か祭事があったらしい。(落書きはやめなさい。)

さて、また機械部品や金属部品の工場の軒先を通って戻る。


Khao Lam通りはトランスフォーマーを過ぎるとWat Song通りとなる。

でも「Sieng Kong」らしく機械部品屋さんはまだまだ続く。

そんな機械屋さん・部品屋さんが軒を連ねる先にまた廟が見えてきた。

「仙公宮」・・・・ここがSieng Kongという古い地名の由来となる廟のようだ。

1871年頃福建省からの移民が当地にやってきて、やがて中古エンジンの商売が盛んになり、THIS IS THE FIRST JUNKYARD BUSINESS IN THAILANDだったそう。福建系の移民たちがこの地の名前をとって共同でこの廟を建立したとある。あれ?廟じゃなく町が先か?

廟の前に立派な天地父母の祠があった。

お邪魔します。扁額にも小さな獅子ちゃんたちがいる。

地上の獅子はカラフル。



廟の向こうにも機械部品・金属加工屋さんの長屋が続いていた。

廟の左隣のお宅(作業場)も神棚が立派だったんだよなぁ・・・。

コロニアルな長屋と廟めぐり④福蓮宮
地図でただ「shrine」で検索したマークの方向へ歩くだけの、それ以外に目的もない散策。Soi Charoen Phanit(ソイ・チャルンパニット)という路地を歩く。

逆光がキツい。この通りはそれこそ自動車部品屋さんばかりが連なっていた。

左手の長屋が非常に気になった。

あらら、なんて素敵なゲート。PHAULIM。このプロパティの名前だろうか。

地図をみるとここもテナントのほとんどが自動車部品屋さんのよう。

特に気になったのがファサード部分の上に点在する・・・植木鉢?

植木鉢・・・だよなぁ。

そのコロニアルな長屋の隣が次に目指した廟。「福蓮宮」というそうだ。



ペンキ多々。改修中だ。

竹の足場に覆われた本殿。工事に遠慮して中へは入らず。

めちゃめちゃ逆光になったが、入ってすぐの天地父母の祠。また傘が可愛いったらない。

柱に貼られた対聯の文字が素朴。

タラートノイ!
さらに先へ、歩いたのはSoi Wanit 2(ソイ・ワニット2)。めちゃめちゃローカルな路地なのに、どうも若い人や白人旅行者で人通りが多いのに気づく。最初はこの辺にゲストハウスでも多いのか、この先にチャオプラヤ川の船着き場でもあるのかと思っていた。

猫ちゃん。

訪問者は多いが、とてもローカル。

ここは保護猫ハウスだった。猫たちの軒先で、生まれ日で選ぶおみくじが20バーツで売られていた。タイ語しかなく、Google翻訳で見てねと言われた。


中華系カラーの濃い自動車部品屋さん。


少し先には4~5階建てのアパートが並んでいる。そして素晴らしい電線。



ここでGoogle Mapを開き、この辺りにカメラのマークが多いことに気づく。地域の名前はタラートノイ Talat Noi、観光名所化しているようだ。今まで全然知らなかった。もし見聞きしていたとしてもタラート(市場)もノイ(小さい)もよく耳する単語なので一般的な単語としか認識していなかったかもしれない。
参考記事
人の流れがあるSoi Duang Tawanという路地に入ってみた。

パステルが美しいアパート。

中国南部の様式らしき屋根が見えた。とても古そう。

心惹かれる路地。

一瞬通り過ぎたが、素敵なカフェが目に留まる。

「BAAN CHIM CHA」というカフェだった。

こんな素敵なカフェを観光客が放っておくはずもなくほぼ満席だったが、レジの前に辛うじて一席確保。


とてもChinese。

オーダーを受けてくれたお嬢さんは流暢な英語で観光客の質問にも答えていた。中国茶にするか相当迷ったが結局安定のタイティーイェン(冷)。美味しいはもとより、グラスが可愛い。
二階もあるって先に言わなくてごめんなさいと謝られたが、二階も混んでそうだし、この先の町歩きにどのくらい時間がかかるかもわからないし、さっと飲んでさっと退出するつもりだったからここで大丈夫。

ごちそうさまでした。

道なりに歩いていくと、時の流れを感じる大樹。リボンは色あせているが、今日も赤い炭酸ジュースとプアンマーライ(花のお守り)が供えられている。

奥に古いサンプラプームと、置かれただけのような地主財神の神棚。


この時間色の壁と錆びた車はタラートノイの映えスポットらしく、若者たちが撮影の順番待ち。

私にはサンプラプームの方がバエるなぁ。

前衛的なゾウさんだなぁ。

路地の舗装が独特なので、ここは歩くべきスポットなのだろう。

タラートノイのソーヘンタイマンション
立派なお屋敷があった。

この屋根・・・さっきカフェの前から見えていた古い建物かな?

金色のゾウさんも写真を撮られまくっていた。

門の壁画が立派だ。中にはカフェもあるそうで、入場料は50バーツ。入ってみることにした。

スペルはบ้านโซวเฮงไถ่ Baan So Heng Tai(バーンソーヘンタイ)、タイ版WikipediaによるとSo Heng Taiの漢字は「蘇恒泰」だそうだ。福建省出身のbird's nest tax collector(ツバメの巣の徴税官?)であるプラ・アパイ・ワニットさんの邸宅・・・そういえばさっきSoi Wanit 2という路地を歩いたな。カフェの前の空き地から見えた屋根は福建様式だったか。
中に入ると真ん中に大きなプールがあり、三方を建物が囲んでいる。

このプールを見て思い出した。BS朝日の「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」でスギちゃんが来ていた。視聴した当時は広いチャイナタウンのどこかだろうくらいにしか思わず、場所も分からずじまいだった。ここだったんだ!

上の階から誰か(観光客だろうけど)の話し声が聞こえる。

有料ではあるが特に整備されている様子は感じられず、でもそれがかえって廃な感じがしていい。家主の住まいは正面奥の今風の建物かな?と思う。


子猫ちゃん発見!

もう一匹発見!

葉っぱと遊んでいた。

背後にやってきた若いカップルに子猫は譲り、私は先へ。

靴を脱いで上がってみる。

打ち捨てられたオルガン。

床は軋み埃が載って、積極的に奥まで歩いていこうとは思えず。


ご先祖様。


2階から見下ろすプール。

結構荒れているのにささやかな装飾がありなんだか楽しい。

さっきの子猫たちにまた遭遇した。





じゃれ合う子猫たち、永遠に見てられる。
雷紋と、顔は何が彫られているんだろう。日本だったら邪鬼っぽいけれど、わからない。

最後に門の山水画のようなタッチの壁画を眺めて、退出。




この先の路地も魅力的だが、また廟巡りに戻ることにした。旅人の時間は有限だ。

廟めぐり⑤順興宮清水祖師廟と蓮邦念佛社
タラートノイのデザインマンホール。なんて可愛い!漢字では「噠叻仔」と書くそうだ。Noiは「小さい」なのが合ってる。

壁に描かれたマップ。

そんな壁マップのお宅に古いサンプラプームと道教らしき祠が見えた。


またデザインマンホール。今度は菜食週間(キンジェー)の九皇爺節デザイン。



細い路地を抜けたらピアに出た。順興宮清水祖師廟というかなり大きい廟の一部のようになっていた。


線香の供え方がなんとも雑で素敵。

チャオプラヤ川の川沿いの風景を見渡す。

対岸にも廟があるようだ。のっぽのパゴダが見える。

ボートから見えるので気にしつつ結局行かずじまいだった。

遥か上流にワットアルンがうっすら見える。


心惹かれる川沿いの風景。

ピアの前の小さ目なお堂は天后宮だった。海・航海安全の神様媽祖を祀る。

女神様媽祖。(他にも神様がいっぱい。)

そして順興宮清水祖師廟。清水祖師は福建・台湾で盛んな信仰。潮州ルーツの華人が多いと言われるタイで、さっきから海南とか福建とか結構バリエーションを見ている。(とはいえ潮州と福建は隣接しているが・・・。)
何か会合が行われているようだ。

また色鮮やかな壁。

立体的に廟が彫られている。

廟の屋根にもミニ廟と神様がいっぱいだ。


誰が誰なのかわかったら楽しいだろうな。でも日本の神仏でさえ興味があってもわからないし、しゃーない。

白馬に乗った玄奘三蔵さんだけはわかるぞ。

棟続きの「恵南壇」。両脇に別の廟がくっついているのも大きい廟あるある。

小路地に埋もれるような清水祖師廟の牌楼を後にする。

清水祖師廟から大きな一棟を挟んで蓮邦念佛社という廟。念仏というからには仏教廟だろう。

ググると東晋の白蓮社に端を発する仏教結社らしい。

ここにもやっぱり天地父母。福神諸位も合祀されている模様。

タラートノイ「VANICH HOUSE」
ところでその蓮邦念佛社の向かいはこれまた味のある板塀の建物。

VANICH HOUSEというカフェ兼ギャラリーだった。アルファベットはVanichだが、タイ語だとさっき通りを歩いたり邸宅を見たりしたWanitさんと同じスペルではないかと思う。

独創的なお酒のカクテルのメニューもあったがまだ売れない時間帯だったので、Flower Fresh Teaというものにした。

エディブルフラワーが可憐に浮かんでいる。

タラートノイの雰囲気を切り取った絵葉書、タイ語英語に何故か日本語がついていて、クスっとなってしまった。小さな巾着が気に入ってレジに持っていったら、これはフリーだと言われる。フリー!?マジですか(嬉)!

腰掛けたブリキの椅子。

アイスティーをいただきながら店内を見渡す。




お店を出て再びチャオプラヤ川を見に行く。ここは大きなお寺の端っこ(裏手?)のようだった。うっかり入ってきてしまいUターンできずに困っている車がちらほら。

猫、捉えられず。

タラートノイミュージアム
パーヌランシーピア。

「西通仙師」という祠。こちらも聞いたことがない神様だ。百度を検索しても全然出てこない。

西通仙師護百姓だそうだ。

近くの古木が祀られていた。

アートな象さんもいるピアだ。少しだけ上流に来たのでさっき見たパゴダがより近い。



さっきデザインマンホールで見たイラスト。タラートノイが説明されている。タイ語しかないがイラスト見ているだけでも楽しい。(し、今はGoogle翻訳先生のカメラがあるから無敵。)







そしてこのパネルの背後には、タラートノイミュージアム。


無料で入館できる。

そんなに大きい博物館というわけではないが、中はとてもアート味が強くポップで可愛い。タラートノイの歴史・文化・祭り、そして食文化の展示が多かった。


そうそう、タイの中華系カフェは甘いコーヒー紅茶の他に中国茶のポットがある。卵の黄色いカノムもタイらしい。



立体バチャーン(肉粽)がぶら下がっている。





ソンヘータイマンションのワニットさんの説明もある。ちなみにQRコードで英語版を読み込めるパネルもあった。



ソイワニット2と海事部ピア(カオソーイ休憩)
さて、さっき来たのとは違う路地を通って、Soi Wanit2に戻る。

・・・と、見かけたアイスクリームケース。

お店のお母さんは英語を話してくれた。縁起のいいのは黄色かな、と買ったのはドリアン。(欲しいと思ったコーンが売り切れだったため。)

เจ(齋)。


Soi Wanit2。





さっきはここから歩き始めたタラートノイだった。



また「齋」。菜食週間を守る人々が多そうだ。

さっきおみくじを買った保護猫ハウス。

刃物屋さんの看板、なんてキュート。


コカコーラのテントも中華意匠。


古い様式の建物が辛うじて一軒分だけ残っていた。

風前の灯火・・・。

あららこれまたジャンクな。



祀られた街路樹。

あら、ラーメン屋さんの屋台。



海事部。ここにはチャオプラヤエクスプレスボートの発着場があるようだ。

その向かいの一軒のお店で足が止まる。

カオソーイのお店というわけではなく、カオソーイの写真が貼ってあったので入った。

見つけたら必ず食べたいカオソーイ。カオソーイといえばチェンマイ。バンコクをぶらぶらしていてそうそうたくさん見る麺ではない。

ココナッツミルク風味のカレー、ホロホロなチキンにパリパリと柔らかい2タイプの縮れ平麺、高菜漬けに似たようなピクルスと、生タマネギの歯応え。どれもが良い。

カオソーイのお店から少し先へ。

タラートノイ2機目のトランスフォーマー。黄色。タラートノイの北の端と南の端を守ってる感じ。

さっき通り過ぎてきたMarine Department(海事部)へ戻ってきた。


165周年らしい。海事部がチャオプラヤ川沿いにあるの、いいな。タイにとって母なるチャオプラヤは海と繋がっている、もはやここから海だ。

絶賛クリスマス。

タラートノイ(asチャイナタウン)らしいデザイン。


海事部の先にはピアがある。そこにある大樹の下に衆仙宮(眾仙宮)というカラフルな祠があった。


神像多い。

MARINE DEPARTMENTピア。

ラビットカードが使えるらしい。隔世の感。



以前ボートから見えたコロニアルな建物はこれだったんだな。


下りのボートを待ってみたが、全然来ない・・・。

運河沿いの廟めぐり⑥老本頭公・老昭帝爺・泰華聖娘廟・感天大帝廟
待ちきれず海事部ピアを後にした。さっきの黄色いトランスフォーマーのところからモタサイで走ってきたチャルンクルン通りへ戻る。どこかでモタサイを捕まえてフアランポーン駅へ帰ろうと思っていた。

さっきここに来る時に見た運河をまた見てみたいと思って橋を渡り、マハプルッタラム通りへ。


また古い様式の屋根。運河に向かって風情にも程がある。

ここからフアランポーン駅までモタサイを・・・と思ったら、ここは逆向きの一方通行だった。チャルンクルン通りまで戻らないといけない。(いや、捕まえてもいいんだろうけど・・・なんかちょっと遠慮してしまう。)

運河沿いの風情は続く。

運河の向かいに廟の屋根を見つけてまた橋を渡った。

地図にはない小さな祠。老本頭公・老昭帝爺とある。


そのまま運河沿いを歩く。

チャルンクルン通りまでは結構距離がある。

また廟だ。スクンビット沿いになんてこんなに廟ないもんな。チャオプラヤ川のこの辺りがバンコクのふるさと、水運で栄えた地域に古い時代に華僑が渡ってきた歴史の跡。

泰華聖娘廟というそうだ。

泰華聖娘さんという神様かと思ったら冒頭にサパーンタクシン駅近くの海南系の昭應廟にもいらした水尾聖娘さんだそう。「水尾聖娘」を百度で検索したら「海南省的海神信仰」というサブタイトルがついていた。


あららまた可愛い天地父母だ。これまで天地父母は赤い牌位が一般的だと思っていたが、今回の廟巡りでずいぶんなんでもありなんだなと知った。

ここも可愛い円屋根がついている。

そのお隣は「金英姑娘霊神」が祀られている。(詳細不明)


猫様のお出ましだ。


猫が人間を恐れない町(国)が好きです。

その廟のお隣にrecordfeeというオシャレなカフェがあったが、その入り口横に鮮やかな青い祠があった。

「感天大帝廟」だそうだ。百度先生に聞くと「感天大帝就是伯公」「伯益公,尊称感天大帝,俗称伯公。在潮州民俗敬神中」といった情報。日本の神様も大概な八百万だが、道教も相当だと思う。

ここでも猫さん。

チャルンクルン通りの方向。遠い。戻るのも今更か。

運河の橋のたもとのお店。

もう一度橋を渡り返し、結局マハプルッタラム通りをフアランポーン駅まで歩くことにした。

なぜそんなところに・・・。


藤棚みたいで綺麗と思ったら幹のひょろっとした熱帯の木が電線を這っていた。





フアランポーン駅到着。

今回の南行き列車の出発地がここでなかったのは残念だ。MRTフアランポーン駅からスクンビットまで戻る。

アソーク交差点。かつてよく使っていた両替屋さんに手持ちの外貨を交換に行くのだが、歩道橋を渡らなかったことを後悔。信号は酷く待たされる。信号が青になって渡り始めようとすると韓国人の女の子2人が左折無法状態のバイクに轢かれかけて悲鳴をあげていた。

両替が終わったらアソーク交差点のモタサイ・・・はみんな出払ってソイカウボーイの入り口のモタサイ基地からホテルまでお願いした。
そろそろ営業開始のソイカウボーイを抜けていく。


クントンシーフード Kungthong Seafood
ホテルで名残の夕暮れ。バンコクの夕景にまたしばらくのお別れ。


夕陽に照らされるあのビルはなんだろう。(チャオプラヤ川方向の地区本当にわからない。)



レイトチェックアウトにしてあったので、シャワーを浴びチェックアウト。荷物を預けて最後の夕飯。またモタサイでラマ4世通りへ。

ソイ26の出口のBigC。


そこから少し歩いたクントンシーフード Kungthong Seafoodが最後の晩餐のお店。

エアコン席は予約でいっぱいなようだった。暮れなずむ空気を感じながらの食事がいいじゃない。(ビールも美味い。)

結構小奇麗なお店で、バンコク市内に他にもあるらしい。テレビ取材の録画を編集した動画が店内モニターで流れていた。

お決まりの空心菜を・・・と思ったがWater Mimosaというのが目に入り頼んでみた。ググったら「ミズオジギソウ」というらしい。茎は空心菜同様歯応えを楽しむ。葉はちょっとエグみのようなくせがあるが、美味しい。

これまたタイ料理の定番、プーパッポンカリー(小)。よくある赤い油が浮きあがったような脂っこい感じがないのが良い。ご飯が進んだ。

シーフード店でも清潔感が欲しい、でも少しはローカル感もあって欲しいという人にはぴったりかも。


ごちそうさまでした。

旅のおわり
荷物をピックアップしタクシーを待つ。フロントさんには8時にタクシーをお願いしていた。スクンビットら辺のホテルにタクシーを頼むと高速代込みでだいたいどこも500バーツで呼んでくれる。

ソイ26のパクソイで信号待ち。イヤでも目に入る「ヌルジェルマッサージ」のネオン。さよならバンコク・・・。


モーターウェイを空港へ向かうと道路沿いに見える大きな二つのモスクのうちのひとつアルアーラーウィーモスク。バンコクにムスリム住民集住地域は結構多い。

3時間も前に着いてしまった。チェックインし、さくっと荷物を預け出国。出国も自動ゲートでスムーズ。




ベンチもどこも混んでいるし、レストランに入り飲み物だけ頼む。向かいに「うま味日本居酒屋」と書かれた日本食屋さんが見える。ローカルの経営する日本食屋はどうしてもローカル経営だとわかってしまう。

ビアチャーンにモヒート、名前に惹かれパンダンジュースも頼んでしまったが甘すぎて失敗した。わかっているのにやってしまう。


あまりに時間があり過ぎるので30分だけフットマッサージに入った。意外に混んでいて30分ほど待った。

搭乗口へ。

今夜の翼。ミャクミャク様ボディだった。


さよならバンコク、また会う日まで。


4時間ほどの消灯タイムののち、朝食は鮭フレークのお粥だった。

寒い関空へ到着。

お疲れ様でした。

■Stay:JL728 BKK-KIX