2025年1月1日(木)②
- クルンテープ・アピワット中央駅(おまけ:SRTチケット予約ログ)
- タイ国鉄南本線をホアヒンまで
- 様変わりしていたホアヒン駅
- 夜のホアヒンとシーフードレストラン
- ホアヒン・ナイトマーケット
- なんちゃってデュシット
クルンテープ・アピワット中央駅(おまけ:SRTチケット予約ログ)
サウザンラインはEゲートだそう。

売店もある。

Eゲートはこちら。

ゲートに来たのは20分前、おっとすっごい並んでる。が、QRコードを見せてさっと通過するだけなので案外流れは速い。

SRTタイ国鉄の長距離路線はウェブもしくはアプリから予約・支払いができる。私はアプリで予約した。メールアドレスとパスポートでID登録が必要。

クルンテープ・アピワット中央駅(バンスーでは出ない)からホアヒンへ、日付を入れて出た候補をクリックし座席を選ぶ。

が、ちょっといいクラスはもう売り切れか、空いていても2人並びの席はもう取れなかった。

結局空いていたのはClass3、3等車。リクライニングなどない昔ながらのボックス席だ。なお特に南部にはムスリムの多いタイランド、列車やバスで予め乗客の性別を知る配慮は当然のこと。

席を選びガイダンスに従い入力するが、途中タイの電話番号を登録しないと先に進めない。桁数もタイ固定なので日本の番号は入らない。あらかじめタイのSIMを買っていたのでその番号を登録した。
支払いを済ませればQRコードが発行される。アプリからの表示もできるが一応プリントアウトしておいた。車内で検札もあるので紙があると楽だった。

アプリでも紙でも、このQRコードを改札にかざせばすっと入場。エスカレーターでホームへ。

乗車。

というわけで行き先はホアヒン。約3時間半の旅、予約にモタモタしていてエアコンのある2シート席を取り損ねた。結局ファンと全開窓のみのめちゃめちゃローカルな席になった。

我々の席は17番と18番。窓際に向かい合って座りたかったのが本音だが、座席表からはどういう風にボックスが区切られているか読み取れず横並びに取った。どの席が進行方向向きかもわからなかった。17番・18番は進行方向逆向きだった。
そしてめちゃめちゃ混んでいた。

タイ国鉄南本線をホアヒンまで
RAPID TRAIN 171号、15:10定刻通り出発。ちなみにこの列車が終点スンガイコーロクに着くのは翌日の朝10時だそう。19時間近い鉄路の旅。座席はリクライニングなどしない。そのうえほぼ満席、横になることもできない。これは忍耐。


バンスー駅を出たら鉄路は西へ。

コンド群。チャオプラヤ川を渡る手前。

頭上のファンのカバーが落ちてきた。周囲の人と顔を見合わせ苦笑する。カバーは隣の人が足元に押し込んだ。

学校とお寺。

チャオプラヤ川を渡る。この先しばらくはバンコクとノンタブリー県の境目を走る。

お弁当スタイルはまだ来ないが、早くも水やお菓子の車内販売お父さんお母さんお姉さんが通る。あのお菓子はあちこちでよく見る、緑豆の白餡が入っていてほんのりロウソクの臭いがする(と私は思っている)カノムピアだと思う、多分。

(ライト)レッドラインの現在の終点であるタリンチャン駅。スピードを緩めただけで止まらなかった。

だいぶ郊外らしい風景になる。


サラヤー駅近くのマーケット。

サラヤー駅15:42発。定刻通りをキープしている、拍手。
サラヤー駅近くには人工(?)チャイナタウンがあるらしい。興味本位でいつか行ってみたい。

どの乗客も大荷物。向かいの席はムスリムの皆さん。南部へ帰省だろうか。

Wat Ngiu Rai駅通過。田んぼの真ん中に工場がある。

車内販売を買おうとも思っていたが、清涼感が欲しいので買っていたタマリンドを食べる。



ナコンパトム駅、16:06発のところを10分ほど遅れ始めていた。
駅前の巨大な仏塔、プラパトムチェディの先端が見える。このチェディも見に行かずじまいだったな。いつか行ってみたい。



ラーチャブリー県(ラッブリー)に入ってしばらく、Bang Pong駅の手前。この辺りで線路は分岐して、片方は引き続き西のカンチャナブリーの方へ行く。我々は南へ。線路の少し西側をメークロン川が並走する。

16:35頃、Ban Pong駅到着。引き続き10分くらいの遅れ。

ほぼ満席の車内。網棚は争奪戦。我々は一泊なのでトートとリュックで身軽で良かった。


Ban Pong駅発車。大きな寺院、ワット・バンポン。


このお寺の先で立派な華人のお墓を目撃し感激してしまった。

通過駅。どの駅も以前この路線を乗った時に比べ、駅舎が立派になっている印象。



ちょっと大きな町、Pho Tharam。でも通過駅。前の王様へのリスペクトを全力で表現しているビルがある。


この先、車窓の大部分が田園風景となる。



お隣さんの頭越しに反対側の風景。南行きなのでそちら側の席は日が暮れるまで眩しいが、山側になるので風景はそちらの方が面白くなる。

ラチャブリー駅、17:00頃。遅れはほぼ取り返した。

またここでも車内販売の人々が乗り込んでくる。

この駅だったと思う。ここからカノムモーケンというお菓子を売るお母さんやお兄さんが現れた。

急ぎGoogle先生に聞くとスペルはKhanom mo kaeng(ขนมหม้อแกง)、ココナッツカスタードプディングというようなお菓子だそう。古のアユタヤで宮廷菓子職人だったマリー・ギオマール・デ・ピーニャ(ターオ・トーンキープマー)さんの生み出し伝えた伝統菓子の一つらしい。南隣のペッチャブリー県の名物とのことだがラチャブリーから盛んに売り始め結構売れていた。だがなかなかな量に見え、あれだけのお菓子を食べてしまっていいものかと逡巡しているうちに販売区間が終わってしまい、今もだいぶ後悔している。
マリーさんについてはアユタヤの旧日本人町跡でその足跡を見た。
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一期一会の旅なのに。その後も車窓の優しい風景に見惚れながら、カノムモーケンマイ~の声が通るたびに心が揺れていた。


日本同様、地方の大きなお家。

タイ南部は牛の生産が盛んだと聞く通り、車窓には牛が頻繁に現れるようになった。




牛ちゃん。






眩しい西陽。この時右側のお嬢さんは礼拝着に身を包み、西の方角に向かってお祈りをしていた。その光景の美しいこと・・・。




田園風景に上る煙は心安らぐ。

ペッチャブリー駅の手前辺りは西側に石灰岩の岩山が点在し、ちょうど夕刻となり美しい光景だった。隣の4人組の若者たちの一人が「夕陽が綺麗だからこっちを撮ったら?」と席を空けてくれた。(お手洗いにでも立ったのかもしれない。)
が、ちょうどペッチャブリー駅の町なかに入ってしまい残念。


17:50頃、ペッチャブリー駅。

お家の裏手で遊ぶ子供たち、田舎道の夕暮れ。




チャアム辺り。西側には夕暮れに染まる空に浮かぶ石灰岩の岩山。またお隣さんの頭越しにこっそり撮る。


お隣の若者4人は南部の子たちだったのかな。東南アジアのムスリムに共通するはにかみ笑顔だった。

そこから一気に暗くなり、20分ほどでホアヒンの町に到着した。

ナイトマーケットのずっと手前から駅の辺りまで、電飾カラフル。

様変わりしていたホアヒン駅
前回ホアヒンに来たのは2017年。
参考記事
18:45頃、ほぼ定刻通りホアヒン駅到着。約3時間40分の列車の旅だった。
まず高架駅になっていたことにびっくりだ。

あの木立が以前見たホアヒン駅前の公園なので、記憶の中のホアヒン駅からは少し南にずれている。

駅前は整備されている。


ホームから駅コンコースへ下りる。

建物、新しい。だが従来のホアヒン駅のイメージカラー(アイボリーと朱色)はそのまま使われている。


チケットカウンター。


同じ列車に乗ってきた人たち。地上の線路を渡って町へと各々去っていく。


少し離れて振り返るホアヒン駅舎。隔世の感。

旧駅舎の方へ行ってみる。名残はある。



旧駅舎のホーム。前回来た時はここに降り立ったのだった。

こちらが旧駅舎の表側。

ホアヒン駅のゆるキャラ?

旧駅舎の隣にある王族の待合室。前王様の肖像。

旧駅舎の向かいの公園。タイ国鉄車両が展示保存されている。

あちらがナイトマーケットの方向。ずっと続く電飾。

夜のホアヒンとシーフードレストラン
交通量の多い道を渡り、駅を離れる。

海までの通り。こちらも電飾が続く。

前回ホアヒンに来た時は駅そばのホテルに泊まりこの辺りしか歩かなかったので気にしていなかったが、ホアヒンの町はTAXIというプレートを掲げたトゥクトゥクや軽トラ(バンコクのプロンポンでメジャーなシーロー)が便利そうだった。普通のタクシーはほとんど見かけなかった。

繁華街・・・といっても王室の保養地であるホアヒンはパタヤのような猥雑な雰囲気はほとんどない。そんな繁華街のあちこちにタクシースタンドがあった。行き先により料金は決まっているようでどこも料金表を掲げていた。観光ツアーも頼めるようだった。

あの船のようなデザインはヒルトン。


そのヒルトンの近くでは、シーフードレストランが何軒か桟橋のように海に突き出し並んでいた。そのうちの一軒で夫が以前来たことがあったという「Ketsarin Seafood Restaurant」に入った。

土地公の祠に迎えられる。

入口は狭いのでぱっと見イメージが湧かなかったが、奥は長く海に突き出していた。

夜風が気持ちいい。こんな解放感を一年中感じられる気候が羨ましい。
向こうに見えるのはホアヒンフィッシングピアという長い桟橋。ナイトマーケットも開かれているようだ。

並んだつけダレ。真ん中はお馴染みスイートチリソース、手前の緑のはこれもよく見るシーフード用ソース。

蒸し魚はいろんなソースから選べたが、これはチリ&レモンソース(辛さ控えめ)。

ライスではなくガーリックトーストで。

炭火焼きミックスシーフードが650バーツという破格さで驚き&ヨロコビ。エビ・緑ムール貝にセミエビもついている。

遠くのフィッシングピアをズームで見てみた。時々上がる手持ち打ち上げ花火。後ろのヒルトンからも午後8時頃に何発か花火が上がった。


とても居心地の良いレストランだった。(それに観光地とは思えないほどリーズナブル。)



福を呼ぶワニのタペストリー(Pha Yant)。


ホアヒン・ナイトマーケット
午後9時のホアヒン。メイン通り以外は結構静かに落ち着いている。

バンコクではついぞ見なくなってしまった放し飼い・野良の犬ちゃんがホアヒンでは会えた。かわいいね。

賑わうナイトマーケットに到着。

市場は楽しい。




バッグ屋さんの足元にひっそりと赤い炭酸水。精霊へのお供え物。



こういうアートな石鹸屋さんが結構多かった。

なんちゃってデュシット
ナイトマーケット真ん中の、ソンテウ発着場にもなっているセブンイレブンがわかりやすいと思いここでGrabを呼んでみた。1/1で稼働しているGrabさんなんているかわからずだめならシーローのタクシーにしようと思ったが、案外すんなり応じてもらえた。

ホアヒンは駅のこの辺りにホテルが固まっているが、もう一か所少し南に行ったところにもホテル群がある。予約したのがギリギリだったこともありいい感じのホテルが探せず、今回はそちらの方へ宿を取ることになったため、Grabで10分ほど南下した。
ホテルはDusit D2。あのデュシタニの系列で公式サイトもdusit.comドメインの中にあるが、バジェット版なので過度な期待はしない方が良いとレビューに散々書かれていた。この辺では比較的リーズナブルなお値段だったのは、ビーチ沿いではない(大きな車道を渡らねばならない)ことも理由にあったかもしれない。平たくいえばその名前とホアヒンという立地にしては中途半端なホテルだ。
参考記事
フロントのお嬢さん二人の応対は丁寧で、ファシリティもまだ新しいようで文句なし。床の清掃がちょっっっとだけ甘かったかな・・・。






窓の外は同じ敷地内のレジデンス棟ビューだったのでカーテンは開けられない。住民の方が見ているテレビ画面まで見えちゃって、生活感しかない。

このホテルの6階には小ぶりなインフィニティプールと「Som Bar」というプールサイドバーがある。


プールの後ろからは宿泊棟が丸見えで、こっち側もカーテン開けられないじゃないか。

向かいはマラケシュというホテル。海はその向こう。左の建物はコンドのようだ。彼らがビーチ側を取れた勝ち組。ちなみに見下ろしてみたがこの辺りコンビニは近くには見えなかった。幸い海外のホテルはミネラルウォーターを置いておいてくれるからいいが、何かもっと買ってきておくべきだったな。

プールの中の席がいくつか。そちらは埋まっていて、プールサイドに寝っ転がれるソファがいくつか。

素朴な雰囲気の中、夜風に吹かれてカクテルで今夜の〆。

部屋に帰って休む。昨日コンビニで買ったVITA MILKの柚子味を持ってきていた。「ゆず」と平仮名もあるし、柚子色の招き猫が描いてある。

■Stay:Dusit D2 Hua Hin デュシットD2 ホアヒン
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