2016年5月22日(日)
チャチュンサオと書いていますしその表記もよく見ますが、「チャチューンサオ」がベターのようですね。
フアランポーン駅
自由を謳歌する三連休最終日、いつも通りわんわんの散歩をし、洗濯などをし、冷蔵庫にあるもので朝食を摂り・・・

そうだ、列車に乗ろう。(またか)
MRTフアランポーン駅から地下の通路を通ってSRT(タイ国鉄)フアランポーン駅へ。

初めて見るフアランポーン駅。ドーム型の中央駅は荘厳でいいね・・・。
(そういえば先日ここで爆発騒ぎがあったんだけども。)

チケット売り場。

そしてチケット売り場の先にある、本当の「駅のドーム」。うわー、「世界の車窓から タイ・マレーシア編」で見た!
今まで見た各国の中央駅(そんなに見てないけど)の中で一番の感激。


年季の入った機関車も素晴らしい。



タイ語はクルンテープ。アルファベットはバンコク。

とりあえずチケットを買った。12:10発チャチュンサオChachoengsao行き。

大モニターではバレーボールの五輪予選・・・先週だったかの試合で、日泰間にわだかまりが残ってしまったこの大会。タイが五輪に出場できますように。

13バーツのチケットを確保したので、駅舎の外に出てみた。

駅前には味のある建物が残っている。

そのうちの一軒の食堂(手前)でランチにした。

なんだか久々にパッタイの甘みが恋しくなった。パッタイクン、50バーツ。

食後に隣のセブンイレブン前にあった屋台でムーとガイの串(からあげクン的な)と、ハニーデューメロンを買う。

小銭がないのでセブンイレブンで水などを買ったら、カメラを堂々とぶら提げた私を旅行者だと思って、セブンイレブンの若い店員さんたちがめっちゃ話しかけてきてくれてちょっと感動した。私も旅行者のふりをした。実際そうだし。
駅に戻る。

7番ホームはドームの先だった。


ホームのベンチでしばし待つ。


おやつのからあげクン。



遠くのホームに到着した列車からはトドンを被ったムスリムの女性がたくさん降りてきた。ハジャイとか南の方から来たのかなあ・・・。

タイ国鉄でチャチュンサオまで
出発時刻近くになり、アナウンスが。「チャチュンサオ」と「8」という数字は聴こえた。放送が終わるとホームにいた人たちが一斉に線路を渡りだす。どうやら8番ホームに変更になったらしい。


タイ国鉄は国民はこのクラスの車両は無料だ。この人の多さに、チャチュンサオまでの1時間半座席を確保できるのか不安になる。

列車が来た。

ホームが低くて乗降にはいつも難儀する。お年寄りには大変だろうと思う。

座席はすんなり確保できた。タイの人たちは荷物で一席占拠しちゃったままなんてことはない。

水やちょっとした食べ物を売る車内販売のおばちゃんは頻繁にやってきた。その中の一人から団扇を買った。
小10バーツ、中20バーツ。

なかなか出発しないなぁと団扇で仰いでいると隣のホームに列車が入線。

その列車が停まらないうちにこちらが出発した。
この棚にあるのは大量のサボ。


駅の先は車両基地だった。




線路脇を歩いている人もちらほら見受けられる。日本だったら罪になっちゃうね。

普段車では通ることのない場所はおもしろい。

運河を渡る。


列車行き違い。

マッカサンまでは線路脇ぎりぎりに建て込んだ家々が多かった。


多分マッカサンの一つ前の駅。Rachaprarop?



マッカサン駅。あれ、こここんな駅舎あったっけ?

地図を見ると、エアポートレイルリンクのマッカサン駅より結構手前。私が国鉄マッカサン駅だと思っていたあの駅はどうやらマッカサンじゃなくアソーク駅らしい。多分。

こちらが私がマッカサン駅だと思っていたアソーク駅。遠くにエアポートレイルリンクの歩道橋が見える。


アソーク駅を過ぎると列車はスピードを上げた。
Khlong Tan駅。


前回もラッカバーンからアソークまでは乗ったが、逆側の席に座っていたためこの風景は初めて。

えっ、踏切の標識!?可愛い!

ARLの駅もあるHua Mak駅。


同じくBan Thap Chang駅。



そして、ちょっとだけ栄えた感じのラッカバーン駅。


ここまではこれまでも来たことがあった。
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ここから先は未知の世界。ずっと並行してきたARLの高架が90°もあるかというカーブでスワンナプーム方向へ。



結構大きな駅だったHua Takhe駅。なんで読むんだろう・・・フワタケ?

街も大きく見えた。大きな病院やお寺が見えたし。


ここを越えるとなかなか雄大な車窓になった。

地図上でも、バンコクは過ぎチャチュンサオ県に入ったようだ。

駅もこぢんまりとしたものが原野にぽつんと・・・(少なくとも進行方向右側は)。
Klong Udom Chonlajorn駅。

Preng駅。

この明るい何もなさがいい。


Klong Kwaeng Klan駅。



車内がざわざわし出した。

地図上では終点2つ前のKhlong Bang Phra駅で大勢の母さんたちが降りた。


ずっと走ってきたこの列車とももうすぐお別れ。

次の駅には停まらなかったような・・・記憶がない。列車は街に滑り込んだ。

そしてチャチュンサオ駅到着。

日本で言えば「県庁所在地」かな?なかなか賑やかな駅だった。




駅を出る。

バーンマイ百年市場
この蒸気機関車の先の大きな通りでソンテウが手招きしていた。「タラート(市場)へは行きますか?」と聞いたら乗れという。
そういえばこの時が来泰以来初ソンテウ!

結局よくわからないまま15分程乗っていると、最後の乗客のおばちゃんにどこへ行きたいのかと訊かれた。「タラートロイピー(百年市場)」「バーンマイ」と繰り返すと、「もう過ぎたよ!」と言われる。ソンテウはそこ(そのおばちゃんが降りた場所)が折り返し地点だったようで、でも結局そこは目指す「バーンマイ百年市場」の裏口だった。
料金8バーツ。
2024年に久々に行ったら10バーツになっていました。
ソンテウを降りると運転手さんも出てきてくれて、先導して歩いてくれた。「ここをまっすぐ行って、右に曲がれ」と指差してくれた方向、大通りから左側の脇道をまっすぐ行くと・・・

市場の入り口(というか裏口)に辿り着いた。

私がソンテウを降りて歩いた脇道はSoi Talat Ban Mai、まさに「バーンマイ市場通り」だったようだ。
市場の地図もどうぞ。
入り口からこの百年市場へ来た方は市場をずっとじゃらんじゃらんして最後にこの雄大なバンパコンBang Pakong川に出るようだが、私はいきなりエンディングを迎えてしまったようだ。



若い女の子が生き物をタンブンしていた。

タンブン場は脱出シューターのようになっていた。
生き物は手前の屋台で売られている。

チャチュンサオから分岐し南へ行く線路の鉄橋を貨物列車が走っていった。

市場へ入ってみる。

心の底から来て良かった!と思いましたね。

なんて愛らしい市場なのかと。



金属の筒で凍らせるアイスキャンディー。












またタンブンの場所が。


地域を見守るであろう廟がった。復興宮というようだ。



小さな川が流れ込む両側は長屋のようになっていた。


そして、その流れ込む川には懐かしい小舟が。

観光客を乗せて漕ぎ出していった。

流れの両脇の家屋も実に味があった。




市場はもう少し続く。


ここでようやくタイトルコールの登場だった。




バーンマイの歴史の展示かな?

もう一つ廟があった。


駄菓子屋さん。



そして、外に出た。

ここが本来のオープニングだったわけだ。
ロイピーは100年、バーンマイは「新しい家」、まさに「百年市場」であり、「新屋市場」である。

目の前の大通りは(おそらく)さっき通り過ぎた道。

ここにちょうど停まっていたソンテウに「チャチュンサオへ行きますか?」と言っても通じない・・・昨日のメークロン線に続きまた駅名でスタック。そして「サターニーロッファイ(鉄道駅)」というと通じる。
人生二度目のソンテウ!


帰りはちゃんとGoogleマップを見ながら現在地を把握しつつ。

なんだかちょっとショップハウス群のようで嬉しかった。


チャチュンサオには華人色を色濃く感じる。(のちにムスリムも多いことに気づくが・・・。)チャチュンサオのことをググっていると「北柳」という中国語名によく出会う。Wikipedia先生によると「チャチューンサオとはクメール語のサティンチュラオ (ស្ទឹងជ្រៅ) がなまった語で、「深い水」を意味する。郡は俗称をペートリウ (แปดริ้ว) いい、この名前から中国語の漢字表記「北柳」が来ている。」そうだ。検索中やはり見かける「8ริ้ว」はこの「俗称ペートリウ」のことだったんだな。
大通りに戻り、駅はもうすぐ。

他の人の真似をしてブザーを鳴らし、下車。運転席まで行って8バーツを払う。
ちなみにこのカラーリングのソンテウでした。

再び列車でバンコクへ
歩道橋を渡って、駅へ。


チケットを買った。今度はマッカサンまで、12バーツ。(本当は1つ前のアソークまで。)




ちょうどアランヤプラテート行きが到着し、出て行ったところだった。なんて旅情のある地名だ!

手旗がいいね。


ホームの奥のフードコートや売店が集まったところで飲み物と、美味しそうに焼けていたムーサテを買った。
売り子の男の子がニコニコと一生懸命英語を話してくれるのが可愛かった。

トゥクトゥクの価格表。百年市場までは100バーツって書いてある!?まさか片道で!?
明朗会計だけどこれではソンテウ8バーツには勝てないのでは・・・。(でもさっきの私のようなまったくノープランの無謀な例もあるから観光客にはいいのか。)
と当時は思っているが、2024年の再訪時はなかなか黄色のソンテウが来ず、結局この100バーツトゥクトゥクにお願いした。これぞ中年の旅である。

貨物車を眺めながらおやつ。

チャチュンサオジャンクションというだけあり鉄路のハブ、いろんな車両がいた。



バンコクでもよく見るベニバトみたいな小さな鳩。

乗る予定の15:34発はなかなか来ない。駅員さんが何やらクルンテープ行きがどうとか案内していて、ちらほらと停車中の列車に乗る人たちが。


一応バンコク行きなのを確認する・・・。

結構快適車両だった(ボロいけど)。

座ってしばらくしていると、隣のホームをバンコク方面に列車が通過していく。しまった、あっちが先発だったか!・・・でも15:34発はここが始発ではなかったので、おそらく座れなかったろうと思われる。バンコクまで1時間半立つのはキツい・・・。
車内販売のおばちゃんから若いマンゴーを買った。花のようにカットされていて可愛いが、パッサパサに乾いていた。笑

ついでに「この列車はクルンテープ行きですか?」と聞いてみたら通じた。やった!おばちゃんには「バンコック」と言われたけれど。
帰りは疲れもあって、ぼんやり原野を眺め駅を眺め、途中うとうとしながら帰った。




またARLと一緒になる。

徐々に街場が近づいてくる・・・。

アソークで雨が降り始め、BTSに乗り換える頃は大雨で絶望のまま帰宅したが幸い家の辺りは小雨程度だった。
夜はもう出かけず、家でマナオソーダ割りでちょっとだけ焼酎を飲んで、三連休明けショックに備えて就寝。久々に涼しいと思える夜だった。
バンコク滞在の間、ここほど気に入って何度もリピートした場所はなかった。そのバーンマイ百年市場に初めて出会ったのがこの時だった。コロナ禍を経て2024年、久しぶりにバンコクを訪れた際にもやっぱりここに行ってしまったのだった。
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