あの日、海の向こうで

いにしえのスタイルで海外旅日記と過去の現地採用日記。長文・画像大量。

初・香港彼方此方②(紅磡・黃埔・荃灣)

※店舗・価格等の情報は訪問当時のものですのでご注意下さい。

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kenanganlama.hatenadiary.jp

 

2024年5月3日(木)②

紅磡(ホンハム Hong Hom)駅界隈

MTRでやってきたのは紅磡(ホンハム Hong Hom)站。

ここ紅磡駅はこれまで通った駅よりコンコースがとても広く明るい印象。

MTRのどの駅ビルにもわりと定番のテナントが入っている。ヤマザキのパンショップと、華御結(はなむすび)というおにぎりのショップは結構どこでも見る。

「站見」。MTR車内の広告で見かけていたが、会場はここだったのか。MTR開業45周年記念の鉄道特別展だそうだ。

参考記事

stationrailvoyage.mtr.com.hk

 

エスカレーターで階上へ。

駅のざわめきを見下ろすフードコートには夫も在住時代たまに来ていたそうなので、昼食はここでいただくことにした。

私は東南アジアの華人食堂やホーカーでよく食べた白身魚のスライスと酸菜の酸っぱいスープ麺を。「金湯酸菜魚米線」、レモンティーつきで63HKD。さっぱりしたものが食べたいところにちょうど良かったが、実に酸っぱ辛かった。

金湯酸菜魚米線

夫は海南鶏飯。きっちり海南鶏飯と明記されていたので、東南アジアの逆輸入版か。

さて、駅を出て駅前ロータリーを挟んだ向かいの建物群THE METROPOLISへ向かう。

駅の脇には大きなバスターミナルがある。

ペデストリアンデッキから見下ろす紅磡站。

紅磡站

駅前のバスターミナル。遠くにヴィクトリアハーバー方面の気配。

高層過ぎて雲に霞むのはICCビル(で合ってるかな?)。

FORTUNE METROPOLISモールに入る。入口にあったガチャガチャ。

入っているテナントはこれまでチラ見した駅ビルのモールに比べちょっとだけ上を意識しているようだった。

個別指導教室、先生1人に生徒が2人!と少人数制を謳う。先進国の宿命、香港もさぞや競争社会なのでしょう・・・。

和民が入っていた。

カフェで小休止。香港あちこちで見かけるPACIFIC COFFEE(太平洋珈琲)がここにも。

アイスコーヒー(T)とカフェラテ(G)。〆て78HKD也。

カフェの近くにあった酒屋さんを通りかかる時、「十四代」の価格が見えた。一升瓶は驚きの3,380HKDですって。

何か催事の準備。ハムスターのイラストが見える。

周囲にもセットが。「助六の日常」と「の」が入っているので香港ご当地のキャラかと思ったら日本生まれのキャラだった。「置富Malls x 助六の日常花園綠野悠」というコラボイベントのようだった。

レジデンスフロアの入り口。

住民用か、リサイクルボックス。

紅磡から星光大道Avenue of Starsへ

紅磡站の裏手へ回る。

香港体育館脇を通過。

駅裏。このままこの先の歩道橋を道なりに歩いていけば、尖沙咀方面へ行くらしい。 

歩道橋から見えたクロスハーバートンネル。

奥に見えている香港島に続くトンネル、感慨深い。そして渋滞も凄い。

香港 クロスハーバートンネル

歩道橋は続く。

尖沙咀エリアに到着。

やはり先ほどまでいた九龍城地区と比べたら整然としている。

市政局百周年紀念公園という公園に出た。

その公園の横にあったビルの名前、SOUTH SEAS CENTRE(南洋中心)・・・名前が良い。イギリス英語のスペルも。もう香港は南洋に片足突っ込んでる感。(南洋帰りの華人が建てたビルだったならすみません。)

そこからヴィクトリア・ハーバーはすぐ。

ヴィクトリア・ハーバーと香港島を眺めながら食事ができるオープン席。夜はさぞや混むことでしょう。

歩道橋を渡って向かったのは星光大道Avenue of Starsという海沿いの遊歩道。「星」は空の星ではなく、香港映画界のスターを讃えて建造された道だということだった。

歩道橋から望む香港島側。天気が良くなく残念!

電光看板の光る香港島側。

左手側の遠方をズームで。方角的には油塘方面になるだろうか。いやはや溜息が出る人口密度。

そのまま、香港島側を眺めつつ右手のより都心の方向へ歩く。

ビルはまだまだ増えるようだ。

団体旅行者のバスが多く見えてきた。

旅行番組で見たことあるぞ。ブルース・リーの銅像。香港映画界の大スター。

 

その先はとにかく観光客が多くて一時身動きも取れない箇所もあり、入り込んでしまったことを後悔した。



あちら方面へ逃れたい。

あの像は香港の権威ある映画祭Hong Kong Film Awardsで授与されるトロフィーを模した像だそうだ。

天気は悪いし、落ち着いてヴィクトリア・ハーバーと香港島の風景を眺める状況ではなかったが、「人のすんごい多い観光名所を通過した」という謎の達成感は残った。

ネイザン・ロードが見える。

香港藝術館。

1881ヘリテージ辺りぶらぶら

ここで夫が所用で人と待ち合わせていただためしばらく単騎行動。今朝横を通り過ぎた「1881ヘリテージ」へと行ってみた。かつての水上警察本部の建物を活用した商業施設。10しかない客室がすべてスイートルームという高級ホテルも入っているそうですよ。

一部煉瓦の建物は竹の足場が組まれ改修中だった。

歴史ありそうな円形の建物は時間球塔(タイムボールタワー)というそうだ。かつてヴィクトリア・ハーバーを航行する船に時を告げる役割を果たしていたらしい。

タイムボールタワー

ここは実にコロニアルな一角。

フラワーイベント。「デジタルイマーシブフラワーズ展」と日本語でも書いてあった。

敷地の角に、レトロな消防車が展示されていた。地図上ではDennis Fire Engineと表示されている。

周囲の人の多さ。

ダイキン室外機たち。

紅磡の岸壁で一杯

再び夫と合流し、1881ヘリテージからそう遠くないバス停からバスに乗った。残念ながら番号はこのうちのどれかは覚えていないが、さっき訪ねた紅磡行き。

バスはすいていて、ダブルデッカーの最前列を確保し、車窓が楽しいったらない。

先ほど歩いた海沿いの遊歩道を通過。

紅磡へ向けて高架の道を行く。

なんともシステマティックで見惚れる。

車窓に見えた香港理工大学の学生寮。その下に賽馬會樓の文字。提供したのか協賛したのか、香港ジョッキークラブが関係しているようだ。この裏手一体が香港理工大学のキャンパスらしい。

駅周辺のどこかだろうが地下なためよくわからない。紅磡のバスターミナルに到着。

すぐそばには海。

あの桟橋にはWater Taxi乗り場と書いてある。

もう一つ桟橋が。こちらは紅磡フェリーピア。

そのフェリー乗り場にあった大変良い感じのバーは夫が以前入ったことがあったそうで、一休みすることにした。

ピントが合わなかったが、いただいたのはステラアルトワ。

コースターはプレモルだった。和魂!

奥の窓からは正面に香港島の北角(North Point)地区が見えていた。

フェリーやクルーズ船が行き交う。

コンテナ船も走っている。方舟23という船名から、広東省の港とを行き来しているようだ。(MarineTrafficアプリ先生は何でも教えてくれます。)

黃埔(ワンポア Whampoa)

公園を抜けて、お次は黃埔(ワンポア Whampoa)という地区へ向かって歩いていった。

黃埔(ワンポア)は紅磡の一部、海のそばに高層住宅群が整然と立ち並ぶ地区。夫は香港駐在が始まった当初はホンハム駅近ではなくここワンポアに住んでいたそうだ。

地図でも察せる通り、デザインが同じ高層住宅がみっちり並ぶ。

先程歩いた紅磡に比べ、黃埔の方が庶民的というか下町感というか、コンドも全体的にちょっと古いようで、ローカルぶりがなんだか落ち着く。

ところどころあのような竹の足(?)場が組まれているが、何が行われているのだろう・・・。

この視界右側にあるイオンに入る。

イオンだけに日本食のスタンドが並ぶフロアがあった。

「とびきり価格」!な青森完熟林檎ジュース。

日本のお酒も豊富。

夫の用事を待つ間、ティースタンドでウーロンミルクティーをいただいた。

イオンの入っているモールはこんな感じで船の形をしており、ワンポアのランドマーク。

 

そろそろ夕飯の場所を探そう。

住居の一階がもれなく店舗で、便利そうな街だ。

Big C(タイ資本のスーパー)が!

ところどころ組まれた竹の足(?)場が組まれているが、何が行われているのだろう・・・。(n回目)

By SUSHIRO。

路地ぶらぶら。

街角雑誌屋さん。

行列のできるラーメン屋さん。

福徳古廟と天地父母

小さな廟に出くわした!

福徳古廟

はやる気持ちを抑え接近を試みた。

廟だと思ったのは覆堂的なもので、廟の本体はこの祠のようだ。福徳古廟。東南アジアで土地公としてよく祀られる福徳正神を、より彼らのルーツに近いところで出会えた喜び。

そして天地父母の牌位。潮州ルーツの信仰ということで、東南アジアでもタイでしか自分は見たことがなかった。(タイはどの華人廟にも必ずある。あり過ぎるほどある。)

ちゃんと撮れていないが、土地安寧と五穀豊穣を祈る「社稷大王」の牌位も。

煌びやかなアーチ(花牌)が掲げられており祭日中なのか、参拝客が多かったため写真撮影は控えめに。そのため不自然構図ばかりになってしまったが、已む無し。

久しぶりに渦巻の線香を見られて嬉しい。見たかった香港がまた一つ見られて嬉しい。

荃灣へ帰る

暗くなってきたがなかなかお店が決まらない。夫が昔行ったというお店はもうなくなっていた。

この竹竿たちは!養生用のネットと一緒に出番を待っていた。

スシローと元気寿司が同居?

あのスシローは順番待ちの人だかり。ビックリしましたね・・・。

ワンポアの画一的な集合住宅もそろそろ見慣れた頃、埒が明かないので河岸を変えることにした。

思いっきりピントが合わなかったが、30X荃灣行き。

また二階の最前列を確保。

バスは郊外へ向かう前に尖沙咀を通った。

バスを待つ人は大勢いたが、この30Xはその後のルート取りのせいか混まなかったな。(途中しばらくバス停がなく直行区間が長く、MTRもありますしね。)

数が減ってしまったことが残念な、張り出し看板をくぐる痛快さ。

雨が強くなった。

途中から高速に乗り荃灣方面へ直行してしまう。

高速を降りればもう荃灣。

終点まで行ってしまうと荃灣の繁華街からも駅からも離れてしまいそうだったので途中下車した。

再び夕飯探し歩き。

火鍋屋さんを求めてぶらり。

この辺、日本食のお店が散見された。

歩道橋から見下ろすラーメン屋さんと居酒屋さん。

路地風の飲食店街が良い。

暗くてピントが合わなかったが、鱟地坊小販市場 HAU TEI SQUARE HAWKER BAZAARという建物。営業時間に見てみたかった!

香港ならでは、ミニバスの基地(路駐)があった。

煌々と輝く「不賣隔夜肉」のキャッチフレーズが印象に残った錢大媽というスーパー。「宵越しの肉は売らないぜ」的な意味?中国本土資本の結構大きな企業のようだ。

繁華街に火鍋屋は多かったが、台式とか四川式とかしゃぶしゃぶとか、夫が求めるタイプとはどこか違っておりなかなか見つからない。

賽馬会徳華公園。また香港ジョッキークラブ提供だろうか。世間の理解を得るための社会貢献だろうか。ここも明るい時に中に入ってみたかった。興味深い建物があるようだ。

大滾友火鍋 Big Boils Club(荃灣)

ホテルへの帰り道、やっと見つかった一軒。

ビールはパイントで来た。

最初から席にセットされた薬味が楽しいったらない。

オーダーはQRコード読み取り式で便利。

お肉は高級牛肉爆盛りセットなど勧められたが、メニューの「店長推介😍伊比利亞橡果猪👍🏻」一種類一皿にした。結構な量がドライアイス煙幕に包まれて出て来たので、一皿しか頼まなくて良かった。奥は蝦餃。

そして選んだスープは「櫻唇半開・特色卜卜蜆鍋」。画像で見た時はまさかこんなにデカい貝が鍋いっぱいで登場するとは思わず、一瞬たじろいでしまった。

卜卜蜆鍋で検索するとどうやらマカオに有名店があるようだ。「卜卜蜆」という貝なのかと思ったが、百度先生に聞いたところアサリやハマグリ等の二枚貝を使った料理名だった。その料理を転じた鍋ということらしい。百度先生には「卜卜蚬的汤底」という項目もあった。

鍋底にドライアイスが仕込まれていたらしい。スープが注がれるとテーブルは雲海のようになった。

「Movie!Movie!」と促されて訳も分からずスマホを構えたらこうなった。楽しい!

他にマテ貝(ちょっと泥臭さを感じたが)と野菜てんこ盛り、〆の出前一丁(小袋の粉末スープもしっかりついている)。

記念にキャプったオーダー履歴。

ドライアイスで冷やされたスープが沸騰するのを待って美味しくいただいた。あっさり塩味にニンニクがたんまり、本当に美味しかった。あの山のようなアサリも平らげた。

ご馳走様でした。

ホテルとは結構近い。よほどお腹がいっぱいだったのか、その後の画像が一枚もない。

■Stay:悦來酒店 Panda Hotel