2025年1月3日(土)・4日(日)
- バンコク最後の朝(朝食はルンルアン)
- サパーンタクシン駅へ
- 廟めぐり①本頭媽廟
- 廟めぐり②挽叻昭應廟
- チャルンクルン通りを北上
- 廟めぐり③同興社・仙公(Sieng Kong)の仙公宮
- コロニアルな長屋と廟めぐり④福蓮宮
バンコク最後の朝(朝食はルンルアン)
バンコク最後の朝が来てしまった。

見下ろすと猫のいる幸せな光景。


最終日だし、最後にもう一度朝食会場へ。
ところでホテルのこのレストラン、この入り口をはじめとして店内にも大きなベアブリックがいっぱいいた。

見納めのお漬物と納豆とおでん。今日はのりたまもある。


お粥トッピング。

ちょっとだけいただいた。お粥美味しい。

この後すぐ外へ、単騎でソイ26をスクンビットの方まで歩く。
マッサージ屋さんのお供え物。

お目当てはここ、クイティアオの有名店「ルンルアン(泰榮)」。昨日までは年末年始休みだった。

同じ名前のお店が二軒並んでいる。物凄く久しぶり。
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大きい方のルンルアンへ。ほぼ満席だったが一人だったので辛うじてお店の片隅にねじ込んでもらえた。

初めて来る日本人にも優しいメニュー。


バミーナームサイ。飲み物はロンガンジュースにした(ら案の定甘い)。

豚ミンチにレバー、ルークチンプラーなどなど具沢山。

酢漬けのチリとクラッシュピーナッツをたっぷりかけていただく。

この細い麺が堪らない。

ごちそうさまでした。

興味本位で隣のソイ24/1へ行ってみる。
サンプラプームに黒猫ちゃん。

祠の下でごはんをあげている人がいるようだ。

古そうな樹の下のサンプラプーム。と、黒猫ちゃん。

夜はなかなかいかがわし系なソイ24/1の中にある普通に健全な日本人宿、ネーミングも気になってしまう。

お土産を調達にTopsへ向かう。
「そば屋で一杯」だって。完全に日本人向けのお蕎麦屋さんだ。2011年にできたそうだが知らなかったな。自分がプロンポン界隈に如何に来なかったか。

初日も来たソイ41のTops。

お会計。セルフレジ助かる。

鳩が集るTopsのサンプラプーム。

すぐ近くの電柱の下にお供えの赤い炭酸ジュース。

ホテルに荷物を置きに帰る。

サパーンタクシン駅へ
プロンポン駅から一駅だけ乗るが、ただでさえ混むのに少し遅れてヤキモキした。


スクンビット駅からMRTでシーロム駅まで。シーロム駅からサラデーン駅に乗り換えようとすると見えるタイ日友好橋。

サラデーン駅から見えるこの長屋が好きで、この正面のお店でクイティアオを食べたこともあった。

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3日前にも歩いたが、サトーンは下町の風景がいい。

とはいえシーロム通り自体はモールやオフィスビルだらけでもあるが。
駅ヨコのシーロムコンプレックス。

夫はシーロムで用事があるので、ここからは単騎行動。サラデーン駅からBTS。

セントルイス駅・・・こんな駅あったっけ?

と思ったら2021年に開業していた駅だった。どうりで知らないわけだ。車内の案内表示にも追加されている。(追加される前はなぜそこを空けていたんだという疑問は残るが。)

サパーンタクシン駅下車。あのサトーンユニークタワーがよく見える。完成前に打ち捨てられたゴーストタワーだというのに広告がどーんと。

廟めぐり①本頭媽廟
駅を降りてチャルンクルン通り。ウォールズ(WALL'S)のサイドカーのアイスクリーム屋さんが走って行った。私はこのアイスクリーム屋さんの鳴らす音楽が大好きだ。昼下がりに通りから聴こえてくるこの音楽はすごく懐かしくてなぜかちょっとだけもの悲しく感じたものだった。

ゴーストタワーを見上げる。

下町の雰囲気が溢れるチャルンクルン通り。北へ行けばチャイナタウンのヤワラートに続いている。

かつてチャイナタウン界隈には何度も来たが、その周辺までちゃんと見ていたかというと全然でずっと心残りだった。今日はサトーンの辺りからチャイナタウンにかけてのエリアを思う存分歩こうと思っていた。東南アジアで華人ルーツの気配を追うなら廟を巡るのが一番。
ということで最初に訪ねたのは本頭媽廟。

本頭公というのは東南アジア(主にタイ)に渡った潮州人の信仰で、福徳正神や他の東南アジアの国々の大伯公のような土地公にあたる神様のようだ。ただし媽がつくのでこちらは女性の土地公さんのよう。タイ語表記をGoogle翻訳先生に聞いたらศาลเจ้า(Shirine)แม่(Mother)พรหมเมศ(PhrommetまたはBrahma)、唐突に出てきたヒンドゥー教のブラフマー神。

境内はそんなに広くなかった。熱心に長いことお参りをしている女性がいたので近づくのは遠慮した。



壁の彫刻や絵は色鮮やかでそう古くは見えない。比較的新しい廟に思える。

いろんな意匠が描かれた金炉。

タイの廟に必ずある天地父母。牌位はなく、なんだか複雑でお洒落な構造の、これは祠?

女性が廟を離れることはなかったため、中は覗かず退出する。

廟の前の建物。漢字表記のあるお店。

タイ的ショップハウス。

サパーンタクシン駅のすぐ下まで戻ってきた。

打ち捨てられたらしき神棚がひとつ・・・。

廟めぐり②挽叻昭應廟
次に訪ねたのはこちらの廟。説明版には「挽叻昭應廟」とあった。 挽叻はバンラック、この辺りの地名。


維基pedia先生によると昭應公(兄弟公)はベトナムで殺害された海南省(瓊府)出身の108人の商人たちが神格化され、海南ルーツの華僑が信仰する神様だそうだ。挽叻昭應廟はタイ海南会館も兼ねているとのこと。
参考記事
昭應廟の扁額。


廟内図と祭神。①臺佰零有捌兄弟公(英語ではGod if 108 Brothers Heroesとある)②観音菩薩③関聖帝君 財神公④華光大帝 太子元帥⑤本頭公⑥南天閃電感應火雷水尾聖娘⑦天地父母⑧小亭兄弟公⑨伯?公。
在バンコク海南ルーツの方々の信仰の拠り所のようだ。

以前この廟で京劇のようなChinese Operaを目撃したことがあった。
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廟内に食堂もあり、とても心が惹かれた。


⑦と⑧。この廟の天地父母も派手というか、傘つきで可愛い。

廟の外に出たところで、またWALL'Sのアイスクリーム屋さんが通過していくところに出くわした。慌てて録画を試みたが、たった3秒だけ。WALL'Sメロディも最後の部分がちょっとだけ。残念。
ちなみにYouTubeにメロディが上がっている。単純で短いメロディが延々繰り返されるだけだが、どうにもノスタルジーを呼び起こされる。
参考動画
チャルンクルン通りを北上
チャルンクルン通りは幹線だしバスもたくさん走っている。が、最後に乗ってから約6年のブランクでどうも臆病&億劫になってしまった。サパーンタクシン駅の真下のモタサイ基地でヤワラートまで行ってくれるようお願いした。お値段80バーツ。


風を受ける専用ライド。タイ版ショップハウスの並びも楽しい。

ソイ42から先は混んでもおらず快適。



まっすぐ行くとヤワラート。

運河を渡った。運河の名前はわからないがフアランポーン駅の横、ボーベー市場の横を通りずっと北、ドゥシット宮殿の方まで行く。


チャイナタウンの気配が濃い。後で存在を知るタラートノイというエリアの脇を通っている。



あの像は何・・・?後で見に来よう。周囲のショップハウス的建物の雰囲気も良い。

さて、モタサイにはチャイナタウンの牌楼を目指してきてもらった。わかりやすいし説明もしやすいランドマーク。

荘厳なワット・トライミットは今回も外から見るだけ。(前回2024年6月もスルーしてしまった。)


「プラトゥーチャイナタウン(チャイナタウンの門)」と言っても発音がアレで通じないかもしれないので、画像を見せて「ヤーッパイティーニー(ここへ行きたい)カー」が一番スムーズ。
いつもならここから北へヤワラート通りを歩くが、今日はそちらは敢えて行かない。その先のリトルインディアも行きたかったが、今回は行かない。(強い意志)

廟めぐり③同興社・仙公(Sieng Kong)の仙公宮
さっきモタサイでここへ来る途中に見た建物へ戻る。古いタイ式のショップハウス。


そしてさっき見かけたラウンドアバウトのロボット(?)。トランスフォーマーらしいがよくわからない。台座にTalad Noiと書いてあるがこの時もまだタラートノイの存在に気づいていない。

トランスフォーマーのラウンドアバウトからKhao Lam通りを少し歩く。この通りは小さな町工場がずらっと並んでいた。カッターの甲高い音が響き、火花が散る。

この辺りはタラートノイの一部でもあるが、Sieng Kongというエリアでもあるそうだ。例によってスペルはXiang GongやSiang Kongなどいろいろ。「仙公」という廟に由来するらしい。調べるとここは機械部品や金属部品、自動車のパーツなどを扱う職人さんの工房で有名らしかった。

ここに来たのには理由があった。2015年にたった一度だけ通りかかった「同興社」という天地父母の小さな祠をまた見たかったからだ。

それは2015年に初めてチャイナタウンに来た日だったので土地鑑ゼロでどこをどう歩いたかも覚えておらず、その後永らくこの祠がどこにあるかわからなかったが、つい先日Googleストリートビューでやっと見つけることができた。
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夜、電球に照らされた様子もさぞや趣深いだろうな。

タイに来たばかりで、他の東南アジアでは見たことがなかった「天地父母」の牌位にとても惹きつけられたものだった。潮州ルーツが多いというタイ華人独特の天地神明の信仰。
同興社という名前の廟や祠は他には聞いたことがないが、同郷會館的な響きを感じる。故郷を一にする方々が共同で祀っていそう。(推測です。)

廟の屋根に飾られる宝玉と龍が台座にも彫られていた。

祠の横の建物の壁には何かお知らせが貼ってある。2024年11月25日から30日まで、何か祭事があったらしい。(落書きはやめなさい。)

さて、また機械部品や金属部品の工場の軒先を通って戻る。


Khao Lam通りはトランスフォーマーを過ぎるとWat Song通りとなる。

でも「Sieng Kong」らしく機械部品屋さんはまだまだ続く。

そんな機械屋さん・部品屋さんが軒を連ねる先にまた廟が見えてきた。

「仙公宮」・・・・ここがSieng Kongという古い地名の由来となる廟のようだ。

1871年頃福建省からの移民が当地にやってきて、やがて中古エンジンの商売が盛んになり、THIS IS THE FIRST JUNKYARD BUSINESS IN THAILANDだったそう。福建系の移民たちがこの地の名前をとって共同でこの廟を建立したとある。あれ?廟じゃなく町が先か?

廟の前に立派な天地父母の祠があった。

お邪魔します。扁額にも小さな獅子ちゃんたちがいる。

地上の獅子はカラフル。



廟の向こうにも機械部品・金属加工屋さんの長屋が続いていた。

廟の左隣のお宅(作業場)も神棚が立派だったんだよなぁ・・・。

コロニアルな長屋と廟めぐり④福蓮宮
地図でただ「shrine」で検索したマークの方向へ歩くだけの、それ以外に目的もない散策。Soi Charoen Phanit(ソイ・チャルンパニット)という路地を歩く。

逆光がキツい。この通りはそれこそ自動車部品屋さんばかりが連なっていた。

左手の長屋が非常に気になった。

あらら、なんて素敵なゲート。PHAULIM。このプロパティの名前だろうか。

地図をみるとここもテナントのほとんどが自動車部品屋さんのよう。

特に気になったのがファサード部分の上に点在する・・・植木鉢?

植木鉢・・・だよなぁ。

そのコロニアルな長屋の隣が次に目指した廟。「福蓮宮」というそうだ。



ペンキ多々。改修中だ。

竹の足場に覆われた本殿。工事に遠慮して中へは入らず。

めちゃめちゃ逆光になったが、入ってすぐの天地父母の祠。また傘が可愛いったらない。

柱に貼られた対聯の文字が素朴。
