あの日、海の向こうで

いにしえのスタイルで海外旅日記と過去の現地採用日記。長文・画像大量。

【ムグンファ号で古都慶州日帰り旅・後編】 旧慶州駅と城東市場

※店舗・価格等の情報は訪問当時のものですのでご注意下さい。

>>PREVIOUS

kenanganlama.hatenadiary.jp

 

2024年1月27日(土)②

皇南パン

綺麗な店舗の脇を通りかかった。「千年約束 慶州神味」に황남빵の文字。これは・・・!

慶州情報を調べている間に何度か見かけた、慶州名物「慶州パン」の元祖のお店「皇南(ファンナム)パン」さん。

薄皮のあんこ饅頭のようなお菓子らしい皇南パン。一人旅に一箱は買えない。だが食べたい・・・!

店頭で応対してくれた優しいお母さんは、私の拙い「二個下さい」をわかってくれた。(Where are you from?と聞かれた。英語で大丈夫だったようです・・・。)箱詰めを待って並んでいた皇南パンから2個袋に入れてくれた。

できたてで温かい。待ちきれず歩きながら一ついただいた。あまり甘くなくて、あんこの味が素朴で美味しい。皮は厚くなく、ちょっと固めで香ばしい。

皇南パンさんのところから路地へ入り、慶州の一般的現代街並みを眺めて旧慶州駅まで向かった。

車道・歩道共に整備されていた。観光都市の矜持。

なんだかちょっと懐かしみのある建物。

横路地に猫たち!もっと近づきたかったが、日常生活の路地だったので遠慮した。

慶州で猫

日本でいう看板建築っぽさのある店舗。

旧慶州駅へ続く大通りへ戻った。

道すがら、美容院のサイン。昨日からどうも気になっている。

韓国 美容室のサイン

旧駅前大通り。

見えてきた。

「旧」慶州駅

旅程を考えている時に慶州という文字を見て真っ先に頭に浮かんだのは、韓国ドラマに時々登場していた慶州駅だったが、まさか最近廃駅(郊外に移転)となっていたとは・・・。

旧慶州駅

「応答せよ1998」でドクソンたちが修学旅行で降り立ったのもここ慶州駅だったし、「二十五、二十一」でも重要な場面で登場していたが、2021年にその歴史に幕を下ろしていた。

旧慶州駅

駅前に、三層の石塔と石像。石塔は新羅時代のもの、古墳の傍らから出土したらしい。石像の方は謂れがわからなかった。

城東市場(ソンドンシジャン)

旧慶州駅前の交差点を渡ったら、市場が始まっていた。

城東市場(ソンドンシジャン)

露店の市場の間に建物の入り口が見えた。入ってみると、なんてこったい素敵な市場だ。

私が入った入り口からの路地がたまたまそうなのか、伝統餅菓子のお店が並んでいた。炊飯器から湯気が上がり、蒸されたお米の香りも漂っている。

その先には、精肉、鮮魚。

タコさん!

ドジョウ満杯。

市場内の大通り的な通りに出た。天井に新羅の王様と王妃様らしきキャラクター。

この通りにもお餅屋さん。

山盛り並ぶ総菜、キムチ。

先ほど中央市場でも見た、ポン菓子。

この路地にはトッポギや練り物がいただける屋台風のお店が並んでいた。とても心惹かれたが、先ほど皇南パンを食べていたためお腹がすいていない・・・。

これはお菓子!?芸術性高い。

シッケの大鍋。

そのまま出口へ出ると、外にも果物や野菜の屋台が並んでいた。

また戻る。

ずっと気になっている美容院のサイン。

旧慶州駅方面の出口へ出た。そこも坂道になっていて、振り返ると市場を見下ろす形になった。

新慶州駅へ戻る

さて、市場前のバス停でバス番号を吟味に吟味・・・していたら、狙った番号の一つ51番がすぐ来たために、乗車。「KTX」と書いてある番号にさえ乗ればどんなルートでも最終的には新慶州駅に着けると思っていたので、来る時ほどの緊張はなかった。

慶州に来て最初に降り立った中央市場の前を再び通った。

活気のある市場だったなぁ。

この川を渡れば慶州市街地は終わり。

郊外らしく、立ち並ぶアパート群。

そして農地。

新慶州駅の手前、広大な土地に壮大なインターチェンジ。

そしてそのふんだんに広がる大地にどんどん建設されるアパート群。どうも韓国に来るとシムシティを思い出してしまう。

新慶州駅、今はもう「新」が取れたKTX慶州駅が見えてきた。

無事到着。ありがとうございました。

新・KTX・慶州駅

さて、慶州駅に戻れた。

駅前の広場に小さな古墳・・・これは本物?レプリカ?

将来の発展を見越してか、駅前の敷地は広大。そして向こうにもう発生が始まっている住宅街。ほんとシムシティ。

往路はムグンファ号で来たが、復路はKTXで釜山まで帰る。慌ただしいのは辛いので少し余裕をもって、15:19発。

券売機はあったが現金使用不可で有人窓口で買うしかなかった。だが窓口の駅員さんは流暢な英語で応対してくれ、問題なく切符が買えた。約30分乗車の高速鉄道で運賃が11,000ウォン・・・なんだか申し訳なくなるが、韓国では国の方針で公共交通機関の運賃は安く抑えられているそうだ。

駅に着いてほっとしたのか、忘れていた食欲が戻ってきた。

駅舎内に何軒かあるレストランの一つ「ビョルチェバン」に入ることにする。午後3時前というおかしな時間帯なのですいている。

ユッケジャン定食をいただいた。

プサンナビさんにも掲載されていた。

参考記事

www.pusannavi.com

 

他にも、キソヤ(木曽家?)という日本食のお店が入っていたのにはちょっと驚いた。「木曽川渓谷水を使用」って書いてあった。

KTX31号は3番線からの発車。

ホームに来たらちょうどSRTが出発していくところだった。SRT・・・と書いてはみるもののよくわかっていない。運営は株式会社SR、KORAILとは違う会社だそう。だがSRTの独自路線はちょっとしかなく、大部分はこのようにKORAIL路線に乗り入れているそう。

慶州駅を出るとすぐトンネル。谷間に造られた駅だった。

慶州駅

反対側もトンネル。

向こうのホームのKTXの車両?も去って行った。

KTXの乗車口ははっきりと表示があったのだが、私のチケットには「KTX-산천」と書いてあり、このうっすらとした表示が乗車口だったようだ。산천(サンチョンSancheon)は漢字では「山川」だそうだ。

轟音と共に通過していったSRT。

我らがKTX山川、到着せり。

KTX山川


>>NEXT

kenanganlama.hatenadiary.jp