2024年5月4日(金)②
- 梅窩 Mui Toからフェリーで中環まで
- 北角で茶餐廳
- 油塘 Yao Tong、鯉魚門 Lei Yue Mun
- 鯉魚門海鮮街
- ナッツフォードテラス(尖沙咀)で雨宿り
- 九龍公園を越えてバスに乗る
- 荃灣で夜食
梅窩 Mui Toからフェリーで中環まで
ここ梅窩渡輪碼頭からは中環(セントラル)までフェリーが出ていた。

それも普通輪渡HK$17.2と高速輪渡HK$34.1の2種類がある。だいぶ開きがありますね。

急ぐ旅ではない・・・と言いたいところだが限られた日数の旅では時間を買わねばならない。先に出るFast Ferryに乗ることにした。

ダイドーの「世界一のバリスタ」がそのまま自販機にいた。

一瞬迷って買わずじまいだったが、オクトパスをタップするだけで行けるのだから迷ったら買えばよかったのに。な、ローカル飲料。

乗船。

まったく混んでおらず快適。でも外国人旅行者の割合は結構高かった。

出航。


空港の辺りを除けば全体的に非常に長閑なランタオ島。香港にいることを忘れるが、フェリーの進む先にはもう商工業の影が見えていた。


香港島。

そんな香港島の奥というか先というか沖に見えるのは難読どころの騒ぎではない南丫島(Lamma Island)。リゾート島だそうで、夫もサークルの仲間と余暇に行ったりしていたそうだ。

香港島の入り口にある小島、青洲(Green Island)の青洲燈塔。

香港島の大都会っぷりが眩しい。

あまりに高層ビル群過ぎて、見惚れるほど美しいけれど心がちょっと苦しい。

が、やはり美しい。


船内放送も終わり間もなく到着。


櫛形のような中環碼頭の、櫛の歯の一つに接岸した。

下船。

下船してすぐ、ペデストリアンデッキでMTR駅を目指す。

香港らしいモチーフで飾られていた。

MTR駅内でよく見かけたサロンパスの広告。

中環站の広いコンコース。

北角で茶餐廳
北角(パッコウ North Point)。MTR北角站は地元愛溢れるデザイン。

まさに愛北角。

駅を出て、北角の街角。

お昼を食べそびれていたので、駅を出てすぐの茶餐廳に入った。

「徳昌魚蛋粉」。
円テーブルはどこも埋まっていたが、一人客のお父さんを他の席に促してくれ、申し訳ない。(茶餐廳は相席がデフォだと後で知った。)


オーダー。


夫の雲呑麺は細い縮れ卵中華麺で、タイのバミーを思い出した。私は4種類の練り物・餃子の入った四寶麺線。こちらもベトナムのフォーやタイのセンレックを連想し、中国大陸南部と南洋海峡華人の遠い繋がりを感じ一人心を震わすのであった。

せっかくなのでミルクティーを追加注文した。香港の大衆食文化をさらっと検索するだけでも凍檸茶レモンティーと奶茶ミルクティーは必飲であるということがわかるし、特にミルクティーは東南アジアでは各国尖がっているので、ぜひ飲みたいと思っていた。

食後、見渡す北角の街角。


駅の近く、北角碼頭に小さいセブンイレブンがあるのでオクトパスをチャージしに行ったら、この埠頭には鮮魚市場が入っていた。


海の女神である天后(媽祖)が柱にあるのが素敵。





奥にはフェリー乗り場。紅磡と九龍城へ行けるらしい。


雨が降ってきたのでしばし街路樹の下で雨宿りをした。
もう陸地に道路を通す隙間はないのね。

そんな高架の足元で釣りをする人。



油塘 Yao Tong、鯉魚門 Lei Yue Mun
北角からMTRでやって来たのは油塘(ヤオトン Yao Tong)、香港市街地の東の端といった位置付け。

駅前にはこれから開発されそうな空間が広がっていた。

駅からひと山というかひと丘越える。凄い傾斜だ。




絶賛工事中、絶賛竹の足場。


そして、歓迎光臨鯉魚門。

これもまた香港で見たかった光景、「避風塘(Typhoon Shelter)」。台風シェルターという名の船溜まり。奥には海鮮レストランのサイン。心躍るしかない。

ここは「三家村避風塘 Sam Ka Tsuen Typhoon Shelter」というようだ。
地区を飾る旗。

牌楼がある。

この一見無造作に停泊している感じが堪らない。




旗(幟?)は続く。

海鮮レストラン街が近づいてきた。

完全に余談になるが、ここで柴犬のオーナーさん2組が邂逅し立ち話を始めたのを目撃した。台湾もそうだったが、柴犬結構いるんだなぁ。(この後通ったらさらに増えていた。)

えも言われぬ風情の台風シェルターと、背後の高層住宅群。

灯りが入り始めた。

あの船は住居なんだろうか・・・?わんこがケージで吠えていた。


時間も潮も止まったような船溜まりで船が一艘動いた。

鯉魚門海鮮街
三家村台風シェルターの向こうに並ぶ海鮮レストラン街を覗く。


台風シェルターの端っこ。



やがて台風シェルターは外壁に阻まれ見えなくなった。色褪せてはいるが鯉魚門の歴史?紹介の写真が掲示してある。


では、海鮮街。

店頭に水槽が並んでいる。

こういう古い町には期待通りの門口土地財神。


めでたい赤い飾り物も。


海鮮街はところどころ入り組んでいる。アーケード市場のようだ。


なんて可愛い看板だ!


海鮮街にぽっかりと運動場スペースがあった。にゃんこが歩いている。

地図を見ると鯉魚門海浜学校運動場とある。周囲には学校と言われればそれらしい建物はあるがそこもレストランだった。
公園沿いのお店のにゃんこのようだ。

続いてわんこもやってきた。放し飼いだなんて長閑だなぁ。

このわんこも同じお店に帰って行った。

土地公さんと土地婆さんの並んだまさに「土地神様の祠」。

こちらも双体。この辺りは福徳正神(土地公)の祠が多い・・・?獅子もいる。

ちゃんと一対で。

さっきのにゃんことまたすれ違う。

門口土地財神収集。


ミニ水族館のようだ。ちなみにこの通りは店頭で店員さんが結構客引きをしている。


ひらがなカタカナ。かつて日本人が大挙して来ていた時代もあっただろうねぇ。

さっきのわんこがまた出歩いている。

またも賽馬會(香港ジョッキークラブ)の文字。賽馬會鯉魚門創意館。入ってみると競馬関連の展示は僅かで、歴史資料館のようだった。ジョッキークラブの利益還元ぶりが凄い。もちろん社会の理解を得る目的が大きいことでしょうが。



店舗の間に空間が。海が見える。

天官賜福と門口土地財神のセットは大好物です。


海鮮街が終わって海が見えるちょっとした公園に出た。

あちらは香港島。

こちらは九龍半島側、油塘。

可愛いエメラルドグリーンの鯉魚門燈塔(灯台)。

このちょっとした公園の脇に百年老樹という巨木があった。

願いが叶うそうだ。

近くには緑に還りかけたお宅があった。

この先の住宅街の風情に惹かれ、ちょっとだけ奥へお邪魔する。

濃い生活感。だが食事の帰りか、外国人ではないが地元民でもないようなグループがいくつか通り過ぎて行った。




まさに雑貨屋さん。住民の方々のために、なんでもありそうだ。

看板も良い。氷凍酸梅湯の響きの良さよ。


小さな八卦鏡と一緒に。(CCTVもあります。)


引き返し、先ほどにゃんこ&わんこに遭遇した運動場を再び通り抜ける。



先ほどのわんことにゃんこのお店には、また別のにゃんこがいた。

わんこももう一頭いる!

にゃんこは去って行った。

もと来た道を戻る。

先ほど立ち話が開始されていた柴犬路上オフ会はまた1頭増えていた。

ミニバスで鯉魚門を離れようとしたが、一向に出発する気配がない。ずっと待っていたお嬢さんが運転士さんらしき人と何か話していた。その脇にいた我々のことを、運転士さんが明瞭に「ヤップンヤン(日本人)」と言ったので感動してしまった。本当に「ヤップンヤン」なんだ!

ミニバスは諦めて近くのバス停でバスを待つことにしたが、その時恐ろしげな音を立てて豪雨が近づいてきた。

バスを待っていた人たちも通行人も、雑居ビルの玄関みたいなところに慌てて駆け込んで避難者さながら。そこへちょうど待っていたバスが来たものだから、建物から乗り込むまでのほんの数十秒でずぶ濡れになった。
またダブルデッカー二階の最前列を陣取った。車の水しぶきが凄い。

ナッツフォードテラス(尖沙咀)で雨宿り
14X系統。大雨をちょっと高いところから眺め、束の間の安息。

九龍湾沿いをぐるっと巡るような感じで。

トンネルをくぐったのはおそらく啓徳の辺りだったと思う。



途中若干の渋滞などもありつつ。

晴れていれば女人街など歩く予定でいたが、この雨。
ナッツフォードテラスという、バーがたくさん並んだ小路へ行き雨宿りをすることにした。
カジュアルで居心地が良い。他のお客さんが吸うシーシャの良い香りが漂う。この大雨のせいで客足はちらほら。

残念なことに店名をメモしそびれた。

椅子が・・・これミシン台?

ハッピーアワー助かる。

こういうところへ来ると必ず選んでしまうソーセージの盛り合わせ。固定観念が過ぎるが、美味しいし間違いない。ビール飲んでる~という気にもなる。

2杯目は紙ストローでやって来たジントニック。

九龍公園を越えてバスに乗る
MTRで帰ることも考えたが、のんびりでも座って帰りたいということでバスターミナルへ向かう。

バスターミナルへ行くために、九龍公園を通過した。

まさに都会のオアシス。


水辺の暗がりに鳥がいる。首を縮めたサギだろうか?

なんて思いながら先へ進んだら鳥がいるどころの騒ぎではなかった。無数のフラミンゴが池に野放しになっている。見上げても特にネットなどのない素の池。ここはバードレイクというそうだ。

公園から先の商業施設まで、ペデストリアンデッキは快適に続いている。



着いたのは澳門までのフェリーが出るターミナルだった。もう時間も遅いので閑散としていた。

離境・入境。

またもや最前列を陣取る。これまで乗ったバスどれもそんなに混んでなくてありがたい。


が、結局横着して途中からタクシーに乗り換えてしまった。快適・・・

荃灣で夜食
一旦部屋に戻り少し息を整えてから、再び外へ。荃灣で遅い夕飯でもいただこう。
荃灣でも門口土地財神さん。

再び通りかかっただけの香港ジョッキークラブ提供(?)の賽馬會徳華公園。


茶餐廳は結構遅くまで開いているようだ。ありがたい。この時時刻は22:30頃。

「九龍餐室」という小奇麗な茶餐廳にピットイン。


レモンティーとミルクティー。

夫のオーダーはもやしのあんかけ炒めのかかったかた焼きそば。

私は魚のスープ、ご飯付き。どちらも十分美味しかったが、夜食にはちょっと(いや、だいぶ)量が多かった。

ちなみにレシートを見ると「銀芽肉絲炒丐」と「芫茜豆卜鲩魚腩湯飯」だった。Google先生に聞くと「丐」は物乞いという意味だそうだが、ここに「麺」に当たる漢字がないので、よくある同じ音の当て字というか略字みたいなものかな、ピンインも「miǎn」だそうだし。鲩魚は「ワンユイ」でソウギョという魚だそうだ。中国四大家魚のメンバーなくらい、大衆的一般的に食される魚だそう。

あっさりして美味しい。

満足し、ぶらぶら歩いてホテルまで帰った。
ミニバス、「荃灣」の文字が素敵。

お疲れ様でした。

■Stay:悦來酒店 Panda Hotel