2017年10月13日(金)
Anniversary of the Death of H.M. King Bhumibol
昨年亡くなったプミポン国王の命日。
ふと思い立ってサイアムへ来た。

初めて入った「SIAM CENTER」、通過しただけ。


そうやってずっと歩いていたらもうナショナルスタジアム駅に近いところまで来てしまった。っていうかナショナルスタジアム駅で降りれば良かったのか(乗り換えあるけど)。


目的地はここ。「Bangkok Art and Culture Center」略して「BACC」。

そっか、MBKから高架越しに見えていた王様の肖像はこの建物だったんだな。

多分TGの機内誌だったと思う、王様の写真展がここで開かれていると知ったのは。入場無料。

入ってみると内部は螺旋状になっていてとてもモダン。



そして何より、黒い服を着てここに足を運んでいる人の多さにさっそく胸を打たれて目頭が熱くなった。
私はタイ人ではないけれど、タイ人がプミポン国王を想う気持ちの大きさと強さはよく知っている。作られた尊敬じゃない、本物の尊敬を集めた王様。その存在の大きさに、もうただただシンプルにいつも感動してしまうのだ。

館内にはアートにちなんだ出店やおしゃれなカフェがあった。

あの階には何か行列ができている。



行ってみたけれど、よくわからなかった。英語の説明文はなかった。

美術館だし、誰か英語を話してくれる人はいたのかもしれないけれど、なんだかこの日は外国人の自分があれこれ聞くのは憚られた。

王様の肖像画や写真集が売られているブースもあった。
本当に身近な存在だったのがわかる。畏怖よりも敬愛が大きいんだろう。

さて、エスカレーターで上の階へ。ちょっと大きめのバッグを持った人はここで止められロッカーに預けるようアドバイスされる。

驚いたのは館内ルール。一番上のカメラマーク、「携帯のカメラ以外はNG」と書いてある。ここは写メ撮り放題なのだ。

まず辿り着いた階はタイ人の現代芸術家たちの作品(と思われる)。どの作品も豊かなタイを表していた(と思われる)。





一番印象的だったのはこれかな。内側の壁一面にぶら下がっていた。

雫の中には、様々な穀物。






王様の追悼展。

アーティストがそれぞれのタッチでそれぞれの想いを込めて、王様をモチーフに描いた作品の数々。彫刻もあった。


不自然に斜めの写真ばかりなのは、正面から取ると照明が反射して白くなってしまうからです。









熱心に見入り、写メを撮る人々の姿にまた胸を打たれた。
こちらも英語がなくわからずじまい、カーテンの中には何があったんだろう。


上の階へ。

この先が、いよいよ王様自ら撮影された写真の数々だ。

ジャズをたしなみ、絵も描かれ、写真もお好きだったプミポン国王。お元気だった頃、精力的に地方を巡幸する姿にはいつも首にかけたキヤノンのカメラが。今やプミポン国王のシンボルの一つともなっているほどだ。
一番見たかった愛犬トンデーンさんのコーナー以外は当初ささっと回ろうかと思っていたのだけれど・・・。

作品が素晴らしくて、最初から一枚ずつきちんと見て回ることにした。


ホアヒンのあるプラチュアップキリカーン県にある溜め池だそう。

王室行事の最中の写真もある。

生き物がお好きだったらしい写真も。


そしてこの先、トンデーンさんファミリー。

敬称をつけて「クン・トンデーン」と呼ぶ。王様が殺処分を中止させたわんわんが生んだ子犬を1匹引き取り育てた、それがトンデーンさんだそうだ。(ほんとは「様」が正しいのかもだけど、親しみを込めて。)
ホアヒンの海岸を駆ける。



こんなお茶目な写真も。


シリントーン王女様。



お供え物を拝借するリス。


さっきもあったけれど、わんわんがこんなに揃うシャッターチャンスも凄いしそれを銀塩カメラで捉えているのも凄い。

大家族となったトンデーンさん。


凛々しいトンデーンさんとマリーさん。そばにいた来場者が「あ、マリーだ」と言ったのが聞こえた。それだけこのわんわん一家はタイ人に浸透しているんだなと思った。(私はマリーさんは知らなかった。)




愛らしいわんわんファミリーを写メってる人多かったな。








これは可愛い。この後姿を見て慌ててカメラを構えたであろう様子が目に浮かぶよう。





もらわれてきた頃のトンデーンちゃん。
王様がわんわんをこよなく愛したのがよく伝わるし、主に恵まれ幸せに暮らせている動物から発せられる幸せオーラは写真を通してでも伝わってきて豊かな気持ちになる・・・

ここから先は地方巡幸の際に撮影された写真。王様は積極的に地方を見舞い、経済格差を縮めようと数々のプロジェクトを立ち上げられたそう。そんな王室プロジェクトの写真も多い。







メーホーソンだそう。





可愛い。
Spontaneousな敬愛ってこういうことだよね。ははーってひれ伏して一糸乱れぬマスゲームを捧げるのとは違う。





ここに唐突に王妃様の写真がいくつかあった。ご家族の写真はあとでたくさん見られる。

とりわけ王妃様の写真は多いし、肖像画も多い。


農耕機に挑戦するシリントーン王女様。こういうところが彼女が国民から愛される理由。


あっ美しい!と思ってキャプションを読むと結構な確率でメーホーソン。行きたい・・・。


これもメーホーソン。

若かりし頃の王女様。



人だかりができていたこの写真。


王様の影セルフィー。そういえば王様のシルエットってとでも特徴的だ。影だけでも間違いなく王様だとわかるもん。頭の形と耳かな・・・。





ムスリムの方々。場所は書かれていないが深南部のどこかだろう。



凄く失礼で無礼な比喩を用いるけれども、シムシティで作った街ですら、結構な愛着が生まれる。豊かな自然から大都市バンコクまで多様なタイ、「自分の国」、さぞや愛おしくって堪らなかったんだろうな、と不躾ながらご推測申し上げる。

2007年11月7日、シリラート病院。誕生日ではないから、お見舞いに駆けつけた国民なんだろう・・・。



こちらは王妃様の写真がいっぱい。接写は憚られたので遠目に。








そしてご家族。


再び国民と国土。


熱心にメモをとる王女様。











素晴らしい写真ばかりだった。この写真展の存在を知って良かった。
さっきの行列はまだ続いていた。



オシャレなカフェにも入ってみたかったけれど、混んでいる。

ありがとうございました。

外の大きな肖像の説明。

この感動を胸にまっすぐ帰れよというところですが、先日フリーマガジンで知った肉骨茶屋さんに来てみた。
「House of Bak Kut Teh」というお店、スクンビットのソイ49を入ってすぐだった。

メニューは、シンガポールによくある肉骨茶屋と同じ。
店員さんがタッチパネルを持って注文をとりにきた。


店は小ぢんまりしている。


胡椒とニンニクが効いた(どっちかっていうと胡椒優勢)オーソドックスなシンガポール肉骨茶だった。
油条を頼んだら売り切れとのことだった。

バスで帰る。


夜は久々の再会の皆さんと総勢6名で、Y君発見のイタリアン。

あれっ、店名もソイの番号も忘れたな。でも多分ここだと思う。
そうそう、これだ。ソイ58の「Look-In Divine Cuisine」。ソイ58なんて存在も初めて知ったよ。


パスタは3種類シェアした。

キノコのパスタ、とってもタイ風でピリ辛だった。





〆のクリームブリュレ。
こんな日だったけれど、普通にアルコールが飲めた・・・。

なかなか美味しく、お値段もなかなかだった。

お会計の時に、サービスチャージしていないからチップくれと言われ面食らった・・・後味微妙だなぁ、サービスチャージつけてくれた方がすっきりするのに笑。